
【今週の『キングダム』の話題は?】趙に追われた河了貂、地に伏す……? 信・蒙恬・羌瘣が脱出に成功するも戦況は芳しくない「囮の軍勢」〈886話〉
『キングダム』は「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の、紀元前中国 戦国時代の大河ロマン。作者は原泰久先生で、今年は連載20周年のメモリアルイヤーとなっています。
そしてこの8月は、実写映画『キングダム 魂の決戦』で日本中が熱く湧きましたね! 9月1日時点の推定興行収入は64億円。リピーターも多いですし、今後も記録が更新されそうです。
そんな『キングダム』ですが、ここでは9月3日(木)発売の「週刊ヤングジャンプ(2026.9.17 No.40特大号)」に掲載の、『キングダム』最新886話「囮の軍勢」のあらすじを振り返っていきます。加えて、SNSでの反響もご紹介しますよ!
さあ、一緒に信たちの動向を追っていきましょう!
※本記事には最新話のネタバレが含まれます。コミックス派やアニメ派、映画派の方はブラウザバックをお願いします。また、「ヤングジャンプ」をこれから読むという方も同じくです。
信・蒙恬・羌瘣が脱出成功
現在、「秦趙(しんちょう)大戦」の真っ最中。飛信隊(ひしんたい)は、趙の王都 邯鄲(かんたん)に手をかけます。しかし、李牧(りぼく)軍に囲まれ形成逆転、全滅の危機に。楽華隊(がくかたい)が助けに来てくれたことで、逃亡ルートが開けましたが、全員が逃げることは不可能。幹部だけが脱出をはかることに。周囲に残してきた別動隊との合流を目指します。
一方、飛信隊 軍師 河了貂(かりょうてん)は、必ず信を逃がすと決意。自らが本隊を率いて囮(おとり)になります。
合流に成功
今話冒頭は、蒙恬(もうてん)率いる楽華のようすから。飛信隊救助の際に待機組だった楽華の兵たちは、「蒙恬様だァ」と喜びの声。将軍 蒙恬を先頭に、愛閃(あいせん)・陸仙(りくせん)ら騎馬兵たちが、砂煙をあげながら待機組の元に戻ってきます。涙を流して無事を喜ぶ者、兵数が思ったより残っていたことにほっとする者。場はわきたちます。
しかし顔はくもるばかり
帰還した群れの中には、信・羌瘣(きょうかい)ら飛信隊 幹部の姿も。脱出成功! ということで、待機組の兵たちにねぎらわれるのですが、浮かない顔です。それはそうですよね、多くの兵を残して自分たちだけ逃げてきたのですから。
周囲の兵たちに、「(ここに来ていない兵は)俺達将と将校を逃すために囮となって敵前に残った」ときっぱり説明する蒙恬。感情を圧し殺した厳しい顔つきです。そのうえ信を気遣い、河了貂を残してきたことも皆に伝えます。
信は暗い顔で視線が下がったまま。ここに至るまでの自分の責任が伸し掛かるとともに、河了貂の顔と思い出がちらつきます。心配ですが、信じるしかない!
「お前の番だぞ テン——」と心の中で叫び祈るのでした。
河了貂の死?
一方、そのころの河了貂は? というと、趙の英傑、趙忽(ちょうこつ)軍に追われています。
痛々しい囮
多数の兵を率い、”信たちが自分の群れにいる” という嘘を演じながら逃げる河了貂。しかも、部分的に群れを切り取り、別動隊と見せかけて逃しています。あくまでも、敵を自分に引きつけ、なるべく多くの者を助けようということなのでしょう。
河了貂、作戦の失敗の責任を感じているのでしょうが、痛々しいですね。そこに、雨が降り出します。
カイネの心
趙忽軍の後ろから、秦軍(河了貂が率いる軍)を追いかける、趙のカイネ軍。秦兵たちの死体が無惨に転がるのを横目に、馬を進めます。軍内の兵たちは、「ちょっとやりすぎじゃねぇか?」「今から行っても俺らが入り込む隙間はねぇぞ」など話しながら、手柄が取れないことを気にしているようす。
カイネはそんな兵たちに檄を飛ばし、歩みを前に進めさせます。カイネもやはり手柄が欲しいのかと思いきや、その心中にあるのは河了貂のこと。この状況で敵に情をかけるなんて、軍人としては駄目。でも、人間です。勝手に、心が揺れ動いてしまうのです。
河了貂を自分の妹と重ねて感じてしまうカイネに、趙忽軍がすぐ前に駐屯していることが知らされます。駐屯ということは、秦攻めが終わったってこと? そこに報告の続きです。
「追っていた敵は… 殲滅(せんめつ)したと」
そのとき、カイネは、地面に倒れた河了貂とその馬を目にするのでした。
今回はここまでとなります。
SNSには、「つらすぎる」「河了貂、死ぬの? 嘘でしょう?」「河了貂には報われて欲しかったのに」「原先生、エグすぎるよお」など、叫び声がいっぱいです。ここまで主人公サイドが苦難を味わう作品、なかなかないですよね。ああ、河了貂……。続きが気になります!



























