
「最後は気持ちよく帰ってほしい」──舞台「呪術廻戦」-渋谷事変 前編-虎杖悠仁役・佐藤流司さん&七海建人役・立花裕大さんが語る「渋谷事変」に向けた想い【インタビュー】
芥見下々先生による漫画『呪術廻戦』を原作とした舞台「呪術廻戦」(「じゅじゅステ」)。その最新作となる舞台「呪術廻戦」-渋谷事変 前編-が、いよいよ2026年11月14日(土)に開幕を迎えます。
物語の大きな転換点となる「渋谷事変」を舞台上で描く本作には、これまでの「じゅじゅステ」を支えてきたキャスト陣が集結。アニメイトタイムズは、シリーズ第1作となる舞台「呪術廻戦」から虎杖悠仁を演じる佐藤流司さんと、前作、舞台「呪術廻戦」-懐玉・玉折-から七海建人を演じる立花裕大さんにインタビューを実施しました。
これまでの公演を経て、改めて感じる虎杖悠仁と七海建人の魅力やキャラクターへの向き合い方。そして佐藤さんが「虎杖にとって苦しく、精神的にもつらい戦い」と語る「渋谷事変」に挑む心境とは。
舞台ならではの表現への期待や、お互いに感じている役者としての魅力などもたっぷりと語っていただきました。佐藤さん&立花さんが語る本作への思いに注目です。
「毎回新しいチャレンジをずっとし続けているんです」
──「-渋谷事変 前編-」への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
七海建人役・立花裕大(以下、立花):僕は本当にナナミン(七海建人)のことが大好きなので、今回も演じさせていただけることは、とても嬉しいです。
これはナナミンの話をするたびに言っていることですが、実は僕はナナミンと誕生日が一緒なんですよ。それもあって勝手にシンパシーを感じています(笑)。特に今回の「渋谷事変」はナナミンにとって大事な物語なので、出演が決まった時から「しっかり演じきりたい」という気持ちが日々、強くなっています。
虎杖悠仁役・佐藤流司さん(以下、佐藤):今回に関しては、もちろん今まで以上に楽しみですし、ずっと演じたいと思っていたところではあるんですが……それ以上に「怖いな」という気持ちが大きかったです。虎杖にとって苦しく、精神的にもつらい戦いになるので、そういった不安や恐ろしさは公演前の今から感じています。
──脚本を読んだ印象はいかがでしたか?
佐藤:現状、まだ全体をざっくり読んだくらいではありますが、原作に対して忠実に表現されているという印象を受けました。冒頭のシーンからいきなりアツく始まるので、そこも個人的には印象深かったです。
立花:今回、伏黒甚爾役で出演もされる久保田悠来さんが脚本を担当されているんです。流司が言った通り原作に忠実なんですが、忠実な中での描き方や展開の魅せ方がとても素敵だなと思いました。どんどん引き込まれていくような構成になっていると感じています。
──今回、舞台ならではの表現として楽しみにされている部分はありますか?
立花:全部ですね(笑)。ここはどう描くんだろう、と全部が気になっています。漫画もアニメも迫力のある描写になっているエピソードなので、それが舞台ならではの素敵なものになっていくことを楽しみにしています。
佐藤:前回の「-懐玉・玉折-」って、床はLEDでしたっけ?
立花:床はLEDじゃなかったかも……? 照明に関して言えば、結構シンプルだったんです。でも逆にシンプルだからこそ、影を使って表現するなどの工夫がすごくおしゃれで。そんなビジュアル的な演出は劇場に入ってから初めて見えてくる部分もあるので、そこも楽しみですね。
佐藤:舞台「呪術廻戦」は毎回新しいチャレンジをずっとし続けているんです。同じセットで同じような演出をするのではなく、その作品の話の軸に合った演出方法や舞台ならではの手法を取り入れているんですよね。それはやっぱり、演出家の小林顕作さんの手腕が光るところだと思います。今回も今までの舞台「呪術廻戦」にはなかった新しい演出があるんじゃないでしょうか。
──これまでの公演で、「これぞ『じゅじゅステ』だ!」と感じた印象的な演出はありますか?
立花:顕作さんが演出するからこそ、どこかに必ず「顕作さん節」が入っていて、僕はそこが好きですね。原作に忠実な部分はしっかりありつつ、ちょっとした遊びの部分も入れている。だからこそ舞台として総合的に面白いものになっていくのかなと思います。
佐藤:俺が今パッと思いついたのは、舞台「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-の花御戦の時に壁を走ったことですね。今回も虎杖悠仁らしく、できるだけフィジカルにものを言わせていきたいです。

































