タイトルコールは「政権交代の町からこんにちは」!?　宮田さん、岸尾さんら4人での最後の「ぽにきゅんラジオ」イベント開催！

　ポニーキャニオンは、WEBラジオ「ぽにきゅんラジオ」のイベントを、2009年9月13日、永田町・星陵会館で開催した。このイベントは、夏のコミックマーケット76で「ぽにきゅんラジオ」特別CDを購入者を対象としたもの。会場は熱心な「ぽにきゅん」ファンで満員で、参加者の大半がこの日2度目の参加（イベントは2回開催）という熱心さだ。イベントにはパーソナリティの宮田幸季さんと岸尾だいすけさん、アシスタントの谷口祐貴さん、井口祐一さんが参加してトークを繰り広げた。

　前説には、アシスタントの谷口さん、井口さんが登場。2人が「おださーん、たこさーん」と何度か呼びかけるが、わざと反応せずうろたえる後輩の様子を楽しむ岸尾さんと宮田さん。ステージに登場したあとも、岸尾さんが井口さんの椅子を引いてトラップを仕掛けたりと、後輩いじりに余念が無い。そして4人揃って、「政権交代の町からこんにちは、パーソナリティ交代のぽにきゅんラジオ！」のタイトルコールと、宮田さんの「短い時間ですが皆さんと楽しいひとときを過ごせたらと思います」の声でイベントは幕を上げたのだった。

　イベントは、メールを読みながらのトークが中心。虫が苦手だというリスナーのメールでは、宮田さんが控室で虫に刺された話、井口さんが飼っているリスや文鳥が虫を食べてしまう話に発展。放送に乗らないからこその!?　危険なトークも交じえての内容に、会場は多いに盛り上がった。トーク中谷口さんが微妙に滑ると、途端に3人の谷口さんいじりが開始。宮田さんが「お薬を出します」と“オモシロクナール”なる薬を出せば、岸尾さんからは「では面白くなった一発ギャグをお願いします」とまたしても無茶ぶり。「逃げたい!!」と叫ぶ谷口さんに、場内は和やかな笑いに包まれた。

　イベント後半はじゃんけん大会。サイン色紙などのプレゼントを巡って、熾烈な勝負が繰り広げられた。井口さんは「チョキ攻めで行きますよ」と言いながらパーを出すと、「僕ちょいSなので」と笑って、5回連続のパー攻め。6回目でグーを出して会場のほぼ全員を撃墜するドＳっぶり？だった。谷口さんは負け抜け、岸尾さんは「僕と一番波長が合う人を……」とあいこ抜けをチョイス。中でもただプレゼントを渡すだけでは終わらないのが岸尾さんで、ゴリラ風にステージを走り回ったり、「この中では本当は誰が好き？」と当選者をいじったりと、客席を大いに楽しませていた。宮田さんも当選者に「君は誰目当てできたの？」と聞くと、お客さんはぽつりと「イザベラ（井口さん）」と返答。宮田さんが「別にショックじゃないし……」とヤケ水を飲んだり、「本当は宮田さんが好きです」の声に立ち直ったりと、爆笑とサービス満点のプレゼント大会だった。

　イベントのラスト、アシスタントの2人は手紙を用意しており、「先輩のご指導と皆さんの応援で成長できたと思います。これからももっと成長して、お2人のような皆さんを楽しませられる役者になりたいと思います（井口さん）」「皆さんのおかげで、声優の仕事を始めてから一番幸せな時間をすごすことができました（谷口さん）」と感謝の気持ちを述べていた。最後は岸尾さんが「4人での番組はなかなか難しかったんですが、僕も下ネタ控えめで、なかなかバランスよく、仲良くやれたんじゃないかと思います。今後に活かして皆さんにパワーを返していきたいです。今までも、今日も、今後もありがとうございます！」、宮田さんが「適当でゆるーい感じがすごく楽しくて、来るのが楽しみな番組でした。今後アシスタントの2人も頑張っていくと思うので、僕らの声を聞いたらこの番組を思い出してください。今日はありがとうございました！」とそれぞれ語って締め。全員揃って「さいならっきょ！」のポーズで、イベントは終了となった。

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