
田中理恵さん、金田朋子さんらによるトークも行なわれたオンラインゲーム『ゲットアンプド2』制作発表会
サイバーステップは、同社が開発したオンラインアクションゲーム『ゲットアンプド2』の制作発表会を、2008年10月21日、秋葉原・UDXシアターにて開催。発表会には豪華出演声優から、田中理恵さん、金田朋子さん、間島淳司さんも登場。作品の概要と制作の裏話などが語られた。
『ゲットアンプド2』は同じくサイバーステップが開発した『ゲットアンプド』の続編で、前作『ゲットアンプド』は、日本はもちろん、韓国や中国など13ヶ国で2600万人にプレイされている。システムはオンラインアクションゲームで、頭身の低いキャラクターのカスタマイズ性の高さと、たくさんのキャラクターが入り乱れる対戦要素が大きな魅力だ。
●オープンβテストは11月1日から
発表会の前半では、サイバーステップ代表取締役社長・佐藤類氏が『ゲットアンプド2』の紹介を行なった。佐藤社長は、『ゲットアンプド2』の魅力として、好きなキャラクターになりきれる、キャラクターカスタマイズ性の高さを挙げ、気軽にワイワイと楽しめるコミュニケーション性の高さ、物語の奥深さとストーリー性、そして総勢18名の豪華声優によるボイスの魅力をアピール。多人数が参加できるバトルだけではない楽しさを強調していた。前作『ゲットアンプド』は世界で2600万人がプレイしているが、本作では「『ゲットアンプド2』は、世界最高のオンラインアクションゲームと自負しています。世界で10億人のユーザー獲得を目指します」とぶち上げ、作品の仕上がりに自身を見せていた。『ゲットアンプド2』は、11月1日にオープンβテストをスタート。11月6日にはアイテム課金制(基本プレイは無料で、有料アイテムを販売する)での正式オープンが予定されている。また、『ゲットアンプド』はDS版の発売も予定されているが、発表会ではWii版の開発がスタートしていることもあわせて発表された。
●出演声優によるトークショー!
『ゲットアンプド2』の大きな魅力のひとつが、18名の豪華声優陣。山口勝平さん、釘宮理恵さん、子安武人さん、下田麻美さん、間島淳司さん、千葉繁さん、高橋美佳子さん、金田朋子さん、田中理恵さん、郷里大輔さん、石井康嗣さん、大塚明夫さん、たてかべ和也さん、伊藤美紀さん、置鮎龍太郎さん、緒方賢一さん、中田譲治さん、若本規夫さんと、錚々たる顔ぶれが並び、各キャラクター30~50パターン程度を収録しているという。。今回の発表会には、その中からジョロンド役の田中理恵さん、パンパース博士役の金田朋子さん、マイク・デイビス役の間島淳司さんが登場。オンラインゲームや『ゲットアンプド2』に関するトークを繰り広げた。中でもオンラインゲームについて熱く語ったのが、大のゲーム好きで知られる田中理恵さん。10年来のオンラインゲーマーでもある田中さんは、「学生時代は廃人プレイヤーかってぐらい遊んでいました。戦うだけじゃなくて、チャットも楽しんだりできるじゃないですか。ちょっと寂しいときとかにネットにつないで、いつもの場所にあ、友達がいた、て感覚で」と語り、ゲーム本編についても「ファンクションキーによく使う台詞やアクションが登録できるのが便利ですね」とプレイしなれたユーザーならではの意見も。演じるキャラクターについては、「ジョロンドはお高くとまってるんですが、ミステリアスな感じもある美女で。私自身はわかりやすくて、そういう部分がないので、憧れますね」と語っていた。
間島さんも新しいハードが出るとチェックするゲーマーだが、「プレイすると、朝までハマってやっちゃうのがわかってるので、オンラインゲームは敢えて避けています」とのこと。しかし控室で『ゲットアンプド2』をプレイするとゲーマーの血が騒いだようで、「ちょっとしかさわれなかったので、こうなるとやっぱりやりたくなりますね。もしかしたら、ゲーム中にこっそり紛れているかもしれないので、ニヤニヤしながら遊んでください(笑)」と語っていた。間島さんが演じたマイク・デイビスについては、「マイク・デービスは姿は軍人なんですが、固いキャラかと思いきや、表情を見るとそうでもないみたいで。さわやかな青年で、ノリのいいお兄ちゃん的なところがあります。ああやってフランクに人に話せるのはうらやましいなと思いますね。スタジオではすみっこで頷いてるのが好きなんで」と語っていた。
そして、この間島さんに終始笑いをかみ殺させていたのが、パンパース博士役の金田朋子さんだ。パソコンを持っていないので、そもそもオンラインゲームができないという金田さんだが、「(オンラインゲームで?)アフリカに行ってみたい」とのこと。初体験した『ゲットアンプド2』については、自分の部屋をカスタマイズする機能で「こたつの上にステレオ置いちゃったりして」したり、キャラクターが「ちゃんと走ってくれたのが嬉しかった」と感動していた様子。そんな金田さんでも楽しめる『ゲットアンプド2』の間口の広さにも注目したい。また、豪華声優陣の演じるキャラクターたちとのバトルが繰り広げられることについて、田中さんが「同じスタジオで収録だと戦闘ボイスで恐縮してしまいそうなので、個別でよかったです」、間島さんが「同じ作品で共演できることが光栄ですが、実際にゲームで聞いたらびっくりするかも」と答えていたのに対し、金田さんからは「ゲームは普通にできないことができて、大先輩を倒せちゃったりするのもいいなと思いました」と爆弾発言も飛び出し、会場は笑いに包まれていたのだった。演じるキャラクターについて金田さんは、「すごくパンパースということで、(パンパース博士は)赤ちゃんみたいな感じで、でもすごく頭がいいんです。何ヶ国語も話せたり、生まれてまもないけど普通の赤ちゃんとは違いますね。言葉はなんとかれしゅみたいな感じで、赤ちゃんらしいところとそうじゃないところがあって、そういう赤ちゃんだったら私も人生違ってたなーと思います。私は日本語も得意じゃないです。ことわざとか苦手なので、つめのあかを煎じてのみたいです」と語った。また、自身が先輩声優から「ちぎれてしまえ」と言われたエピソードを紹介し、「パンパース博士のこにくたらしいところもある部分は、自分に似てるかもしれません。でもそれだけじゃなくて、かわいい面もあります」と語っていた。
●webラジオ連動で、田中理恵さんと交流できるチャンスも
また、『ゲットアンプド2』では、スタート記念企画の一環として、11月7日から11月中の毎週金曜日、公式サイトで配信されるwebラジオと、ゲームの連動企画を行なうとのこと。webラジオの生放送中に田中理恵さんがゲームにログインし、ゲーム中でのやり取りに(webラジオの)音声で答える、という趣向のようだ。田中さんは「11月1日からβテストが始まって、7日からは私も登場します。チャットしながら私は音声で話して、楽しいと思うのでぜひぜひやってみてください」と語っていた。また、『ゲットアンプド2』は、先行登録キャンペーンを実施。10月31日の23:59までに登録すると、ゲームに登場する声優陣全18人のサイン入り色紙、『ゲットアンプド2』オリジナルウェブマネー1000ポイント分、ゲーム内アイテム“クマのぬいぐるみ”などがプレゼントされるとのことなので、プレイする人は忘れずに10月中に登録したい。トークショーの最後は、金田朋子さんが「世界中の人が遊んでくれたらいいなと思います。私もパソコンかったらやってみたいので、遊んでください」と語って、発表会を締めくくったのだった。


















































