2017/4/6 18:00

Kalafina の9周年のキーワードは“+ONE” 「出会ったお客様たちと、ともに共有して歩む1年に」/ロングインタビュー

 9周年を迎えたKalafinaが2017年第1弾作品となるシングルを4月5日(水)にリリース。

 20枚目のシングルであり、両A面仕様となった本作には、現在NHK総合テレビにて放送中の『歴史秘話ヒストリア』のエンディングテーマ『into the world』と、西尾維新氏の人気小説を原作としたOVA作品『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』のエンディングテーマ『メルヒェン』の2曲、新境地を感じるピアノバラード『春を待つ』が収録されています。それぞれ違った色彩の光を放つ傑作で、アルバムのような濃密さです。

 本作について3人にお話をお伺いしたところ、覚悟が透けて見えるかのような、力強い言葉をたくさん聞くことができました。リリース直前の多忙ななか、時間の許す限り、誠実に質問に応えてくれた彼女たちに心からの感謝を。

 
「こみ上げるものを表現するには、身体がひとつじゃ足りないってくらい」(Wakana)
――シングルとしては、昨年8月にリリースした『blaze』(『アルスラーン戦記 風塵乱舞』ED)振りとなりますが、前作から今作までを振り返って、気持ちの変化などはありましたか?

Hikaru:昨年は武道館にもう一度立たせてもらったり、アコースティックライブという形でたくさんの場所をまわらせてもらったり……もう一度音楽と向き合いながら、お客さんとしっかり手を取り合ってやっていこうという気持ちに改めてなれた年だったなぁって。今年はそれをもっと充実させていこうという気持ちです。

Keiko:いろいろな方々のおかげもあって、少しずつ行ける場所が増えて、幅が広がったことが充実感に繋がっていて、今年の活動のエネルギーにもなっています。ただ、自分たちにできる音楽、Kalafinaだからできる音楽を見つけて、やれることをコツコツとやり続けていくっていうのはデビュー当時から変わらずですね。常に気持ちは変わらないってところが私の中にはあります。

Wakana:ツアーという形でアコースティックライブをやらせてもらったことと、アリーナツアーをやらせていただいたことが、大きな経験になりました。それぞれの場所で、音楽の見せ方に差を出せたなと思っていて。

アコースティックライブは、3人の息遣い、ミュージシャンの方々のテンポ感を感じながら作り上げていくステージになるんですが、アリーナライブでは、自分たちの活動を全面に出しつつ新しいことにも挑戦しようという目標があったので……両方とも自分たちにとって大きな経験になりましたし、お客様が選んで見に来ることができるようになったのかなって。そういう意味で幅を広げられたのかなと感じました。

――そして今年初となる、待ちに待ったシングルがリリースされます。シングルはどのような気持ちで挑まれたのでしょうか。

Hikaru:今回は両A面という形でKalafinaのニ極を打ち出せたなと思っていて。『into the world』は録ったのが1年くらい前なんです。番組(『歴史秘話ヒストリア』)でご存じの方は耳馴染みのある曲だと思うんですけど、「CDにします」とご報告したときに「待ってました」というお声をいただいて、とっても嬉しかったです。

――『into the world』は魂を揺さぶられるような美しい歌声で、聴いていると胸が締め付けられるような気持ちになります。後半に行けば行くほど3人のうちに秘めた情熱も盛り上がっていくように感じました。レコーディングはどのような気持ちで挑んだのでしょうか。

Hikaru:この曲をレコーディングしたときはプロデューサーの梶浦(由記)さんから「等身大の自分で歌って」とアドバイスをいただいて。ここからまた新しくスタートしよう、一歩踏み出そうという気持ちで歌わせていただきました。ただ、ナチュラルな気持ちで歌うというのはKalafinaにはあまりないスタイルなので……自分のなかで少し新しい気持ちだったかなと思います。

Wakana:梶浦さんが「広い空を眺めるように、気持ちよく歌ってほしい」って言ってくださったんですけど、それを聞いて「笑顔になりたいなぁ」って思って。おっしゃっていただいたように胸がギュッとなるような、こみあげるものがすごく感じられるんだけど、あえてそこを笑顔で、空に投げかけるように歌ってみたいって思いながらレコーディングしました。「壮大な曲だな」とは思っていたんですが、レコーディングしながら想像以上だなって。自分のなかのこみ上げるものを表現するには、身体がひとつじゃ足りないってくらい。「もっと響かせたい!」って欲が出てくる曲だったので、レコーディング後は清々しいのとどっと疲れるのとで、印象深かったです。

Keiko:レコーディングのエピソードではないのですが……『into the world』という曲は、聴くお客様によって、タイトル通り自分のなかに入り込んでくる曲で、自分自身と向き合ったり、振り返ってみたり、ちょっと目をそらしていた自分との対話をさせてくれる曲でもあるから、私たちの歌声でそういう風にみなさんを誘えるんだったらなという想いで、ハーモニーのコーラスワークを積んでいきました。

音のメロディ、盛り上がりに合わせた色をつけていくっていう、そういう(CDならではの)表現の仕方と、ライブの歌唱法では違いがあるんです。ライブをやっていく上で、曲はライブでもう一度生まれ変わるような感覚があって。お客様を目の前にすると、もう1つ語りかけるというか、気持ちがより一層強くなります。私もそうだし、皆さんにも自分自身と向き合ってもらえる曲になったらいいなって、そんな風にいつも思いながら、大事に、大事に歌おうと思っている曲ですね。

――後半の<毎朝君の旅は始まる>のKeikoさんの歌声の力強さがまたグッときます。

Keiko:ありがとうございます。ライブではまた違ったパワーがでるんですね。そういった意味では……ライブ会場の高揚感や、ライブの最後に歌ったときとか……その日のライブの作り上げ方によって自分たちの思っていた以上の表情がつく曲だなぁと思います。それが『into the world』の魅力だなと。この1年ライブで歌わせていただいてより力強い曲に、曲が走り出してくれた感じがあります。心が歌唱にのっかっていくような感じがありますね。

――Kalafinaの曲はライブで成長していく印象ですが、この曲は特にという感じなんでしょうか。

Keiko:そうですね。ほかの曲と比べるものではありませんが、9周年という年のKalafinaの活動にはかかせない曲なんじゃないかなと思っています。今年は新しい1歩を踏み出していく、10周年に向けての9周年にしたかったんです。そんな大切な一歩の踏み出しの力強さ、勇気が『into the world』とリンクしやすくて。出すべくして出せた、リリースするべき曲だったのかなと。自分たちとしても勇気づけられますね。

――お話を聞いていると、本当に生で聴きたくなります。いてもたってもいられないような気持ちになるというか(笑)。

Keiko:あのハーモニーの倍音は生で聴いてもらいたいです。3人が同じベクトルで、最後に向けて上がっていく感じっていうのはライブで作ってきたところもあるので、CDとはまた違った高ぶりを感じて聴けるんじゃないかなって。CDだと美しくまとまりあるハーモニーに聞こえる部分も、ライブではそれを壊していくような、心が荒ぶってしまうところもあって…。「心を揺さぶる曲」と言ってくださる方もいるので、ライブで力をもらいにきてほしいですね。


Kalafina流ダークファンタジーの真骨頂『メルヒェン』
 「いろいろな音を探しに旅に出てくれるんじゃないかな」(Keiko)

―― 一方の『メルヒェン』は『Magia』のような力強さを秘めた曲ですよね。『into the world』とは真逆のテイストではありますが、こちらもKalafinaの真骨頂で、Hikaruさんが得意とするイメージがあります。

Hikaru:ありがとうございます。最初にニ極と言ったのですが、『into the world』は壮大なイメージ、『メルヒェン』はダークファンタジーというイメージなんです。『メルヒェン』の世界は突き詰めすぎると迷子になってしまうというか、考える余白がたくさんある曲で。だからこそストーリーを決めすぎず、言葉や文字をしっかり歌うように意識していています。グルーヴ自体は丸くてずっと回っている感じなんですけど、言葉はカクカクしてるというか。ライブだとまた迫力が出ますね。

Wakana:ライブで歌うときは、3人の息遣いをとにかく感じられるんです。はじめから三声でガシガシと歌っていくというのは久しぶりで、楽しいんですよ。ハーモニーを感じてもらうと同時に、言葉を響かせるためにどういう風に歌ったらいいんだろうっていうのを考えるのも楽しいんです。

1月の9周年のファンクラブ限定ライブでお披露目をしたんですけど、たぶん、最初は「どういう曲なんだろう」「1コーラス聴いてみよう」って体制で臨むと思うので、シンと静まりかえっていたんですが……そのなかで間奏や造語、楽器の音色も入ってきて、落ち着いて聴ける場所もあって……そういう瞬間を噛みしめながら、聴いてくれていることが伝わってきました。静寂と音のリズムが極端にパッと始まるし、パッと終わる。潔いところがあるので、あの時間のなかでどれくらい噛みしめてくれたかなって。そういうことを考えるのもまた楽しい曲ですね。

――Wakanaさんの高音パートがとても印象的で。

Wakana:面白いです。3人で手を繋いでいるような感覚で歌ってるんですよ。始まり感というか、一緒にいくよって感じが好きですね。

――Keikoさんはどうでしょうか。

Keiko:ドラムが持つグルーヴ感とリズム、そのうえをたゆとう弦との対比が好きで。地を這うようなベース音とドラム、たゆとう弦の相性ってKalafinaのダークファンタジーの真骨頂でもあるんです。今まで築いてきたダークファンタジーの確立していきたい部分でもあるので、このサウンドを両A面で打ち出せることに対して喜びがあって。

『Magia』を出させてもらったときも、ミステリアスなグルーブと、たゆとう弦との中でのシングルカットでは聴けないようなメロディーラインが打ち出せる、そんな音楽性が強みにできたらいいなって思ってたんです。『into the world』の世界観が好きなお客様もたくさんいらっしゃると思うんですけど、Kalafinaでしか打ち出せないコード感をそれぞれの声、ハーモニーで紡いでいくという音マニアにはたまらない曲になっていて。音楽が大好きな人たちはゾクゾクしながら、いろいろな音を探しに旅に出てくれるんじゃないかなと。

――聴けば聴くほど新しい発見がありますよね。

Keiko:ツアーを控えているので、ちょうど今、音の分解をマニアックにしてるところなんです。「ここでこの音とこの音がリンクしてるんだ」って把握して、どこでスネアの音に当てにいこうかなって考えたりするんですよ。

低音って埋もれてしまうところがあるので、だからこそ──梶浦さんとも話すんですけど「メロのHikaruちゃん食っちゃうくらいのアクセントで」って。音楽の技術をこれまでかってくらい出せる曲なので、2人と歌うときに披露しようとメラメラ燃えています。これも生で聴いてほしいですね。……ってすみません(笑)。もちろんCDで聴いて頂きたいのですが、この2曲は間違いなくライブではまた違った鳥肌をお届けできる自信のある曲です。


コーラスも造語もない、ピアノと紡ぐバラード『春を待つ』
 「ここまで振り切っちゃう感じも、今年のタイミングならでは」(Keiko)

――この2曲があって、3曲目には『春を待つ』という異色の名曲が収録されています。3人が1ブロックをリレーのように紡いでいくバラードですが……驚きと感動が交互に襲ってきて。

Keiko:『into the world』と『メルヒェン』の濃厚な三声を聴いてもらったあとの一人一人の声のみとなる曲で。実質100以上超えた自分たちの持ち歌のなかで、ハーモニーと造語がない曲は今回が初めてなので、自分たちの今年のテーマにもなっている“+ONE”をこのシングルで表現できたんじゃないかなって。『into the world』、『メルヒェン』は曲としての真新しさを打ち出してない分、カップリングが“+ONE”になってるっていうのは受けとっていただけたらなと思います。

――ところで<春を待つ>と聞くと『serenato』を思い出すんですけど、因果関係があるのかな……なんて思ったんですけど、どうでしょうか。

Keiko:嬉しいですね。春ソングはアルバムなどで出させてもらってはいるんですけど、そういう風に皆さんが楽しんでくれるのが音楽だなって。それはこちらサイドが答えを言ってしまうのはダメだと思うので……ありがとうございます、いただきました、とだけ(笑)。

――ピアノ伴奏は梶浦さんが弾かれているんですか? まさにピアノが“+ONE”というか。 “3人+ONE”みたいな印象があるなぁと思ったんです。

Keiko:ライブでお世話になっている櫻田泰啓さんが弾かれているんです。去年出したアコースティックのアルバム(2016年11月発売『Winter Acoustic “Kalafina with Strings”』)でも一緒にグルーヴを作ってきた信頼しているピアニストです。歌うように弾いてくれるので、本当に4人で歌っているような気持ちでした。

――ピアノの音色にも聞き惚れてしまいますが、3人の声を改めて聴けるのも嬉しくて。Keikoさんの声はいつものトーンと違うというか……普通と言ったら語弊がありますけど、フラットな雰囲気で歌っている印象で、それも魅力的だなぁと。

Keiko:その通りで、普通なんです。わりとJ-POPよりに近いというか。KalafinaのKeikoとしては歌っていないというか……こういった歌い方はあまりないんですが、『やさしいうた』が近いかな? すごくカジュアルに歌いました。

――Hikaruさんもそういう気持ちだったのでしょうか。

Hikaru:自分もそういう気持ちで歌ってみたら合わなくて。最終的にKalafinaのHikaruらしい歌唱法になりましたね(笑)曲の中の役割があって、それによって出来ることの幅が違うんです。

――Wakanaさんはどんな気持ちで紡いでいきましたか?

Wakana:とっても優しいんだけどどこか切なくて、温かいんだけど寂しくなるような、そんな1曲だなぁと思っていて。いつも3人で歌って、一緒にハーモニーを奏でているからこその寂しさというのも少しあったんです。でも2人の声をしっかり聴けて、櫻田さんのピアノがあって「そこにわたしも入っていける」って喜びを感じることができて。

タイトルが秋だったらまた違うんでしょうけど、春なので……新しい自分を一歩踏み出そうって気持ちにもなれますし、“もうすぐ”という言葉で終わっていることもあるので、勇気をもらえるような、そんな気持ちで歌おうって。

……でも、2人の歌声を聞いていると揺さぶられる部分があって。「このフレーズのこの部分好きだなぁ」って想いながら聴いていると、自分が歌うところで歌いにくくなっちゃったりもしました(笑)。

――梶浦さんからはどんなお言葉をいただいたんでしょうか。

Keiko:いつもは梶浦さんの中で曲を作られて、構築されていくんですけど、2016年の自分たちの活動について話していたときに「エネルギッシュな曲、メッセージ性の強い曲が多いから、BGMみたいなリラックスできる曲は、アコースティック(バージョン)にしても少ないかな」って話をされていて、私たちも「ですね」って。そうしたら「肩の力が抜けるようなアコースティックの曲を書こうか」と言ってくださって、「いいですね、それ!」と。初めてそういった会話の中から生まれた曲なので、そういう意味でも新しいですね。

――それも“+ONE”というか。

Keiko:でもハーモニーがないというのは予想外だったので、「(ハーモニーが)ないです」と言われたときには、ちょっとびっくりしました。

Wakana:「ひとりひとりだから」って言われたときもビックリしたよね。(譜面を見て)「ホントだ!」って。

Keiko:ここまで振り切っちゃう感じも、今年のタイミングならではなのかなって。
ゆっくりと春の情景を思い浮かべながら聴いて頂きたいですね。

――でもハーモニーがなくてもハーモニーを感じるんです。それが不思議な魅力だなぁと。

Keiko:それは嬉しい。

Wakana :それは私も思っていたんです。残響のように残っていく。一人一人が紡いだ言葉が残っていって、最後までつながっている感じがしました。

Keiko:コーラスいらないね(笑)。

――いやいや!(笑)


「自覚して、向き合って、発信するということができるのは、今だからこそ」(Hikaru)
――先ほどから話に上がっていますが、ツアータイトルにもなっていて(9+ONE)、今年のテーマでもあるという“+ONE”について教えていただけますか? 

Keiko:去年のクリスマスのツアーをやってるときかな? 来年の計画をみんなで立てていて、「10周年までに何ができるかを考えたい」って話をしていたんです。10周年に何をやるかではなく、音に責任を持って(10周年で)楽しめる時間を作りたいからこそ、今までで敢えて見せてこなかった私たちの裏側というか……

なんていうんだろうな…… “さらけ出す”という言葉だとちょっと違うかもしれませんが、これまで一緒に歩んできてくれたかた、出会ったお客様たちと、ともに共有して歩む1年にしたら、どんな1年になるかなって。じゃあツアーも一貫して、2017年のテーマはそれにしますかって。それが“+ONE”。

お客様と共に歩む1年にしたい。それがきっとたくさんのプラスを生んでくれる。その“+ONE”をたくさん生むためにやる、そんな1年にしようって。

――その覚悟が決まってる感じですよね。

Keiko:はい。わりと振り切ってます。もう宣言したので、ただ「やる」。挑戦とかトライとかではなくて、「やる」だけ。お客様と共有するということは、それ相応の自分たちの想いがないと、と思っているので。自分たち自身にプレッシャーをかけるわけではないのですが、責任感、自覚がついてきたからこそできることだと思いますし、ブレちゃいけないというところがあります。もうすぐ4月になりますけど、これだけエネルギーを出してやってると1年が早すぎるんです。今までの10年のなかで、いちばん今年が早いです。

毎日、目には見えないけれど、お客様とずっと繋がってて、ずっと発信してる。そのエネルギーが3人のなかで燃えてて。その火をみんながどんどん燃やしてくれるんです。もうなんか、大火事(笑)。

――その炎はどんどん広がっていってますよね。

Keiko:全国、世界各地にKalafinaの炎が広がる年というか。燃えてます。すごく燃えてる。

――その情熱を3人で共有しつつ。

Keiko:そうなんです。それがなんか……グッとくるよね。

Hikaru:今まで一緒に歩んできたからこそ共有できるものもあるし、だからこそそれぞれが担わなければいけないところがある。それをちゃんと自覚して、向き合って、発信するということができるのは、今だからこそって感じがします。

――ところで「お客様の声を聞く」ことは、Kalafinaが以前から大切にしてきたところだとは思うんですが、詳しく聞いてもいいですか?

Keiko:「声を聞く」って難しいじゃないですか。すごく難しいし、それこそ危険なことでもあると思うんです。今までにもトライのつもりが冒険になってしまった事もありました。けど、やってみないと気づけない事も学びました…だから今年はトライの方向を原点に戻したんです。

闇雲にいろいろな声を聞いてトライしていくという声の聞き方ではなく、真の声を聞きたい。「なぜお客様が数ある音楽のなかでKalafinaを選んでくれたんだろう」ってところを掘り下げていくなかで、心の声を聞くってことをしていけば、自分たちの音楽をまたひとつ掘り下げることができるかもしれないと思うんです。さらに深く追及していく年。自分たちだけじゃなく、ファンの皆さんと追及していく年っていうのはどうだろう、やってみようと。その冒険はすごく楽しいです。

――Kalafinaがそれを追求していく中で生まれていく歌……今作に然りですが、エネルギーに満ち溢れていますよね。ファンクラブも新しくできましたし、“これから”も楽しみで仕方ありません。

Keiko:それぞれの人間味じゃないですけど、そういうものも声に出ないわけがないと思うので、敏感に届けたいなと思っています。

――では最後にツアー“Kalafina “9+ONE””に向けてお一言ずついただければと思います。

Wakana:私たちにとって"9周年"というものをこんなに大切な年に出来るとは想像出来ませんでした。「10周年に向けて」と思っていたんですけど9周年の今だからこそできることがこんなにあるんだと気づかされました。それは9年間支えてくれたたくさんのファンのかたと、支えてくれたチームの方々のおかげだなぁと思っていて。

自分たちが10周年までにできることを全部やろうという、そんな年にしたいと思って2017年をスタートさせたので、そのための“9+ONE”というツアーになっています。つい先日Kalafinaを知ってくれた方、この記事で知ってくれるかた、ずっと見てくれている方もたくさんいると思います。そんなみなさんが楽しめるライブにしたいと思っています。13公演、駆け抜けていきますので、待っていてください。

Keiko:これまでお客様と積み上げてきたKalafinaがたくさん入っている大事な1枚になりました。なので、おうちでゆっくり聴いていただいて、このハーモニーが生だったらどうなるんだろうって好奇心が沸いたら遊びに来てほしいです。舞台からハグするような気持ちで待っております。そしてそれが新たな出会いとなればいいなと思います。ありがとうございました。

Hikaru:個人的にライブはその日来てくださった皆さんと会話をするような気持ちで歌っています。なのでおしゃべりするような気持で会場に足を運んでくださったら嬉しいです。気軽にいらしてください。

――ありがとうございました!

[インタビュー&文/逆井マリ]


リリース情報
■Kalafina 20thシングル「into the world/メルヒェン」
 2017年4月5日発売

・初回生産限定盤A(CD+DVD):1,500円(税込)
DVD収録内容:「into the world」MV

・初回生産限定盤B(CD+BD):1,700円(税込)
BD収録内容:「into the world」MV

・通常盤(CDのみ):1,300円(税込)

・期間生産限定盤(アニメ盤 CD+DVD):1,700円(税込)
DVD収録内容:「メルヒェン」MV、「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」ノンクレジットエンディング映像

・完全生産限定盤(アナログ盤):1500円(税込)

 
イベント情報
●リリースイベント
「into the world / メルヒェン」 リリース記念イベント
2017年4月7日(金) 18:30~@神奈川・ラゾーナ川崎プラザ 2Fルーファ広場 グランドステージ
2017年4月8日(土) 14:00~@東京・お台場ヴィーナスフォート 2F教会広場
2017年4月9日(日) 14:00~@兵庫・阪急西宮ガーデンズ 4階スカイガーデン・木の葉のステージ

●ライブ
「Kalafina “9+ONE”」
[千葉公演]2017年4月15日(土)・16日(日)@森のホール21
[北海道公演]2017年4月23日(日)@わくわくホリデーホール
[愛知公演]2017年4月30日(日)@日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
[大阪公演]2017年5月2日(火)・3日(水・祝)@フェスティバルホール
[神奈川公演]2017年5月7日(日)@神奈川県民ホール 大ホール
[埼玉公演]2017年5月13日(土)@大宮ソニックシティ 大ホール
[富山公演]2017年5月14日(日)@オーバード・ホール
[東京公演]2017年6月3日(土)・ 4日(日)@東京国際フォーラム ホールA
[宮城公演]2017年6月10日(土)@仙台サンプラザホール
[福岡公演]2017年6月17日(土)@アルモニーサンク北九州 ソレイユホール

>>Kalafina公式サイト
>>Kalafina公式ライブサイト
>>Kalafina公式ブログ
>>Kalafina Staff公式ツイッター(@Kalafina_Staff)
>>SACRA MUSIC 公式サイト



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