アフィリア・サーガ特集2 オリコン1位を目指して

アフィリア・サーガ特集 第2弾 チャレンジ1 「SURVIVE!!」オリコン1位を目指して

昨年11月にリリースされたアフィリア・サーガの9thシングル「SURVIVE!!」。「オリコン1位獲得」を目標に掲げて9日連続などの大キャンペーンを展開した。その結果は? そこでメンバーたちが見つけたものは? あの熱い秋の日々を4人が改めて振り返る。

<b>アフィリア・サーガ</b><br>魔法学院をコンセプトに全国展開中のカフェ&レストラン「アフィリアグループ」の池袋店、上野店、六本木店、新宿店を代表するメンバーで構成された、11人組の学院型ガールス・ボーカルユニット。志倉千代丸と桃井はるこのWプロデュースで、振り付けをラッキィ池田が担当。2008年に結成されて、2009年にデビュー。

アフィリア・サーガ
魔法学院をコンセプトに全国展開中のカフェ&レストラン「アフィリアグループ」の池袋店、上野店、六本木店、新宿店を代表するメンバーで構成された、11人組の学院型ガールス・ボーカルユニット。志倉千代丸と桃井はるこのWプロデュースで、振り付けをラッキィ池田が担当。2008年に結成されて、2009年にデビュー。

■ キャンペーンでほっぺのツネリ方まで話し合いました

――「SURVIVE!!」でオリコン1位を獲るために、特別にやったことはありましたか?

コヒメ:1位は関東圏での1位ではなく、日本全国での1位というのが心にありました。私たちは関東中心に活動していて、より北のほう、より南のほうには、なかなか行けてない状態だったので。私は福岡出身で地元でアピールできたらと思って、帰省したとき、小倉のあるあるCityさんや、天神のCDショップさん、アニメイトさん、ゲーマーズさん……といろいろなところに行きました。「ポスターを貼らせてください」とお願いしたり、「チラシを配らせてください」って許可を取ったり。



――プライベートで帰省したときに、そういう営業活動を?

コヒメ:プライベートで、たった1人で行きました。アポも何もなしで、ご迷惑をかけたかもしれませんけど、突撃ナントカみたいな感じで(笑)。

――どんなリアクションをされました?

コヒメ:ビックリされました。「まあ、東京からわざわざ」みたいな感じ。でも、福岡の方は温かいので。田舎で「わざわざいらしてくださって」みたいな感じで迎えてくださったから、それに甘えて、ポスターをいっぱい貼っていただくことに成功しました。

――何店舗ぐらいに?

コヒメ:13店ぐらいは。

エミュウ:すごい!

コヒメ:「SURVIVE!!」の曲衣裳で、ポスターを持って回りました。

――あの赤と黒の衣裳で、電車にも乗ったんですか?

コヒメ:衣裳で電車には乗ってません。お手洗いで着替えて(営業に)行きました(笑)。もっともっと頑張って、いつかは福岡公演もできたらいいなと思っているので。

エミュウ:1位を目指すことは全員で決めて宣言しました。目指さなければ絶対に獲れないし、100点を目指さないと80点も獲れない感じもあって。力を合わせて9日連続キャンペーンもやった中、いかにいろんな人に来てもらうか? 1日目に来て2日目も「また来たい」と思ってもらうにはどうしたら? と考えました。いつもと同じことをするだけじゃつまらない。「この日の衣裳は部屋着にしよう」とか「この日は私服で雰囲気を合わせて」とか、意見を出し合ったり。「SURVIVE!!じゃんけん」という特典会のお仕置きも、「ほっぺをどうツネったら喜んでもらえるか?」って(笑)。

アリア:真剣に話したよね(笑)。

エミュウ:みんなで本番前に話し合ったり、特典会も含めて、どうやったら楽しんでもらえるか、すごく考えました。

――楽屋で実際にツネり合いつつ考えてたんですか?

エミュウ:やってました(笑)。コヒメちゃんのツネり方がうまくて、「お手本を見せて」とか。「お仕置きしちゃうぞ♪」みたいなかわいいセリフも、普段言わないメンバーも頑張って言ってました。

アリア:頑張ったよ(笑)。

エミュウ:9日連続でも皆さんを飽きさせないように。みんなダンスやライブを頑張ってきたけど、キャンペーンにも力を入れて、それぞれの個性を出したと思います。

アリア:キャンペーンはたくさんあって、9日間連続以外の土・日とかにもやって、内容はいろいろだったんですけど、握手会が中心。ライブのときも握手会はやってますけど、先輩(=ファン)たちと「もっといろんな話がしたいな」と思ったんです。普段は「来てくれてありがとう」とか「ライブどうだった?」と聞いてますけど、先輩1人1人のお話をいろいろ聞いて、より先輩方のことを知れたと思うし、9日間連続で「また明日」と言えるのがうれしくて。メンバー同志の絆も深まって、先輩方との絆も深まったキャンペーンだったなと、今思います。

――ファンの方に言われたことで、印象的なこともあります?

アリア:私はよく「どこから来たんですか?」と聞くんですけど、東京でのキャンペーンに全国の各地から来てくださった方がたくさんいて、本当にうれしかったです。1位を獲ってアフィリア・サーガを多くの人に知ってもらったら、今度は私たちから全国のいろんなところに行けるようになりたいなーと、強く思いました。

アヤミ:私は地方出身なので、好きなアイドルやアーティストさんがいても、インターネットでしか情報を知り得なかったんですよ。「今何してるのかな?」とか「ツアー中かな?」とかも、遠いと分からなくて。だからキャンペーンでは、お会いした人たちに「ありがとう」の気持ちを込めて、ブログやツイッターは毎日欠かさず更新してました。そこは絶対にやろうと。キャンペーンは体力的にキツかったりもしますけど、どうしても書きたかったんです。来てくれた人たちのためにも、来られなかった遠くの人たちにもメッセージを発信したくて。「今日はこんな衣裳だったよ」とか「こんな人が来てくれたんだよ」とか。それを欠かさないように、個人的に頑張りました。

<b>アリア・M・ミルヴァーナ</b><br>3月6日生まれ、AB型、159㎝。池袋店所属。

アリア・M・ミルヴァーナ
3月6日生まれ、AB型、159㎝。池袋店所属。

<b>コヒメ・リト・プッチ</b><br>11月24日生まれ、O型、140㎝。池袋店所属。

コヒメ・リト・プッチ
11月24日生まれ、O型、140㎝。池袋店所属。

<b>エミュウ・ヴァイルシュミット</b><br>5月3日生まれ、B型、149.1㎝。六本木店所属。

エミュウ・ヴァイルシュミット
5月3日生まれ、B型、149.1㎝。六本木店所属。

<b>アヤミ・チェルシー・スノウ</b><br>10月15日生まれ、O型、160㎝。六本木店所属。

アヤミ・チェルシー・スノウ
10月15日生まれ、O型、160㎝。六本木店所属。

■ 何度も激突しながらメンバーの絆が深まりました

――「メンバーの絆も深まった」という話も出ましたが、それはどんなときに感じました?

エミュウ:今までのアフィリア・サーガの目標より、すごく高いところを目指して、最初は「本当に私たちが1位を獲れるの?」みたいな不安でいっぱいでした。若干「ムリだよ」みたいな言葉も聞いたから、少し後ろ向きになっちゃって。だけど人数も多いんだし、「みんなで一丸となれば絶対できる!」ってミーティングをしました。「気合いが足りない!」みたいなことも言い合って、おのおのが意識を高めて臨んだので、絶対に絆は強まったと思います。

コヒメ:よくファンの方から冗談を込めて「仲のいい子は誰?」とか「仲の悪い子はいる?」と聞かれますけど、毎日のように一緒にいるから、仲がいい・悪いを通り越して家族っぽいというか、一心同体だと思います。メンバーが1人、体調不良で休んだりすれば、アフィリア・サーガにとってマイナスになるし、アフィリア・サーガにとってマイナスになれば、私にとってもマイナス。何かもう、アフィリア・サーガそのものが私だし、私そのものがアフィリア・サーガ……って感じですね。

コヒメ・リト・プッチ

コヒメ・リト・プッチ

アリア:今までもコヒメの言うように「家族みたいだな」と思ってましたけど、同じ目標に向かって、すごく団結したな……というのがあります。「1位を獲りたい」と言ってから、「ムリだよ」ともたくさん言われました。「大きなことを言っちゃって」とか。ファンの方は「応援するよ」と言ってくださる方がたくさんいたけど、「ちょっと難しいんじゃない?」と思った方もいると思うんです。そんな中で、メンバーみんなで「大きな目標だけど獲りたい!」って、すごく話し合いました。誰かが失敗したら、みんなの失敗。「次は失敗しないためには?」とか話して、意識を高めていった感じ。激突も何度もしましたけど、逆にしないとヤバイじゃないですか。自分の考えを言うのは大事で、注意し合うのも必要だと思ったし。本当にみんなといろんなことを話して、絆が深まったと思います。

コヒメ:みんなけっこう我が強いから、コレって決めたことは曲げたがらないんですよね。

アリア:物事にはいろんな見方があって。その子がいいと思ってやってることも、他の子から見たら違うかも……ということもあるじゃないですか。それはちょっとしたカン違いだったりするんです。でも、ほっとくと問題になるかもしれないから、ちゃんと言い合う。後から考えると「小さいことだったな」と思うんですけど、少し話し合うだけで分かり合えるなと感じました。

アリア・M・ミルヴァーナ

アリア・M・ミルヴァーナ

――アヤミさんも何か主張したんですか?

アヤミ:私あまり言えないタイプです(笑)。人に言われて「ああ、そうだったんだ……」みたいな感じでヘコむタイプ。絆については、キャンペーンの最中に明確に「つながった」と感じることはできなかったけど、終わった後に、ファンの人ともメンバーとも会えない時間があって。メチャクチャ寂しくて、ムダにメールしました(笑)。そこで「こんなにメンバーのことが大事だったんだ」って気持ちになったんです。3日会えなかったぐらいですけど(笑)、毎日メンバーの顔を見て生きてきたので、「あれ?」みたいな。「会えないと、なんでこんなに寂しいんだろう?」と思いました。

――みんなは普段からアイドル活動もしながら、お店にも出ているわけですが、キャンペーンに入ると、体力的には厳しい面もありました?

アリア:辛かったです。アリアはあまり体も強くないし、昨年はいろいろ病気をしちゃって、足も故障したりで、キャンペーンは不安だったんです。体力もつけなきゃと思ったし、風邪もひかないように、すっごく気をつかってました。

コヒメ:私も体は強くないほうで、気を抜くとすぐ体調を崩しちゃうので、気を抜きませんでした。終わったときにフーッと力が抜けて。でも、体調が悪いように見られたくないので、意地でも頑張りました。

アヤミ・チェルシー・スノウ

アヤミ・チェルシー・スノウ

エミュウ:ワンマンライブの練習も重なってたし、キャンペーン中は前後に(プロモーションの)お仕事が入ったりもして、みんなスケジュールがキツキツで大変だったと思います。でも、キャンペーン週はどうしてもお店に入れない分、直前はなるべく入るようにしてました。先輩と直接お話して、「SURVIVE!!」やキャンペーンを勧められる機会なので。家に帰ったら午前零時を回っていて、明日も朝からお仕事……とか、確かに疲れましたけど、私はあまりヒマなのが好きじゃないし。先輩たちに自分たちの曲やサーガメンバーのことを「すごくいい」と自信を持って言えるからこそ、直接会ってお話する機会を作りたかったんです。キャンペーンの後も感想を聴きたかったので、よくお店に入りました。体は辛くても。

アヤミ:私はアフィリア・スターズ六本木店で、普段から出勤率が高いんです。スターズが大好きだし、一人暮らしなので、いっぱい入りたい気持ちがあって。キャンペーン中でも遅番とかで時間があったら、絶対入ってましたね。

――キャンペーンをやった後で、お店に出たんですか?

アヤミ:そうです。前後のスケジュールもみっちり入れて。本当に寂しがり屋なんですよ(笑)。家にいるほうが悶々としちゃう。先輩とおしゃべりしてるとお話も聴けるし、喜んでもらえるし、自分的にも「出て良かったな」と思う瞬間があります。疲れより、そっちのほうが大きいですね。あと、店舗にしか来られない先輩やサーガのイベントしか来れない先輩もいるから、両方に語り掛けたくて。

エミュウ・ヴァイルシュミット

エミュウ・ヴァイルシュミット

■ 団結したのに悔しい結果だけどステップは一つ上がれて

――デイリー1位、ウイークリー9位という結果は、どう受け止めました?

エミュウ:悔しかったです。ウイークリー1位を目標にしていたので、結果達成できなくて。いろんな先輩から「でも、デイリーは1位だったよ」「すごいことだよ」と言ってもらえて、確かに今までのサーガで考えたら、本当にすごいランクです。でも、やっぱり自分たちが掲げた目標に届かなかったのは、すごく悔しい。自分では頑張ったつもりでも、その結果を見ると「もっと頑張れたな」って思いが沸き上がってきて。だから次のシングルとかでは悪かった点を改善して、もっと自分の全力を出して、よりいい結果を出したいと思いました。

アリア:アリアもすごく悔しいんですよ。でも、努力ではどうにもならないこともあるのかなと、ちょっと思ったり。他の素晴らしいアーティストさんがたくさん曲を出されている中で1位を獲るのは難しいな……って。だけど獲りたいし、悔しいし、ワーーーッ!となって(笑)。ただ、応援してくださった皆さんがいるから獲れた順位だと思います。1位ではなかったけど、とてもいい順位をいただけて、それはうれしいです。

コヒメ:メンバー一丸となって、スタッフさんもたくさん手伝ってくださったし、先輩方でもキャンペーンに毎日通ってくださる方もいらっしゃって。本当にみんなで獲った大事な順位なので、まずはうれしかったです。この順位を大事にしたいと思った一方、目標には及ばなかったので、私たちの実力はまだまだなんだと。次につなげていかなきゃと、身が引き締まる思いでした。

アリア:政治家みたいだね(笑)。

コヒメ:たいへん遺憾です、みたいな(笑)。

アヤミ:私もやっぱり複雑。「そうだったんだ……」みたいな。キャンペーンに毎日来てくれたり、100枚も200枚も買ってくれた先輩。スタッフさんも寝ずにいろんな用意をしてくれて、精神的にも体力的に限界まで来てたと思います。そういうのを全部見てたから、デイリー1位を獲ったときに「おめでとう」ってツイッターとかで言われて、その人たちに少しは報いることはできたのかなと。でも、私たちの力が足りなくてウィークリーが獲れなかったのは、申し訳ない気持ちでいっぱいです。一つステップを上がった感じはするので、この経験を生かして、次のステップに行きたいと思います。

アリア・M・ミルヴァーナ

アリア・M・ミルヴァーナ

コヒメ・リト・プッチ

コヒメ・リト・プッチ

PHOTO:梅木麗子 TEXT:斉藤貴志

《DATA》
『Archism』
4月24日発売 5pb.
【豪華盤】CD+DVD(2枚) YZPB-10002 6000円(税込)
【DVD付盤】CD+DVD YZPB-10003 3600円(税込)
【通常盤】CD YZPB-10004 3000円(税込)

東名阪ツアーを開催
【東京公演】5月6日(月)17:00~日本青年館 大ホール
【名古屋公演】5月12日(土)17:00~CLUB OZON
【大阪公演】5月19日(日)17:00~梅田CLUB QUATTRO

アフィリア・サーガ バスツアー~魔法学院・林間学校~
3月16日(土)~17日(日)長野県・白樺湖1泊2日
http://afiliasaga.jp/kiji/404/

【アフィリア・サーガ大特集】
>>【第01弾】 アフィリア・サーガ メンバーの名前の秘密とアニメ愛
>>【第02弾】 アフィリア・サーガ オリコン1位を目指して
>>【第03弾】 アフィリア・サーガ メンバーの人生を変えた挑戦
>>【第04弾】 アフィリア・サーガ 2013年に飛躍するために

>>アフィリア・サーガ オフィシャルサイト

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