アニメ
『サムライガールズ』特別企画OP曲を歌う飛蘭インタビュー

『百花繚乱 サムライガールズ』特別企画――第1弾はオープニング主題歌を歌う飛蘭にインタビュー!「私も『サムライガールズ』みたいに、ロックとキスして"飛蘭"に変身するんです」

 飛蘭の最新シングル「Last vision for last」がついにリリース!! この楽曲は、アニメ『百花繚乱 サムライガールズ』の主題歌になっており、カップリング曲の「しずかな密より赤い密」も、同作品のイメージソングとして流れている。11月下旬からは大ヒット中のアルバム『Polaris』をひっさげての東名阪ツアーもスタート。今の飛蘭、そして『百花繚乱 サムライガールズ』どちらもかなり熱いぞっ!!

●「Last vision for last」は"上松ワールド"全開な楽曲!!

――『百花繚乱 サムライガールズ』の主題歌として流れている「Last vision for last」がリリースになりました。

飛蘭:「Last vision for last」は、冒頭から激しいのに、後半へ進むにしたがってさらに激しさが増してゆく。まさに、作曲・編曲者である上松範康さんの“上松ワールド”が全開な楽曲です。ただ、これまでは生バンドを中心に激しい演奏をしていたんですけど。「Last vision for last」は、そこへデジタルな要素が加わりました。
1月下旬からは大ヒット中のアルバム『Polaris』をひっさげての東名阪ツアーもスタート。今の飛蘭、そして『百花繚乱 サムライガールズ』のオープニング映像を通し聴いてもらえるのも嬉しいんですが。後半へ進むにしたがい、ドラマチックに世界観が広がってゆくので、ぜひ"トータルで聴いてもらいたい楽曲"にもなりました。

――歌詞にも、新しい面が出ていません?!

飛蘭:これまでの飛蘭の楽曲の歌詞と言えば、“戦っている姿や血が飛び散る”ような表現が前面に出ていたんですけど。今回の歌にも、そういう要素を入れつつ"いろんな愛の形"を詰め込んだ内容にも仕上がりました。

――歌声には、激しいだけじゃない、何処か妖艶な雰囲気が出ています。

飛蘭:歌声もそうですが、楽曲の中にも、“激しさの中へ何処かしらセクシーな部分”が見え隠れしています。だから歌う際にも、ただガツガツ歌えば良いわけではない。もっと深い感情表現を、この歌には求めました。


●普段はフワフワしてるのに、ステージに立つと女王様になってしまうところは、まさに柳生十兵衛と同じだと思います。

――「Last vision for last」の歌詞は、『百花繚乱 サムライガールズ』の世界観ともいろいろリンクしているんですよね。

飛蘭:“戦いの中で生まれる孤独感”が描かれていたり。他にも、“恋愛的な面やセクシーさ”なども、上手くリンクしている面だと思います。

――アニメは、かなり刺激的な映像も飛び出しますからね。

飛蘭:私、幼稚園の時からずっと書道を習っていたんです。だから墨が出てくると、なんかホッとするんです。と言っても、番組での墨の使われ方は、書道とはまったく違いますけど(笑)。でも私は、墨が描き出すあの飛沫のような表情にさえ“書の美”を感じてしまいます。オープニングの映像でも、一番激しく楽曲が盛り上がるところで効果的に墨が使われていますからね(笑)。なんか私、ちょっと人と違った観点で墨を捉えてますよね(笑)。

――いや、それが飛蘭さんなんだと思います。だって『百花繚乱 サムライガールズ』のヒロイン・柳生十兵衛のように、飛蘭さん自身も極端な二面性を持っていません?

飛蘭:よく言われるのが「ビジュアル面は“にらみつけるような肉食系”なのに、なんでトークでは、あんなに“ホワ~ンとしてる”んですか?!」ということ。別に歌ってるときに格好つけてるわけではなくて、あれが飛蘭なんです。MCやトークも、素の飛蘭なんですけどね(笑)。

●私、ロックとキスして"飛蘭"に変身するんです

――こうやって接しているときは、ホワホワ~ンとした女性なのに。なんでステージ上では、あんなにも女豹のようワイルド&セクシーな女性に変貌してしまえるんですか?!

飛蘭:それ、私も不思議に思ってます(笑)。飛蘭として活動する以前はポップスを歌っていたので、“Sっ気なキャラ”なんてまったくなかったんです。だけど、飛蘭としてロックな楽曲を歌いだしたら…何時の間にかそうなってた。きっと隠れてた"別の自分"が、我慢できずに出てきたんでしょうね。

(マネージャー):柳生十兵衛は柳生宗朗のキスを受けると強い人格に変貌するけど、飛蘭は"ロックにキス"してステージ上の姿になるんじゃない?!

飛蘭:そうっ!そうだと思う!!

――その言葉、すっごく納得です!!!

飛蘭:今回の「Last vision for last」は、アルバム『Polaris』発売後最初のシングル作品になるんですけど、『Polaris』では本来の私、柔らかい表情を持った曲たちを表現して、これまで見せていなかった飛蘭の姿を映し出したんですけど、飛蘭の“第二章”の幕開けとなる「Last vision for last」では、ふたたび激しいロックな姿を提示しました。でも、聴いていただければわかるように“セクシーさを匂わせる表情”も描き出しています。その“セクシーさ”を、これからは楽曲の中へ投影していきたいと思っています。

――カップリングには同じく『百花繚乱 サムライガールズ』の挿入歌「しずかな密より赤い密」を収録。こちらも、妖艶な激しさを持った楽曲になりました。

飛蘭:そう、妖艶さを持ちながら。こちらも、サビに向かって激しさが増してゆく楽曲です。

――両曲とも畑亜貴さんが作詞を担当。歌詞の中からも何処かしらセクシーさが漂ってくる印象を受けました。

飛蘭:畑さんの歌詞には、毎回“胸をえぐるような衝撃”を感じてるんですけど、これまで女性らしさが漂う内容ってなかったんですね。だけど今回の「しずかな密より赤い密」は“セクシーであり、しかも強気な女性像”が綴られています。でも深く歌詞を読み込むと、その中にも切なさや弱さなど、女性の持つ“儚い想い”も隠されているんですけどね。
だから2曲とも歌声の中へセクシーさだけではなく、吐息混じりなど、いろんな声の表情も詰め込みました。


●ライブは、息継ぎする間もなく攻めてゆく激しい曲が中心ですから(笑)

――11月末~12月頭にかけ、東名阪を舞台にしたワンマン・コンサート『飛蘭 LIVE TOUR 01 -Polaris-』も控えています。

飛蘭:ただでさえガツガツ攻めてゆく楽曲が中心のところへ、また息継ぎの大変な激しい曲たちが加わったので、今回も“激しい流れを中心にした”コンサートになりそうな予感です。

――あの激しい楽曲たちを畳みかけてゆくとなると、体力と気力勝負になりそうじゃない?!

飛蘭:息継ぎする間もなく攻めてゆく激しい曲が中心ですからね(笑)。今は“息を整えていく流れ”を、セットリストの中へどう作るのか、試行錯誤しているところです。後半へ向かうにしたがい激しさを増してゆくステージになると思うし。始まっちゃえば思いきり楽しんでそうな気がします(笑)。それにステージへ上がる以上、どんな高いハードルだってクリアしなきゃプロとは言えないし、ハードルの高い曲ほど名曲になるので、そういう曲たちを、これからもどんどん歌いこなしていきたいんです。だからこそ、ツアーでは思いきり楽しみますよ。


●『百花繚乱 サムライガールズ』のBlu-ray&DVD第1巻「TV未放送のムチムチ柔肌・無修正映像」が気になります!

――完成した「Last vision for last/しずかな密より赤い密」、今の飛蘭にとってどんな1枚になりました?!

飛蘭:疾走感、激しさ、切なさ、セクシーさ、すべてを詰め込んだ、"飛蘭の第二章!の幕開けにふさわしい1枚になりました。

――では、最後にひと言お願いします!

飛蘭:11月25日発売になる『百花繚乱 サムライガールズ』のBlu-ray&DVD第1巻が楽しみなんです。「TV未放送のムチムチ柔肌・無修正映像」が気になりますよね。男性目線になって、部屋を暗くしながら「男性って、こういうのに興奮するのかな?!」という気分を楽しみながら観たいなと思っています!(敬称略)

<TEXT:長澤智典>


>>飛蘭オフィシャルサイト「Touch the faylan」
>>百花繚乱 サムライガールズ公式サイト


<b>『Last vision for last』/飛蘭</b><br>2010年10月27日発売<br>1200円(税込)<br>発売:Lantis

『Last vision for last』/飛蘭
2010年10月27日発売
1200円(税込)
発売:Lantis

おすすめタグ
あわせて読みたい

アニメの関連画像集

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2024年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2024春アニメ何観る
2024年春アニメ最速放送日
2024春アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング