ついに、ついに最終章が公開へ!劇場版『空の境界』第七章 殺人考察(後)舞台挨拶でキャスト、スタッフが登場、万感の思いを語った!
2007年12月の第一章公開より1年8ヶ月。全ての作品が連日満員の大ヒットとなった劇場版『空の境界』。第七章「殺人考察(後)」でいよいよファイナルを迎え、8月8日(土)よりテアトル新宿ほかで公開がスタートした。公開初日にはテアトル新宿で、キャストらによる恒例の舞台挨拶も行われた。
舞台挨拶には両儀式役の坂本真綾さん、黒桐幹也役の鈴村健一さん、白純里緒役の保志総一朗さん、主題歌を歌うKalafinaのメンバー3人のほか、ufotableの制作スタッフ陣も登壇、盛大なステージとなった。
●メインキャストからのメッセージ!
坂本真綾さん(両儀式役):今日は暑い中、こんなにたくさんの方が会場に来てくださり、嬉しいかぎりです。七章まで駆け抜けてきましたが、ずっとお祭りのような気分が続いていて、今日、そのお祭りが終わってしまうという寂しさと、クライマックスを迎えるという高揚感でいっぱいです。実は私もまだ完成版は観ていないので、この後みなさんと一緒に楽しみたいです。
鈴村健一さん(黒桐幹也役):みんなで粘って作り上げてきた作品ですので、思い入れも深く、完結してしまうということで、胸がいっぱいです。みなさんぜひ楽しんで観てください。
保志総一朗さん(白純里緒役):二章に引き続き参加させていただきましたが、最終章ではかなりいろいろなことをさせていただきました。
アフレコでもかなりこだわって、力を込めて収録をさせていただきました。きっと素晴らしいものを、みなさんにお届けできるのではないかと思っています。昨日、まだ未完成版でしたが、拝見させていただきました。すごく素晴らしかったので、ぜひみなさんに今日の完成版を楽しんでもらいたいなと思います。
Kalafina Wakanaさん:劇場版『空の境界』とともに、私たちKalafinaもスタートを切りました。
私たちにとって、とても思い入れの深い作品でもあり、今回、最終章の公開を楽しみにしていました。私たちKalafinaとともにこの作品をよろしくお願いします。
Kalafina Keikoさん:今日ここにいるみなさんと同じような気持ちで、この日を楽しみに待ちこがれていました。劇場版『空の境界』とともに、私たちKalafinaのことも知っていただいたので、深く感謝しています。これからもその気持ちを胸に歌を届けていきたいと思います。
Kalafina Hikaruさん:今日この日を迎えることが、長かったような短かったような、夢を見ているような気持ちでいます。今回の歌も、映画にピッタリの曲になっていると思いますので、作品とともに曲の方も楽しんでもらえたら嬉しいです。
●奈須氏のメッセージを、坂本さんが代読!
また、壇上にはufotableの近藤光さんをはじめとした、各章の監督や作画監督ら制作スタッフ陣も集結。客席のファンにコメントを送った。また、原作者の奈須きのこ氏からのメッセージを坂本さんが代読。最終章上映へ向けて、喜びの言葉、感謝の言葉とともに、空前のヒット作となった劇場版『空の境界』を「アニメ史に残る事件」との賛辞が送られた。そして、「8月8日がみなさんにとっていい思い出の一日となりますように」。その言葉に、会場の大勢のファンが大きな拍手を送っていた。
『空の境界』第七章 殺人考察(後)
<STAFF>
原作:奈須きのこ「空の境界」(講談社ノベルス)
監督:瀧沢進介
キャラクター原案:武内崇
キャラクターデザイン・作画監督:須藤友徳、高橋タクロヲ、小船井充
脚本:平松正樹(ufotable)
音楽:梶浦由記
美術監督:衛藤功二
撮影監督:寺尾優一、松田成志
3D監督:中村慎太郎
色彩設計:千葉絵美
音響監督:岩浪美和
ラインプロデューサー:鈴木龍
制作プロデューサー:近藤光
アニメーション制作:ufotable
配給:アニプレックス
製作:劇場版「空の境界」製作委員会
<CAST>
両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
蒼崎橙子:本田貴子
黒桐鮮花:藤村歩
荒耶宗蓮:中田譲治
白純里緒:保志総一朗
劇場版『空の境界』公式サイト