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『オオカミ少女と黒王子』スペシャルイベント【昼公演】レポ

盛りだくさんのイベントに大盛り上がり! 櫻井孝宏さん、伊藤かな恵さんらメインキャスト陣出演の『オオカミ少女と黒王子』スペシャルイベント【昼公演】レポート

 2015年5月31日(日)、有楽町朝日ホールにて、TVアニメ『オオカミ少女と黒王子』のスペシャルイベントが開催された。『オオカミ少女と黒王子』は、集英社「別冊マーガレット」にて連載中の八田鮎子さんによる同名人気コミックを原作としたTVアニメで、2014年10月~12月にかけて放送。作中では、ドS王子と見栄っ張り女子のラブコメディーが描かれた。

 そして今回のイベントには、佐田恭也役の櫻井孝宏さん、篠原エリカ役の伊藤かな恵さん、三田亜由美役の茅野愛衣さん、日下部憂役の村瀬歩が登場。開始早々にもかかわらず会場は大盛り上がり。キャスト陣は、アフレコやラジオが終了してから半年くらい経っているそうで、再びこうして集まれたことを喜んでいた。本稿では、本イベント【昼公演】の模様をお伝えしていこう。

●まずは、「シチュエーショントーク」コーナー

 メンバーが出そろったところで、さっそく最初のコーナー「シチュエーショントーク 止まった数字のお題でトーク」。キャストたちが作品について楽しくトークをするというこのコーナーには、数字が書かれた大きなルーレットが用意されていた。ルーレットが止まった数字に基づいて、それぞれお題に沿ったトークをするというコーナーだ。

 まずは、櫻井さん。ルーレットを回し、「最近やってしまった恭也的な行動や発言」について話すことに。櫻井さんは、年に一度携帯のアドレスを整理するそうで、「今1年連絡を取らなかった人を消していくんです。断捨離です」と衝撃の事実を明かした。続いて茅野さんは、「高校時代のエピソード」。高校時代は、クラスメイトよりも別のクラスの友人と仲が良かったそうで、「別なクラスの子と、お弁当を廊下で食べていました」と話した。

 また、イベントやライブで知り合った、学外の友達の方が多かったそう。村瀬さんは「アフレコ現場での印象的なエピソード」。アフレコは、キャスト同士のやり取りが面白い現場だったそうで、日比谷健役の細谷佳正さんについて、「細谷さんは現場によって空気が変わる人で、この作品の現場だと、恋愛的なシーンで『いいな~』って頷いていて、それが印象的でした」と細谷さんについて熱く語り、笑いを誘った。伊藤さんは、見事「篠原エリカの名セリフ」に当たり、ステージ上で名シーンを再現した。

 その後もう一回りルーレットを回したが、伊藤さん以外「キャラクターの名セリフ」の的には止まらず、最後伊藤さんが「みんなもセリフ言ってよ!」と声をかけ、伊藤さんが櫻井さんに言ってほしいとメモってきたセリフを含め、全員それぞれの名シーンを熱演。会場のあちこちから大きな歓声が上がった。

●続いて、「サプライズメッセージ」コーナー

 「シチュエーショントーク」のあとは、「サプライズメッセージ」コーナー。今日イベントに来られなかったキャストやスタッフから届いた手紙が紹介された。まずは、細谷さんからの手紙。「登場人物が人間臭くて大好きな作品です。アフレコ中も、これはいい作品だな、ときゅんきゅんしてました
」と、細谷さんに代わって櫻井さんが読み上げた。

 続いて、スタッフから。シリーズ構成の平林佐和子さんからは、「回を重ねるごとに、健気で打たれ強くなっていくエリカがとても愛おしかったです、原作者の八田先生からは「まさかアニメになるとは思っていませんでした。キャストさんがドラマCDからの続投で嬉しかったです」というメッセージが贈られた。

 そしてここでも、スタッフ2人の一押し名シーンの再現が求められ、キャストが応じるという嬉しい場面も。恭也の「目の前に本物がいるだろ」、エリカの「1回まわって、2回まわって、3回まわって、ワン!」が壇上で実演された。

●「来場者恋愛相談室 エリカ・さんちゃん編」コーナー

 このコーナーは、伊藤さんと茅野さんが、事前に募っていた来場者の恋愛相談に応じるコーナー。「遠距離恋愛」、「出会いがない」、「年上の彼氏に敬語を使ってしまう」、「高嶺の花を好きになった」、「奥手で会話ができない」など、様々な恋愛の悩みについて語られた。

 恋愛という繊細なテーマでありながらも、相談者に挙手を促し質問するなど、自由なやり取りに大盛り上がり。結果、茅野さんが「結局は自分自身の問題だからね」、伊藤さんが「我々は背中を押すことくらいしかできないよ」と根本的にまとめ、終始マイペースな恋愛相談コーナーとなった。

●懐かしい「オオカミ少女とラジ王子 in 有楽町朝日ホール」

 村瀬さんがMCを務め、13回放送された「オオカミ少女とラジ王子」が、本イベントで復活した。まずは「オオカミキャストの叫び」コーナー。事前にキャストから、エリカのようについついついてしまった嘘の内容と懺悔を回収。匿名でボックスに入れられた懺悔内容をランダムに取り出し紹介するという内容。「先輩とのエピソードを適当に聞き流していたら、横から入ってきた人に間違いを指摘されて気まずくなりました」と告白したのは村瀬さん。

 茅野さんは、「シュークリームのクリームが多すぎて、実は半分くらいビニールに残しています」と暴露。櫻井さん「人気ゲームを買ってもらう予定がなくなり、嘘をついたことになった。友人の羨望の眼差しが蔑みに変わった」、伊藤さんは「友達に、観てもいない映画を観たと言ってしまった」と、それぞれ気になっていた嘘に対する“叫び”を吐露した。

 次は「嘘を見破れ ラジ王子チャレンジ」コーナー。キャスト4人のうち1人が嘘をつき、その嘘つきが誰なのかを観客が見破るというコーナー。観客が見事当てられれば景品が贈られる。最初は、“箱の中の物を当てる”というクイズ。中に何も入っていなかったのは、櫻井さん。「細長くて、複数入ってる」という櫻井さんのリアルな演技で、1戦目はキャスト陣の勝利。

 2つ目のクイズは、“白紙のポエムを、あたかも書いてあるように読んでいる”人を当てるというもの。こちらも、白紙を引き当てたのは櫻井さん。櫻井さんが独自のポエムを作り出し、観客が見事櫻井さんを当て、観客の勝利。来場者プレゼントとして、直筆サインが書かれたピンクのボールが4つ、客席に向けて投げられた。

●ここで再び恋愛相談! 今度は「恭也・日下部編」

ラジオコーナーのあとは、再び「来場者恋愛相談室」。エリカ・さんちゃん編に続いて、今度は恭也・日下部編。櫻井さんと村瀬さんが、来場者の恋愛相談に応じた。1人目から「恋って何でしょうか?」というヘビーな相談が飛び出し、村瀬さんは「僕たち試されているんですよ!」、櫻井さんは「Don’t think feelだよ」と対応。

 その後、「簡単にできる、男性が可愛いと思う仕草」、「気になる人に話しかけられない」、「すごく年上を好きになった」といった相談が挙がり、苦戦しながらも解決法を編み出していた。

●最後は、「オリジナル朗読劇」のコーナー

 イベントの最後を飾ったのは、エリカ、さんちゃん、恭也、日下部が体育倉庫に閉じ込められたという設定の朗読劇コーナー。エリカの妄想癖や恭也のツッコミを中心に、それぞれのキャラクターの魅力やギャグ要素がぎゅっと詰まった朗読劇となっており、観客は終始劇に熱中し、目の前のキャスト陣の演技を楽しんでいた。

 朗読劇のあとは、櫻井さんが「アニメ化されていない場面もこの声で再生してもらえると嬉しいです」と話すなど、改めて一言ずつ挨拶をし、この『オオカミ少女と黒王子』スペシャルイベントを締めくくった。

■テレビアニメ『オオカミ少女と黒王子』

【メインスタッフ】
原作:八田鮎子(集英社「別冊マーガレット」連載)
監督:カサヰケンイチ
シリーズ構成・脚本:平林佐和子
キャラクターデザイン・総作画監督:藤岡真紀

【キャスト】
佐田恭也(さた きょうや) CV:櫻井孝宏
篠原エリカ(しのはら えりか) CV:伊藤かな恵

三田亜由美(さんだ あゆみ) CV:茅野愛衣
日比谷 健(ひびや たける) CV:細谷佳正
神谷 望(かみや のぞみ) CV:松岡禎丞
日下部 憂(くさかべ ゆう) CV:村瀬 歩
立花マリン(たちばな まりん) CV:伊瀬茉莉也
手塚愛姫(てづか あき) CV:小松未可子
木村良人(きむら よしと) CV:島﨑信長

【ストーリー】
 見栄っ張りなエリカは、友達相手に彼氏とのラブラブ話を語るが、実は彼強いない歴16年。そろそろ嘘も限界と思ったそのとき、街で見かけたイケメンを盗撮。自分の彼氏だと自慢したが、その彼は同じ学校に通う佐田恭也だった。事情を打ち明け彼氏のフリをしてもらうことを承諾してもらったが、佐田くんは優しげな見た目とは正反対の超腹黒ドS男子だった! 弱みを握られたエリカは佐田くんの犬を命じられてしまう…。


>>TVアニメ『オオカミ少女と黒王子』公式サイト
>>TVアニメ『オオカミ少女と黒王子』公式Twitter

(C)八田鮎子/集英社・「オオカミ少女と黒王子」製作委員会
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