井口さんは『超電磁砲』キャラとのコラボに期待！？――2010年10月スタート『とある魔術の禁書目録II』から、阿部敦さんと井口裕香さんに意気込みを聞きました！

　アニメ第一期が好評のうちに終了。その後もおとろえない人気で、現在のアニメシーンを代表するビッグタイトルに成長した『とある魔術の禁書目録』。待望の第２期の放映開始も10月にせまったなか、新シーズンのアフレコ収録がスタート。今回はアフレコ終了後、上条当麻役の阿部敦さんとインデックス役の井口裕香さんがインタビューに答えてくれたのでご紹介！ちょっとだけ見どころなんかも聞けちゃったりして♪

──久々の『とある魔術の禁書目録』ですが、アフレコを終えて率直な感想をお願いします

阿部敦さん（以下阿部）：第一期の時のことを鮮明に思い出しました。そしてこの作品の収録の難しさを改めて感じました。"画"に合わせすぎてもダメですし、無視してもだめなんです。「ああ、『とある魔術の禁書目録』なんだな」と感じました。

井口裕香さん（以下井口）：第一期のオーディションを含めると約3年間、この作品に関わらせていただいていますが、（私たちには第二期までの時間が長く感じられても）インデックスたちにとっては第二期は第一期のすぐ後の物語なんですよね。（その感覚に戻るのに）自分のなかで少し時間がかかって、「そうだ、インデックスはこうだったんだな」と、かみしめながら収録を行いました。


──第一期を振り返っていかがでしょうか

阿部：第一期では、敵キャラクターを誰も憎めなかったという印象があります。誰かを思って越こした行動が世間一般から見て悪であった。というのが印象的でしたね。

井口：たくさんの魅力的なキャラクターが登場するのが印象的でした。どのキャラクターもみんな悩みを抱えていて、葛藤をしているんです。みんなまっすぐで芯を持っていて、切なくなる何かを持っていました。


──では、第二期で期待するところを教えてください

阿部：この作品の魅力の一つは様々なヒロインが出てくるところだと思うんですが、第二期では僕の一番好きなヒロインが登場するんです。それがとても楽しみですね。

井口：この作品は会話でストーリーが進んでいく印象が強くて、第二期でも長いセリフでの会話が続きます。そんななかで、第二期で初めて登場するキャラクターと話していくのが楽しみです。『とある科学の超電磁砲』のキャラクター達も出てきたらいいですね。


──お二人がおっしゃるように第二期では新キャラクターも登場していますが、そちらはいかがでしたか？

阿部：男性キャラクターも女性キャラクターも魅力的なキャラばかりです。どんどん新しいキャラクターが出てきますよ。そのキャラクターたちをどんなキャストさんが演じるのか、また僕が演じる上条さんとどのように関わっていくのか、楽しみですね。

井口：新キャラには巨乳のキャラクターが多いです！　第一期では幼いキャラクターが大半だったんですが、第二期ではお姉さまキャラがたくさん登場します。キャラクターはたくさん出てきますが、どのキャラクターもかぶることなく個性豊かで楽しめると思います。それからキャラクターのセリフの語尾なども特徴的なものが色々ありますね。お気に入りのキャラクターの語尾を日常生活でもぜひ使ってみてくださいね（笑）。


──最後に、ファンの方へ一言お願いします

阿部：第一期が始まって、また『とある科学の超電磁砲』も始まって、この秋からは第二期が始まりますが、マンガ・アニメ・ノベル含め、メディアミックスでここまで展開する作品は本当に珍しいと思います。第二期も皆さんのご期待に応えられるよう頑張っていきたいと思います。

井口：こうやって第二期をやることができるのも皆さんの応援のおかげです。本当にありがとうございます。第一期や『とある科学の超電磁砲』に負けないように、一話一話に魂を込めて頑張って演じますので、見逃さずに見ていただければ嬉しいです。

＜取材・文：福島槙子＞


>>アニメ『とある魔術の禁書目録II』アニメ公式サイト