
秋アニメ『とある暗部の少女共棲(アイテム)』華野超美役・菱川花菜さんインタビュー|「この作品は結構ストッパーを外して、思いっきりやっていいんだ」可愛い女の子たちの、女の子らしからぬ言動に萌える!?
著:鎌池和馬先生×イラスト:はいむらきよたか先生によるライトノベル『とある魔術の禁書目録』に端を発した「とある」シリーズ。
『禁書目録』だけでなく『とある科学の超電磁砲』や『とある科学の一方通行』といったスピンオフ作品も多数アニメ化されている人気シリーズですが、2026年秋からはそのひとつである『とある暗部の少女共棲(アイテム)』(著:鎌池和馬先生×イラスト:ニリツ先生)のTVアニメが放送中です。
アニメイトタイムズでは、学園都市の暗部組織のひとつ“アイテム”に所属することになる、あらゆる要素を同一化する変装専門家・華野超美を演じる菱川花菜さんへのインタビューを実施しました。
収録では、ディレクションをきっかけに“勢い”を大事にしたという菱川さん。これから放送される『少女共棲』の魅力はもちろん、ご自身が演じるキャラクターの印象、作中の注目ポイントなどについて語っていただきました。
新しい要素を与えてくれる、引きが強いキャラクター
──『少女共棲』は長い歴史のある「とある」シリーズのアニメ化作品です。新たに参加することになられたかと思いますが、『少女共棲』という作品の第一印象をお聞かせください。
華野超美役・菱川花菜さん(以下、菱川):主人公に敵対していたチームが新シリーズで主人公になり、そこに焦点を当ててもらえることってなかなかないことだなと思います。私も一ファンとしてすごく嬉しいニュースでした。
今までとはちょっと違うダークさがあり、必ずしも主人公率いるチームが正しいことをするわけでもないというのが、この『少女共棲』の魅力だなと。その特性をぜひ皆さんに楽しんでいただけたらなと思っています。
──ご自身が演じられる華野超美の第一印象はいかがでしたか?
菱川:華野の第一印象は、気弱な性格の子なのかなと思いました。目がちょっとタレ目になっていて、眉もちょっと困り眉になっているので、口喧嘩だったらすぐ負けそうだな、と(笑)。
「アイテム」のみんなは結構派手目な、我が強い印象があるんですけど、華野はその我が強いメンバーとは打って変わって、引きが強いキャラクターだなと思っていて。
このどこにでもいそうな平穏な感じが『少女共棲』に新しい要素を加えてくれているな、という印象がありました。
──華野は変装と潜入の専門家ということで、いろいろな人物に変装する機会があることを予感させます。また、ちょっと間が悪い発言や行動がある点も特徴ですが、演じるときはどんな部分を意識されていますか?
菱川:最初にメンバーから“チワワみたい”という説明があったので、結構そこを意識しました。
私の個人的な印象ですが、チワワは身体が小さくておこりんぼうというか、怖がりなのに立ち向かおうとするみたいな、そういう健気で可愛い部分があるなと思っていて。それを華野に足してみよう、という部分がありました。
あと、やっぱり「アイテム」の中で、落差というか緩急をつけたかったので、本当にどこにでもいそうな等身大の女の子を意識しました。なので、あまり味付けせずに、ナチュラルな感じでお芝居させていただきました。
──麦野やフレンダ、滝壺、絹旗といった他の「アイテム」メンバーの印象を教えてください。
菱川:麦野は、“「アイテム」といえば麦野”というぐらい、リーダーとして完璧な人物だなと思います。完璧すぎてちょっと怖いというか、何を考えているのか分からない部分もあるので、怖いなと感じることもあって。でも、タイトルにもなっている主人公チームに「怖い」という感情を抱かせるのはすごく珍しいと思います。大体は親近感であったり、正義の味方でこの人だったら頼りたいという感情を抱きそうなのに、「絶対に近付きたくない!」って思うぐらいですから(笑)。本当に暗部たらしめる存在だと思います。
フレンダは、そんな暗部の中にいる一筋の光です。フレンダが何か言うたびに画面がパッと明るくなりますし、一番キャピキャピしている10代の女の子の要素を取り入れてくれる子だなと。本当にフレンダがいなかったら結構ダークな、暗いチームになっていたと思うので、フレンダがもたらしてくれる明るさや、“女の子たちがこういうことをやっています”という部分を伝えられるのは、すごくありがたいなと思います。
滝壺は、麦野のことが大好きな女の子で、この2人の相思相愛感というか、言わなくても何を求められているかが分かる、察しの良さみたいなのがすごいなと。口数が少ないのに何でそれが分かるんだろう?と思ったり、その少ないセリフの中で滝壺の一言がちゃんとこの環境に鋭く影響したりしているのが、すごく良いスパイスを与えてくれるキャラクターだなと感じます。
絹旗は、一番「アイテム」の中で謎な人物だなと思っています。絹旗がこの「アイテム」に加入される経緯も描かれていますが、結構さらっと入るのに、なぜか前からいたような親和性があって。本当に動揺もしないですし、“これからよろしくお願いします”とスッと「アイテム」に入ってくる感じが人間らしくもあり、人間らしくないキャラクターだなと。ミステリアスで、もっと知りたいと思わせてくれるキャラクターだなと思います。































