BLACK VELVET3rdシングル発売記念インタビュー

森川智之(Toshiyuki)さんがヴォーカルを務めるロックバンド、BLACK VELVETが3rdシングル「Bleed」を11月26日にリリース! 11月7日にはセカンドライブも決定!!

 森川智之さん(Toshiyuki)と、アニメや映画など幅広く楽曲を提供しているサウンドメーカーの西岡和哉さん(Kazuya)ら6人のロックバンド、BLACK VELVETが3rdマキシシングル「Bleed」を11月26日にリリースする。このシングルには森川さんが出演する11月27日発売予定の乙女ゲーム『Bloody Call』のOP曲と、ED曲「revive」を収録している。
 リード曲の「Bleed」はKazuyaが作・編曲の熱くハードなロックサウンドに、エモーショナルなToshiyukiのボーカルが心に響くナンバー。バンド内でDJ&Guitar担当のtaddが書いた歌詞は『Bloody Call』の世界観につながっており、熱き血潮がほとばしる。まさにBLACK VELVETらしい楽曲になった。同梱のDVDには「revive」のPVを収録。
 そんなBLACK VELVETは9月6日に神奈川・横浜BLITZでファーストライブを成功させたばかりだが、早くもセカンドライブを11月7日、東京・SHIBUYA-AXにて行うことが決定! 「Bleed」の曲を生で聴くチャンス。彼らがたぎらす、本物の王道ロックを体感して、共に燃え上がれ!!


●バンド結成の念願かなったファーストライブは大成功


――先日、BLACK VELVET(以下BV)として待望のワンマンでのファーストライブを成功させましたが感想を聞かせていただけますか?

ギター・Kazuya:お客さんの表情もノリも良くて、なんて素晴らしいステージに立っているんだろうと何度も感動をかみしめながら演奏してました。

ドラム・かどしゅん:アンコールでお客さんがBVコールをしてくれたのがめちゃくちゃうれしかったです。そんなシーンを夢見ていたので。

ベース・pros:アルバムで名刺を渡して、ライブであいさつできたので、次はどうなるのかなと楽しみです。

DJ&ギター・tadd:お客さんが笑顔で楽しそうだったので、自分も自然と笑顔で楽しくプレーできました。勢いあまって、客席に落ちそうになりましたけど(笑)。

キーボード・ita-shin:初めて僕らのライブを見る人達なので反応も読めませんでしたが、いざ始まるとすごく盛り上がってくれてうれしかったです。
ボーカル・Toshiyuki:念願のライブができて幸せでした。OPから1曲目のイントロの間、すごく興奮して、いざステージに立ったら皆さんが楽しんでくれているのを肌で感じられて、いいスタートが切れたと実感できました。

Kazuya:そうだね。僕らはライブをやりたくて結成したバンドだから、これでやっとスタートが切れたことはみんな、うれしかったですね。

BLACK VELVET「Bleed」 11月26日発売 DVD付きCD 1890円(税込)

BLACK VELVET「Bleed」 11月26日発売 DVD付きCD 1890円(税込)

Toshiyuki

Toshiyuki

Kazuya

Kazuya

pros

pros

●3rd.シングル「Bleed」はゲーム『Bloody Call』の世界観とBVらしい曲

――11月26日発売の3rd.シングル「Bleed」は乙女ゲーム『Bloody Call』のOP曲になっていますが、カップリングのED曲「revive」も担当されています。OP曲とED曲の両方を担当しているのはすごいですね。

Toshiyuki:『Bloody Call』のスタッフの方達が僕らの音楽の世界観を気に入ってくださり、唯一のリクエストが「そのままのBVらしく」の1点でした。そこまで言っていただけたのでとてもうれしかったです。

Kazuya:『Bloody Call』はダークファンタジーで、僕らのサウンドもダークで妖しい世界観なので、とてもリンクしていて。今回のコラボレーションはまさに運命なのかなと。僕ら以外にはできない曲になったと思っています。


●ドラマティックでヒリヒリするラブソング

――「Bleed」は激しく熱く、それでいてせつない曲ですね。

Kazuya:イントロからラストまで通してドラマを作りたいなと思っていました。僕が作った曲をメンバーにカッコよく壊してもらい、化学反応を起こすことで完成した1曲です。

tadd:Kazuyaから曲をもらってから詞を書き始めたんですけど,実はデモをもらった後で、作品の資料が届いたんですが、曲だけ聴いた時に浮かんだイメージと作品の世界観が変わらなくて。すごいなと思いました。ラブソングにしたかったけど、甘い感じではなく、BVらしく、ヒリヒリした感じにしたくて。タイトルも“血が流れる”という意味で、詞の中にもあまり使わない“血”という単語や痛々しいフレーズも入れて。結果として曲はロックだけど、きれいに響くラブソングになったかなと思います。

Toshiyuki:ラブソングなので、艶っぽく気持ちを前面に出す歌い方で、曲にのれればいいかなと。



●ハードロックテイストに、インパクトのある仕掛けを加えたサウンド

――80年代のハードロックを思い出させるようなサウンド感はまさにBVならではという感じがしました。

Kazuya:80年代のハードロックって暑苦しくないんですよ。クイーンとか、基本的にスタイリッシュでかっこよくて。僕らが目指しているのもそういうバンドですね。

――taddのボーカルに重なるシャウトボイスは驚きました。

tadd:そのままだとすんなり聴けちゃう気がしたので、BVらしく強烈なインパクトを与えたかったんです。仕掛けを入れても、楽器隊が激しく熱くガチガチにやっても、Toshiyukiのボーカルの魔法で暑苦しく聴こえない。そこが僕らのサウンドの魅力だと思います。

Toshiyuki:taddの詞も行間に感情や内面、慟哭や叫びなど繊細な表現がちりばめられていて、ボーカルとしては難しいけど、歌いがいがあります。

ita-shin

ita-shin

かどしゅん

かどしゅん

tadd

tadd

●90年代グランジロックのエッセンスに、激しさと繊細さのバランスが絶妙

――「Bleed」の魅力、聴きどころを改めて教えてください。

Kazuya:イメージとして90年代、一世を風靡したグランジロックというジャンルをやってみたくて。これで興味を持ってもらえたらいいですね。

かどしゅん:一打入魂でドラムを叩いていますが、そのあまり、僕の気合の声もドラムマイクに入っていると思うのでぜひ聴いてください(笑)。

pros:詞と歌の邪魔にならない、情感のある演奏ができたかなと。あとはOPのギターとベースのいやらしい絡みを聴いてください(笑)。

tadd:1曲1曲、BVらしさを体現してきましたが、この曲でもBVらしさが刻まれているので味わっていただければうれしいです。

ita-shin:メンバー全員がライブ慣れしていることもあってか、レコーディングでもやるべきことがわかっているため、2~3テイクで録り終えてしまうんですね。でも個々の魅力も出しつつ、一体感もある、そんな部分を感じてもらいたいです。

Toshiyuki:激しさと繊細さが絶妙なバランスで両立する素晴らしい曲なので、全員の息遣いが聴こえるくらいじっくりと細部まで楽しんでください。


●カップリングの「revive」は再生を意味するさわやかなナンバー

――同じく『Bloody Call』のED曲になっている、カップリング曲の「revive」はどんな曲ですか?

Kazuya:少しカントリー調が入ったミディアムナンバーです。ネガティブにしたくなくて、幸せな終わり方を心がけて作りました。古い写真を眺めるような気分で、過去を思い出すように聴こえてくれたらいいですね。

Toshiyuki:BV史上最もさわやかな曲じゃないかな。イントロを聴いた瞬間、「これってBV?」って思うんじゃないかな。でもミディアムでも一筋縄ではいかず、最後まで聴けば、BVらしい曲になっています。

tadd:「Bleed」と同じラブソングだけど対照的な関係。「Bleed」は激しい嵐の中で二人が立ち向かう感じで、この曲は嵐の後。曲名も“回復する”という意味があります。嵐が去った後、壊滅した街に取り残される二人みたいな。

Toshiyuki:詞を見れば見るほど、大切に歌わなくちゃいけないという想いも強くて、レコーディングでは一人で集中して歌いました。詞の中で“世界がどんなに騒いでも~”とあるように、恋人や大切な人との二人だけの世界を大切に歌って、自分ではうまくできたかなと思っています。


●“Live and die”にふさわしく、生を感じれるヤバいライブに

――そしてシングルリリース前の11月7日にはセカンドライブがあります。ライブの意気込みを聞かせてください。

Kazuya:イベントも含めて4度目のステージになるので、まだまだ隠している部分を出していこうかなと思っています。ご期待して来てください。

pros:まだ出してない肌の部分もどんどん露出して(笑)。みんなで一緒に激しく、楽しいライブにしましょう!

かどしゅん:タイトルが“Live and die”ということで、生死をかけるつもりで、全力で頑張ります!

tadd:ライブが終わった後は立てなくなるくらいが理想なんですけど、前回はライブ後にまだ余力が残っていたのが納得いかなくて。今回は1回だけの公演なので120%出すつもりなので、楽しみにしていてください。

ita-shin:俺は前回の2公演目では意識もうろうだったけど(笑)。今回は1回だけでその状態まで持っていきたいです。

Toshiyuki:前回よりも完成度が高い、前進したパフォーマンスができたらと思っています。“Live and die”なので、生を感じられるライブにしたいです。すべてを出し切った上でそれ以上も目指すような、ヤバいと思いながら「生きているか、俺」と感じられるような。お楽しみの企画も用意しているので、みんなを満足させられるライブになるはずなのでぜひ来てください!


BLACK VELVET「Bleed」
11月26日発売
DVD付きCD 1,890円(税込)
発売元:マリン・エンタテインメント

『Live and die in SHIBUYA-AX』
11月7日(土)17時開場 18時開演
東京・SHIBUYA-AX
1階立見・2階指定 5,775円(税込・ドリンク代別500円)
一般発売:10月18日(日)より電子チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、イープラスにて発売開始
問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション 03-5720-9999

>>BLACK VELVET公式サイト
>>『Bloody Call』公式サイト

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