
「アニメが大好きな人たちの夢がいっぱい詰まっているなと素直に感じました」──アニメ『dreamland(ドリームランド)』放送直前 エーヴ役・田野アサミさん×リディア役・本渡楓さんインタビュー
お互いの演じるキャラクターの印象は?
──ご自身の演じるキャラクターの役どころと魅力を、それぞれ教えてください。
田野:エーヴはさっき言った通り、インフルエンサーで、やっぱりフォロワーとかいいねという数字に凄くこだわっている子なんです。だけど、やっぱり友達想いな部分もきっとあるんだろうなと。自分も想われたいから、人のこともちゃんと想える。要所でテレンスにはちょっと強くあたっていますけど(笑)。
リディアと話している姿を見ると、信じた相手には根っこはめちゃくちゃ優しい子なんだろうなという部分もありますね。ちょっと強くてきつい女の子に見えがちなんですけれど、可愛らしい優しい部分もどこかで見せられたらいいな、寄り添っている感とか。
現時点では私は(収録が)3回目なんですけど、この先にそういうシーンがあったら見せていけたらいいなと思っています。
──「集合的無意識」やユングといった用語を見ると、エーヴもこのあともしかして……?といった、いま見えていないところが見えてくるんじゃないかという期待もあるなと。
田野:そうなんですよ。だから、第1話の収録時に「この子インフルエンサーなんだよ」って久保さんに教えてもらって「その後に実はこういう感じで、彼女はこういうふうに何かがあるよ」というように言われて「ええええっ!?」と。
しかも、どういうことなんですか? って聞いたら、これがきっかけでこうなって、彼女はこうなんだよって。言葉にしちゃうとネタバレだから言えないんですけど(笑)。
私はそこである意味、もうひとつプラスで、自分の演じる役についてのヒントをもらい、彼女はそれでそういう風に……もう言えないですね(笑)。
一同:(笑)。
──そんなエーヴの友達、リディアの魅力と役どころはいかがでしょうか。
本渡:リディアは主人公テレンスが想いを寄せる友人であり、クラスメイトです。リディア自身はすごく穏やかで優しく、人当たりもよく、すごく魅力的な子で、きっといろんな人にモテる。男女問わずモテる子なんだろうなという風に思っています。
──放送前ということで、お話できることが中々ないと思うんですが、テレンスに対しての想いなどは、どういった形で捉えられたうえで演じられていますか?
本渡:どういう関係性なのか、リディアはテレンスの好意に気付いているのかとか、じゃあリディアはテレンスをどう想っているのかというのは、アニメをご覧いただくと見えてくるかもしれません。どんな立ち回りかというのは、ご覧いただきたいなと思います。
──そんなエーヴとリディアは親友同士という立ち位置ですが、演じるお二人はそれぞれのキャラクターに対して、どのような印象を抱かれていますか?
田野:まっすぐな少女のような、すごく女性らしくて可愛い子だなと思います。個人的に、私には持っていないものをたくさん持っている女の子だなと思うので、かっこいいといった憧れとはまた違う「こういう女の子って素敵だな」という感覚でした。優しい、本当に。
──逆に、本渡さんから見たエーヴはどういった印象でしょうか?
本渡:アフレコしたりしていると、努力家なんだろうなあ、と感じます。アサミちゃんも言っていましたが、結構快活で強い女の子に見えますけど、本人はすごく優しさがあって、周りも見えている。
特に親友としてのリディアに対しては心配もしてくれるし、すごく寄り添ってくれる子。寄り添い方がわりと明るかったり、はっきり物事を言ってくれる子なので、すごく良い二人組だなと、演じていて感じます。
──努力家も本当に、1話でいうと食事のところもそうですよね。自分だったら食べてしまうと思います(笑)。
二人:うんうん。
田野:本当は食べたい。みんな絶対食べたいし、おいしいし。
本渡:うん。
田野:だけど、そこを我慢できる心の強さだったり、覚悟みたいなのが彼女の中にはある。かっこいいですよね。
──そう考えると、そういったところも「なぜそうなのか」というのが今後気になってきますよね。
田野:……言えないですね(笑)。
一同:(笑)。
──ファンタジーなわくわく感もある一方で、トラウマなどダークな一面も描かれている本作ですが、実際に演じられたうえで世界観や印象に変化はありましたか?
本渡:私は漫画を読ませていただいて知っていたので、大きな変化はなかったです。良い意味で。思い描いていた世界があったので、その表現ができる作画力とかコストというのは、すごくかかっているんだろうなと。すごく力の入った大きな作品だなと感じました。
田野:テレンスのダークなトラウマの部分とドリームランドのふわふわとした部分が、真逆なぐらいに全然テンションが違ったので、最初のアフレコ時に正直驚いたのと、ドリームランドで一体何ができるんだろうという疑問はありました。
1話では私はまだ「きっと、これはこうなんだろうな」というのは明確にはわからず、「寝たら行けるのか? じゃあ、その先に何があるんだろう?」というわくわくと楽しみが1話の印象ですね。
──1話は本当に謎だらけですよね。
田野:本当にそうですよね。きっと、この炎……どこまで言えるのかな、まだ放送が始まってないですもんね。テレンスが怖がっているこれが、きっと何か作品に関わってくるのかなと。
要素はあるけどハッキリ「これだ!」と言えるものは見つけられていない気もしました。これからドリームランドとテレンスの怖がっているものが、どうお話に作用されていくのか、ファン目線で「どうなってく? しかもこれ誰なんだろう?」とか「この人、良い人なのかなあ?」とか考察しながら見ている感じでした。
──現時点で、お二人から見てテレンスはどのように映っていますか?
本渡:引っ込み思案で勇気がない人(笑)。
田野:おおー。
本渡:もうちょっと、ガッと何か一歩踏み出せたら一気に世界が変わる人だな、というのは見ていて感じます。
──今のお話って、リディアから見たテレンスそのものですよね。
本渡:何とは言わないけれど、言葉にしたら一気に世界が変わる。周りも変わるけど、臆病でなかなか言えない人なんだなあ……という印象ですね。でも、秘めている才能とか想いは本物で、本当はすごく強い人だなというのもわかっています。
田野:私は「何こう、うじうじしてんの、ハッキリしやがれ!しなよ!」みたいな(笑)。「なんでここにいるの!?」とか「何でそのタイミングでそこにいるの!?」というような、そういう印象がテレンスにはあります。エーヴも、リディアのことが大好きな分「うちのリディアに何!?」みたいな気持ちは強いのかなと。
──明らかに嫌がっているというわけではなく。
田野:嫌いとかでは、多分ないんだろうけれど、面倒くさいなーという風に思っているのかな? と。「何だこいつ」みたいな。それがまた、どう変わっていくのかというのも楽しみですね。

































