
【第2弾】なあ坊豆腐@那奈特集 初舞台とライブ活動についてインタビュー
1st写真集『なあ坊DOLL@那奈』がAmazonの新着写真集ランキングで1位になるなど好評のなあ坊豆腐@那奈。3月には女優として初舞台にして初主演。そして、アイドルイベントでのライブ活動も精力的。高校を卒業し、活躍の場がどんどん広がりそうだ。
なあ坊豆腐@那奈(なあぼうどうふ・あっと・なな)
1994年6月17日生まれ、東京都出身、A型、158㎝(8.5頭身)。幼い頃から続けてきた新体操仕込みの柔軟なダンスがニコニコ動画で称賛され、『スター☆ドラフト会議』出演を経て、2012年5月につんく♂が楽曲提供の「クネクネ☆ブラボー!!」でCDデビュー。ニコ生コミュニティ「なあがぼーっとするだけになにか」の登録者数は4万8000人を突破。5月には1stDVDを発売。
■ 舞台の漫才のシーンはちゃんとやりたくて
――3月には初舞台の『アリスインデッドリースクール オルタナティブ』で主演という大仕事があって。
那奈:台詞がいっぱいあって、「こんなに覚えられるかな?」と思いました。私、本を読まないんですよ。だから、まず台本を読み切ることが大変(笑)。でも稽古を始めたら、だんだん台詞も自然に覚えてきて。
――頑張って覚えたというより、自然に?
那奈:はい。W主演の前田希美ちゃんが、舞台は初めての私が動きやすいように動いてくれたりしたから、やりやすくて楽しくなってきました。
――演技自体の経験がそんなにない中で主演というのは、プレッシャーにもなりませんでした?
那奈:あまり深く考えませんでした。たまに一気に考えて「どうなるんだろう?」って悩みましたけど、普段は何も考えないんです。だから、重く感じたりはしなくて。「ダメだ」って自信がなくなると、稽古の時間も無駄になるし。稽古中は絶対マイナスに考えないようにしてました。考えるなら、後から。新体操のときもそうしてました。練習でマイナス思考にならないように。
――悩んだシーンも特になく?
那奈:大変だったのは、漫才をやるシーンがたくさんあって。シリアスなところから、突然そこに行ったり。まえのんちゃんは天然ボケのキャラクターだから、一気にドンと持って行ってくれるけど、シリアスなところとの差をツッコミで埋めるのが私。それが難しいんです。ツッコミ方とかコントのリズムとか、お笑い芸人さんを見て勉強しました。
――テレビ番組とかで?
那奈:ナイツさんのリズムがいいなとか、女性ならハリセンボンの春菜さんのツッコミをマネしたいなとか思いました。テンションを上げていってツッコミがどんどんワーッとなっていく感じは、アンタッチャブルさんを参考にしたり。
――通な見方ですね(笑)。
那奈:コントをする場面が一番重要だから、そこはちゃんとしたくて。コントなのかコントじゃないのか分からないような、あいまいな感じにしたくないから。ちゃんとコントに見えるように研究しました。「こういう立ち方をしたら漫才っぽく見えるかな?」とか。
――ポイントはつかめたわけですか。
那奈:まずボケの子の話をよく聞いて、理解したうえでツッコんだり怒ったりすることですね。日常生活がコントみたいな2人組なんです。まえのんちゃんが突然天然で言ったことからボケが生まれて、それに対してツッコんでいったらコントみたいになる。そういう形を作らなきゃいけなくて。
――コント以外のシーンはスムーズに演じられて?
那奈:稽古は最初、台本を持ちながらやっていて。左手で持ってたから、台本を持たないでやるようになったら、「左手をどうすればいいんだろう?」と悩んだりしました(笑)。
――初めて舞台をやると、発声が課題になることもあるようですが。
那奈:私は滑舌が悪いので。コントは早口だから、噛まないように頑張ろうと。でも、台詞がないところのほうが難しいです。台詞を言ってれば演技してるようには見えるけど、何も言ってないときに「どこに動いたらいいんだろう?」とか「どうリアクションを取ったらいいんだろう?」と考えました。
「なあ坊DOLL@那奈」
発売中 ワニブックス/撮影:桑島智輝/2700円+税
■ ライブでアイドルになったことを実感します
――最近はライブ出演も多いですね。
那奈:土・日は結構やってます。
――たいぶステージ慣れもしてきたのでは?
那奈:デビューのときから応援してくださってるファンの方が多くて、そういう方には「ライブの盛り上げ方がどんどんうまくなってきてるね」と言ってもらえてます。最初のときは本当に緊張したんですけど、ファンの方がバーッと盛り上がってくれるので。自信を持って声を出していけるようになりました。
――気持ち良さも感じますか?
那奈:そうですね。落ちサビで(ヲタ芸の)ケチャとかやってくれるから、自分がアイドルになったなって感じがします(笑)。
――今までで特に印象深いステージは?
那奈:バックダンサーに付いてくれたChoco★Bunnyの2人が、「マジカルリップKISS」用に、応援するためのヲタ芸のフリを付けてくれて。前奏で♪なあ坊豆腐のMLK、みんなで一緒に騒ごうぜ~とか声を出すんですよ。それで、ミックスが始まる「よっしゃいくぞー!」のところを私も言ってみたら、この曲を知らない人もミックスの続きで「ホアーッ」とか言ってくれて、すごく気持ち良かったです(笑)。
――アイドル側が「よっしゃいくぞー!」と(笑)?
那奈:アイドルのライブって、ハロプロしか観たことなかったから、分かってなくて(笑)。それで言ってみたら、盛り上がってくれました。
――アイドルが何組か集まるイベントって、他はだいたいグループじゃないですか。ソロの那奈さんは、楽屋とかではどうしてるんですか?
那奈:仲のいいグループの子がいたらいいんですけど、だいたいあまり話せません(笑)。向こうから「一緒に写真撮ってください」と言ってくれることもありますけど、自分からはなかなか行けなくて(笑)。
――他のアイドルのステージを舞台袖から観たりはします?
那奈:興味があったり、参考にしたいグループは観ます。
――特に良いなと思ったのは?
那奈:もともと知り合いだったんですけど、ダンドルちゃん(Dancing Dolls)は仲いいからとかでなく、踊りも歌もすごくて、ハロプロ並みにハマってます。PVも観ていて、この前ライブを生で観て「あっ、本物だ!」と思いました(笑)。盛り上がっていて、私もお客さんに交ざってセンターで観たかったです(笑)。
――それにつけても、もともとニコ生から世に出た那奈さんも、写真集に舞台にライブと、どんどん3次元での活動が広がってきてますね。
那奈:CDを気に入ってファンになってくれたり、写真集を見てとか、テレビでしゃべってるのを観てとか、いろんなところからファンの方が増えてくれたらいいなと思います。
――プライベートでは、3月で高校を卒業して。
那奈:私はとにかく早起きが嫌いなので(笑)、楽になります。
――高校に通っていたときは、どうやって起きてたんですか?
那奈:なるべく早く寝てました。でも、結構夜ふかしもしちゃって(笑)。ネットで女の子の画像を観てたり動画を観てると、どんどん時間が経っちゃうから。
――お母さんに起こしてもらったりも?
那奈:だいたい自分でちゃんと起きるんですけど、なぜか目覚ましをかけても、まったく起きない日もありました。お姉ちゃんが止めてたんじゃないかと思うくらい、気づかないんです。
――そういうときは、遅刻しかけて走ったり?
那奈:遅刻すると思ったら、ゆっくり行きます。何時間目に行っても、遅刻は遅刻で変わらないから(笑)。そんなに何回も遅刻したわけではないですけど(笑)。
――4月から大学生ということで、どんなキャンパスライフを送りたいですか?
那奈:友達を増やしたいです。気軽に遊べる友達を。大学生の間に20歳になるから、「飲みに行こうよ」とか言ってくれる人ができたらいいなって(笑)。
――女子大生というと、どんなイメージがありますか?
那奈:自由そう。制服もないし、高校みたいに決まりがないから、髪を染めたり、ピアスを開けたりもできるし。私は髪を染めたいとは思いませんけど、オシャレはしたくて。洋服もちょっと大人っぽいのを着ようと思います。
――自由な時間も増えそう?
那奈:高校ではあまり友達と遊ばなかったので、大学ではいっぱい遊びに行きたいです。海外にも。お姉ちゃんを見てると、地方に泊まりで遊びに行ってるので。
――最後に改めて、写真集や5月発売のDVDの見どころを。
那奈:高校生から高校生でなくなる間くらいに撮ったので、大人になりかけてる感じを見てもらえたら。制服がリアルなのも、最後なので。
PHOTO:草刈雅之(撮りおろし分) TEXT:斉藤貴志
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>>【第1弾】なあ坊豆腐@那奈特集 初の写真集を発売
>>【第2弾】なあ坊豆腐@那奈特集 初舞台とライブ活動
※このページの写真は、写真集「なあ坊DOLL@那奈」より

















































