2013-02-21 16:30

アリス十番・桐谷真央 VS スチームガールズ・佐倉梨杏～どっちが可愛い de SHOW!!～

　アリス十番でもっとも可愛らしさを放っている桐谷真央。スチームガールズの中、独特な華やかさを持った佐倉梨杏。互いにユニットの中、"花"な存在感を放ってゆく2人に、熱く!? 語っていただいた。

左から、アリス十番・桐谷真央、スチームガールズ・佐倉梨杏。

■ たまにステージを見てて、「あれっ?!これ計算かなぁ?!」って感じるときもありますよ

――お互いの存在って、どう見てます?!

桐谷：わたし、スチームガールズの中で佐倉梨杏ちゃんの顔が一番タイプなんですよ。なんか全部が整ってて、「これはパーフェクトだ」と、自分で勝手にそう思いながら見ています。

佐倉：でも真央さん、パーフェクトなのは「顔だけ」って言うんですよ（笑）。アリス十番のメンバーの方々にも、「梨杏ちゃんは顔だけはタイプだよ」って、そこを強調されるんです。だから、「わたしの何が駄目なんだろう?!」って、いっつも考えてしまいます。

桐谷：きっとそれは、アリス十番とスチームガールズのメンバーって直接話をする機会ってあんましないからじゃないかな?!もちろん、ライブではよく顔は見てるので、そこからみんな「顔は好きだな」と言ってるんだと思う。

佐倉：だったら安心です。そうじゃなかったら、ズーッと不安になってました。

桐谷：こうやって一緒に話す機会って、意外とないんだよね。

――真央さん、梨杏さんのことを「可愛い」と言いながら、じつは「わたしのほうが可愛い」と内心思ってたりしません?!

桐谷：いや…。

佐倉：思ってますよ絶対に、真央さんは（笑）。わたしも真央さんの顔はすっごいタイプで。とくに踊ってるときの表情がすごく好きなんです。

桐谷：わっ！

佐倉：でも、普段しゃべる機会がないんで、性格まではまだよくわからないんですけど。たまにステージを見てて、「あれっ?!これ計算かなぁ?!」って感じるときもあります。

桐谷：えっ?!それは、どんなときですか?!?!

佐倉：よく最後の挨拶のときに、おどおどしながらも可愛くしゃべってるじゃないですか。その姿を見るたびに、「これ、計算?!」と思ったりもします。

桐谷：わたし、けっこう緊張でしゃべれなくなって口ごもっちゃうんですよ。滑舌も悪くなって噛んじゃったりとか。それで「計算かな?!」と思われてたのかも知れないですけど。それ、ぜんぜん計算してないんですよぉ、ガチなんです。

■ この2人、ステージ上では空気的な存在なんですよ。そこにちょっとした共通点があるんです

――お互い、ユニット内では「コケティッシュな人」担当という印象を持っています。

佐倉：あっ、そうなんですね。

桐谷：ありがたいです。

佐倉：でも真央さんはすごい清純なイメージの人じゃないですか。わたし、見た目だけだと「可愛い」と言われるんですけど。でも真央さんのように「清純」じゃなくて、わたしの場合は「ギャル」っぽいって言われちゃうんですよ。「イマドキの子みたい」とも、よく言われます。

桐谷：イマドキっぽい（笑）

――本人としては、「ギャル」は違うぞと。

佐倉：はい。でも「可愛い」に変わりがないのなら嬉しいんですけど。わたしも「清純」派ですよ。

桐谷：こうやってしゃべってると、クリアーな感じはします。

――真央さんも「清純」派だ。

桐谷：わたしはそうですね。けっこうお姉さん方に教えてもらうことが多いんで、そういう面でも清純というか、真っ白じゃないかなって思います。

佐倉：あーっ、自分で言っちゃってる（笑）。

――確かにアリス十番のメンバーには強くて凛々しい方々が多いですからね。

桐谷：わたしもそこそこ自分を出してるとは思うんですけど、アリス十番の場合、上には上がいますから（笑）。

――真央さんも、普段から自己主張をしていくタイプなんだ。

桐谷：最近ようやく発言できるようになってきた感じで、やっとみんなに追いついたかな?!くらいです。

――そこへ至るまでには、いろいろと大変だったんですか?!

桐谷：そうなんです。わたしがアリス十番の中では一番年下ということもあって、みなさん優しいんですけど。でも、みんな自己主張の強い方々ばかりので。

佐倉：アリス十番の方々って、そうですよね。

桐谷：静かにしてると、どんどん埋もれていっちゃうので、どうにかしなきゃと思ってるんですけど。たまに先輩方がフォローしてくれるので助かってます。

佐倉：アリス十番のメンバーさんはみんなすごく個性的ですよね。でも真央さんは可愛い担当の方なんで、MC中にしゃべってても、しっかり目立ってますよ。

桐谷：あらっ、ありがとうございます。

佐倉：わたし、スチームガールズの中で一番年上なんですよ。年上のくせに、ユニットを引っ張っていけてないんです。だからステージ上のMC中でも、空気のような存在になっています。

桐谷：この2人、ステージ上では空気的な存在なんですよ。そこにちょっとした共通点があるんです。

――気がついたらそうなってた感じですか?!

桐谷：そうなんですよ。

佐倉：わたしもそうなんです。

桐谷：わたし、けっこうMC中に存在を忘れられ、たまに素通りされることがあります。そういうのってあります?!

佐倉：わたしも忘れられてるんですかね?!会話に参加できてないっていうのは、そういうこと?!

桐谷：わたし、会話に入ってなくても誰にも気にされない（笑）

佐倉：あっ、わたしは急に振られることありますよ。わたし、スチームガールズの中でいじられキャラなんで、急にMCでいじられてしまうことはあります。

――一番年上なのに、いじられてしまうんだね。

佐倉：そうなんですよぉ。年下の子たちにもぜんぜん敬語なんか使われないし（笑）。

桐谷：それは、すごい慕われてるってことですよね。

佐倉：なんなんですかね?!わたしも、ぜんぜん気にはしてないんですけど（笑）。

桐谷真央（アリス十番）
1993/10/06／160cm

■ 私たちは、アリス十番はライブ・パフォーマンス、上からみんなで観て勉強していますが、アリス十番の方々って誰もスチームガールズのステージを上から観てないですよね

――お互いに、ユニット内でも空気のような存在なんですね。

桐谷：自己主張しようにも、もっとすごい人たちが多いんで。本当は、もっともっと自己主張しなきゃいけないことはわかってるんですけど…。

佐倉：わたしなんか、気がついたら「自分大好きキャラ」とか「ぶりっ子キャラ」など勝手に作られてて。

桐谷：でも「ファッションリーダー」って自己紹介のときに言ってましたよね。

佐倉：そうなんです。そこのセンスはあると思います。

――2人とも、お洒落さんだもんね。

桐谷：真央は、そこそこじゃないですか?!前に一度先輩方に「私服が微妙」って言われたんです。そのときから気にしだして、いろいろとチャレンジはしています。

――そんな微妙だったの?!

桐谷：それまで、あまり洋服に気を使ってなくて。茶色とか、おばちゃんぽい感じの色使いの服が多くて、「ちょっとおばちゃんっぽいよね」と言われてたので、最近は白とか黒などを着て、ちょっと若者っぽくしています。

佐倉：若者っぽくって、若いじゃないですかぁ。わたしも見た目では高校生に見られますよ。まぁ、スチームガールズはみんな若いんで（笑）。

――アリス十番から見たスチームガールズの存在って、どうなの?!

桐谷：同じ事務所内グループなんで、ライバル視しながらも、一緒に上へあがっていけたらいいなと思ってます。でも、負けたくはないですね。やっぱし、自分たちのグループが一番だと思っているので。

佐倉：それは、スチームガールズもみんな思ってますよ。アリス十番には負けてらんない気持ちにはなります。

桐谷：良きライバルです。

佐倉：やっぱアリス十番はライブ・パフォーマンスがすごいので、毎回自分たちのステージが終わるたびに、上からみんなで観て勉強しています。でも、アリス十番の方々って誰も上から観てないですよね。

桐谷：みんな、ステージの袖からチラチラッと観たりはしてるんですよ。

佐倉：あっ、チラチラなんですね。わたしたちはガッツリ観てるのに。

桐谷：なんか、ファンの人たちの目線も気にしつつ観ている感じなんです。

――そう言いながら、じつはまったく気にしてなかったりとか?!

佐倉：それはちょっと…。

桐谷：気にしてますよぉ。わたし言ったらあれですけど、スチームガールズが大好きなので。アリス十番も好きですけど、スチームガールズもすごく好きだから、準備をしながらチラッと観てますし。センターが変わったときは、「もう絶対に観てやる」と思って、準備を早めに終えて、ズッと観てましたから。

佐倉：どうでした??

桐谷：なんか不思議な感じがしました。いろいろ変わると、見えてくるカラーも変わってくから、それが面白いなと思いました。

<b>佐倉梨杏（スチームガールズ）</b><br>1991/11/16／157cm

佐倉梨杏（スチームガールズ）
1991/11/16／157cm

■ 同じ空気担当として、そこはすごく美味しい自分の武器としてやっていこうと思ってます

――普段しゃべる機会がないと、こうやって2人でしゃべるのって新鮮に感じます??

2人：新鮮です!!

佐倉：初めて、こんなにも話をしました。

――印象は変わりました??

桐谷：やっぱ、可愛いままでした。

佐倉：まだ、自分の素を出しきれてないので。

桐谷：えっ、猫かぶってるってこと??

佐倉：猫かぶってるかも知れないです（笑）。

桐谷：じゃあ、もっと仲良くなれるように、もっといっぱいくっついていきます!!

――じゃあ最後に、バトルなエールを送ろうか。

桐谷：同じ空気担当として、そこはすごく美味しい自分の武器としてやっていこうと思ってます。まぁスチームガールズもいいですけど、アリス十番のほうが絶対にいいと思っているので負けません!!

　サクリナちゃんに関しては、やっぱ可愛いですね。可愛いけど、でも「自分が一番」ということにしといてください（笑）

佐倉：しといてくださいと言われても困るんですが（笑）。スチームガールズは若さが強みなので、これからもフレッシュに、アリス十番よりも伸び代はあると思うから絶対に負けません。

　真央さんは、やっぱ可愛いですね。だからこそ、もっともっと自分を磨いて負けないようにがんばります。

――2人とも、美意識も高いですよね。

佐倉：可愛い女性であるためにも、つねに美意識は高く持とうと思っています。

桐谷：やっぱしタレント活動をしている以上、美意識は大事ですからね。

――これからもお2人には、「可愛さ」と「空気」を担当し続けてもらいたいなと思っています。

桐谷：そこ、ちょっと美味しいポジションですよね（笑）