稲村優奈さん＆花村怜美さんのユニット、sorachocoが誕生日記念イベント『sorachoco☆Tea Party』を開催。昼夜別メニューのステージにファン大満足！

　稲村優奈さんと花村怜美さんのユニット、sorachocoの二人の誕生日は稲村さんが7月11日、花村さんが7月3日ということで7月13日、東京・初台The Doorsにてバースデーライブイベント、『sorachoco☆Tea Party』が行われた。これまで何度もライブイベントを開催してきた二人だが1日2ステージは初めてとのこと。また昼の部を「太陽のリズム」、夜の部を「月のメロディ」と名付けて、二人がそれぞれのステージをプロデュースした。昼と夜では曲順や演奏曲も一部違うなど工夫されたライブになった。

●『アニぱら』トリオからのコメントも！充実したイベント

　会場が暗転すると二人の1歳から成長の過程がひと目でわかる写真が次々と映し出され、会場からは「かわいい！」、「今と変わらない」などの声が上がっていた。

　1曲目はミニアルバム『sorachoco』の1曲目、「Attention Please！」。初っ端からアッパーなナンバーからライブは始まった。テンポのいい曲やミディアムチューンなどを交えてsorachocoらしいハーモニーを奏でる。
　もちろん歌だけでなく、いろいろな企画があるのが『sorachoco☆Tea Party』。今年4月に開催した、“sorachocoバスツアー”から生まれた、sorachoco学園校歌が完成したので会場の皆さんと歌うことに。ステージのスクリーンに歌詞が映し出されるとザワザワした雰囲気になったが、すかさず「ここに出ている1番だけしかありませんから」と稲村さんがにっこり話すと会場には安どの空気が流れた。

　みんなで元気に合唱して盛り上がった後はそして二人が舞台袖に消えるとステージ中央のスクリーンには花村さんが登場。テレフォンショッピング風に稲村さんデザインのTシャツなどのグッズを紹介した。コミカルな表情と演技に場内は爆笑。

　そんな空間が一転する。次に歌ったR＆Bテイストの「Miss Primrose」などで落ち着いた雰囲気に。二人の表情もこれまでに見られない大人っぽい顔になっていた。

　「遥かなストーリー」の後のMCコーナーではサプライズでお誕生祝いのケーキが出された。ビックリした表情の二人だったが、会場の「Happy Birthday」の大合唱の中、3本のローソクが灯ったケーキの火を一気に吹き消した。その場でケーキのイチゴをつまんで口に入れると「おいしい」とニッコリする稲村さん。花村さんも一緒にかわいくつまみぐい。ステージの横には白いテーブルとイスが置かれ、お茶が入ったティーカップが運ばれてきて、イベントタイトル通り、お茶を飲みながらまったりとトークをした。そこで素敵なプレゼントがありますと知らされるとバースデーメッセージがスクリーンに流れた。後輩の日高里奈さん、松元環さん、そして同じ誕生日の井ノ上奈々さんと、酒井香奈子さん、鷲崎健さんの『アニぱら』トリオから次々にコメントが寄せられた。「今度は合同でお誕生パーティをやりましょう！」という井ノ上さんの提案に来年の誕生日への期待が膨らむ。

●新曲も披露！会場が一体となって盛り上がる！

　そして二人からもみんなへのお祝いのお返しとして新曲を披露した。「まだレコーディングも終わっていない曲ですけど、いつか形にできたらいいな」と花村さん。終盤を迎えた「風の丘、戻れない夏」。この曲は稲村さんが初めてラジオパーソナリティーを務めた番組のOP曲のカップリング。人前で歌うのは初めてだそう。続いては稲村さんのソロ曲「I☆アイ☆愛言葉」と、花村さんのソロ曲「蒼い月」でお互いにコーラスで参加しあった。かわいらしくキッチュな感じの「I☆アイ☆愛言葉」と、せつなくアダルトなムードが漂う「蒼い月」と対照的な曲が並び、sorachocoの個性と可能性を表していたブロック。本編のラストを飾るのは二人にとって印象深い曲であり、ずっと大切にしたいと語る 「A LIFE WITH THE STAR」。想いを込めて熱唱した。

　アンコールでは稲村さんデザインのイベントTシャツを着てステージに登場。まぶしいスポットライトの中、ライブの楽しさのあまり、明るい笑顔が絶えない二人。バースデーライブが終わるのは名残り惜しいけど、最後はsorachocoらしく元気に「Sunnyday's Magic～いつだって晴れてる～」を歌った。「またね～！」と元気にステージを去る二人。二人の誕生日パーティが終わると、夏娘の二人が呼び込んだかのように本格的な真夏の扉が開いた。

Live■SET LIST（昼の部「太陽のリズム」）