自演乙、まさかの2連敗!?　長島☆自演乙☆雄一郎選手も緊急参戦の『ファントムブレイカー』『バレットソウル -弾魂-』合同記者発表会をレポート！

　5pbは、Xbox 360用ソフト『ファントムブレイカー』と『バレットソウル -弾魂-』の合同記者発表会を、2011年1月8日、東京・パセラリゾート銀座で開催した。発表会には各社プレスの他、抽選で選ばれた一般記者も来場。両作に関するトークやミニライブ、試遊体験会などが行なわれた。

　発表会には制服姿で司会の井ノ上奈々さん、5pb.の志倉千代丸社長、年末の格闘技イベント“Dynamite!!”で激勝したばかりのコスプレイヤー兼格闘家の長島☆自演乙☆雄一郎さんが通して参加。自演乙さんは5pb.の広報隊長としての参加で、5pb.は“Dynamite!!”などの格闘技イベントのスポンサードも行なっている。イベントはこの3人にそれぞれのタイトルの出演声優やコスプレイヤーが加わる形で行なわれ、記者発表というよりはトークイベントに近い内容となった。

　まず紹介された『ファントムブレイカー』は、2011年4月28日に発売予定のXbox 360用ソフトで、5pb.が初めて手がける2D格闘ゲームだ。キャラクターデザインは鈴平ひろさんで、ボタンの組み合わせで手軽に必殺技が出せたり、相手の技を攻撃で相殺したりといった、初心者でもとっつきやすいシステムが特徴とのこと。ステージには影霧役の森谷里美さんが影霧のコスプレ姿で登場、森谷さんの珍しいコスプレ姿に、会場のファンも大喜びだ。森谷さんは感情を抑えたキャラクターを演じるのは初めてで新鮮だったそう。
　同ステージでは『シュタインズ・ゲート』の牧瀬紅莉栖のコスプレで登場した自演乙さんが、ユーザーの代表と対戦する企画も。格闘家ならではのセンスで善戦した自演乙さんだが、結果はユーザーの二連勝。「格闘家というか、自演乙は格ゲーは弱いという結論が出ました」と凹んでいた自演乙さんだったが、発売後に特訓してリベンジすることを誓っていたのだった。
　新発表の内容としては、主題歌が今井麻美さんと喜多村英梨さんのユニット“ARTERY VEIN”が歌う“幻崩のペンデュラム”であることが発表された。作詞作曲は志倉社長なのだが、なぜこの2人が歌う？　という疑問に対して、社長自ら2人の演じるキャラが追加DLC（ダウンロードコンテンツ）で使えるようになるから、とぽろり。どんなキャラクターが追加されるかは、今後の発表を楽しみにしよう。

　もう一本の『バレットソウル -弾魂-』は、2011年4月7日に発売予定のXbox 360用シューティングゲーム。同作は5pb.初の完全オリジナルシューティングゲームで、志倉社長によれば80年代のシューティングゲーム黄金時代と、最新の弾幕ゲームのハイブリットのような作品になるとのこと。一部のマップ構成やアイテム、今後行なわれる全国大会ツアーの“キャラバン”という名称にはファミコン時代のハドソンゲームの影響が色濃いが、これについてはなんと、志倉社長自ら、ハドソンの高橋名人に許可を取りに行き、快諾を受けたとのことだ。
　同ステージには、不倶戴天のゼンイチ役の星野貴紀さんと、天馬行空のユン役の長谷川明子さんが登場。長谷川さんはユンのコスプレ姿でくるりと回って見せて歓声を集めていた。収録を済ませた星野さんによるととにかく熱血な内容とのことで、長谷川さんも収録に向けて気合を入れつつ「初心者でも楽しめる内容らしいので、私も挑戦してみます」と語っていた。ステージの締めくくりには、長谷川さんが同作主題歌“蒼凛のペンデュラム”のミニライブを行ない、ユンの衣装のまま華麗なステージングを見せていたのだった。

　終演後には一般記者も見守る中、志倉社長と自演乙さんの囲み取材も実施。『ファントムブレイカー』では追加キャラクターがダウンロードできるということで、“自演乙”のキャラクター化を志願する自演乙さんを「いらない」と志倉社長がバッサリ切ったり、2人でファイティングポーズの応酬をしたりと笑わせる一幕もあり、盛り上がりを見せていた。

（取材・文：中里キリ）

>>『ファントムブレイカー』公式サイト
>>『バレットソウル -弾魂-』公式サイト