【速報】攻殻機動隊 ARISE製作発表会にて、坂本真綾さんはじめキャスト情報などが初公開！　本編は全４部作！

　2013年2月12日、六本木のnicofarreにて、『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』（以下、攻殻機動隊 S.A.C）シリーズ最新作『攻殻機動隊ARISE』の製作発表会が行われた。

　本発表会は2部構成となっており、第一部では『攻殻機動隊 S.A.C』のオンラインゲーム新作の発表会が、2部では映画『攻殻機動隊ARISE』の発表会となっている。

　今回のレポートでは。第一部と第二部で発表された内容を速報レポートとしてお届けする。

　第一部のオンラインゲーム発表会では、ネクソン代表取締役・チェスンウ社長が登壇。ネクソンよりPCオンラインゲームとして配信されることが発表された。中国で300万人が遊んでおり、日本でも多大な人気を誇る『アラド戦記』を手がけているネオプルグループが製作に携わる。

　詳細については、チェスンウ社長に代わり、ネオプル代表取締役・カンシンチョル社長から語られた。ジャンルについては、攻殻機動隊の仮想体験、臨場感あふれる銃撃戦とアクションが楽しめるFPSとなる。通常のFPSに加え、ハッキングの要素や、タチコマなどの人工知能キャラクターと協力プレイなど、従来の概念を覆すサイバーアクションになるとのことだ。また、擬態改造による強化など、攻殻機動隊らしい要素も含まれている。正式なジャンルはサイボーグシューティング＆アクションだ。

　ゲームでは没入感を重視し、プレイヤーは攻殻機動隊の主人公となり、映画のワンシーンを実際に体験できるかのような感覚になるそうだ。なお、サービスの予定は2014年上半期。1年以上先ではあるが、世界中の攻殻機動隊ファンやFPSファンにはたまらない情報だろう。


　続く第二部では、総監督・キャラクターデザインの黄瀬和哉さん、シリーズ構成・脚本担当の沖方丁さん、Production I.G代表取締役の石川光久社長、慶應義塾大学 政策・メディア研究所特別招聘教授の夏野剛さん、角川アスキー総合研究所 取締役 主席研究員の遠藤諭さんが登壇した。

　今回の『攻殻機動隊 ARISE』はシリーズ第4弾となり、そのはじまりの物語を描いていく。舞台は『S.A.C』の3年前、2027年の世界だ。総監督・キャラクターデザインには黄瀬和哉さんが、2Dアニメの力を見せつけると意気込んでの監督となる。脚本・シリーズ構成は冲方丁さんが担当。音楽はコーネリアスが担当と発表された。

　初公開となるPVでは、主人公・草薙素子の所属が「公安九課」でなく、「陸軍機密部隊【501機関】」所属となっており、さらにPVの途中では荒巻に銃を向けているシーンが登場した。公安九課が設立の話が描かれるのだろうか？



　さらに、一新されたキャスティングも発表された。

草薙素子：坂本真綾
バトー：松田健一郎
トグサ：新垣樽助
イシカワ：壇臣幸
サイトー：中國卓郎
パズ：上田燿司
ボーマ：中井和哉
荒巻大輔：塾一久

　キャスト発表に併せ、今回素子役を演じることになった坂本真綾さんがスペシャルゲストとして登壇。素子を演じることになった感想や、意気込みなどを語ってくれた。

　そして最も気になる映画の公開日だが、『攻殻機動隊 ARISE』は全4話の構成となり、各話50分。そのうちの第1話が2013年6月22日（土）に映画・BD先行発売・有料配信の3つで公開される。映画は六本木ヒルズ、新宿バルト9ほか、全国の各映画館で順次公開。前売り券は3月30日より発売だ。なお、先行発売のBDにはシナリオ集が付属する予定となっている。

　さらに、7月26日には、BD＆DVDの一般販売がスタート。また、映画の公開に先駆け、3月13日発売の「月刊ヤングマガジン」第4号から、オリジナルストーリーの『攻殻機動隊 ARISE』がコミックで描かれていく。

　発表会の最後には、OP映像も公開。様々な情報が公開された製作発表会となった。

　なお、今回の発表会については、後ほどさらに詳細なレポートをお届けするので、そちらの記事も楽しみにしていただきたい。