
asfi『りすぺくと☆カバー vol.1』発売記念! 全曲紹介!(後編)
渋谷にあるライブハウス「DESEO」のバックアップのもと、誕生。「渋谷発★ひとろんぐキュートなバラエティ・ユニット」として活動中のasfi。彼女たちが4月29日に、ハロプロ・ナンバーをカバーしたシングル「りすぺくと☆カバー vol.1」をリリースする。今回は、練習生を含む、朱音以外のメンバーが集合。2回に渡り、「りすぺくと☆カバー vol.1」の魅力を語ってもらいました。
後編では、「りすぺくと☆カバー vol.1」収録曲後編と、今後の野望につい語ってもらいました。
asfi
左より、星川だりる、朱音、市川咲、七瀬いづみ、渡瀬純、葵なつみ。
■ 「りすぺくと☆カバー vol.1」の魅力を大分析!! ~「初恋サイダー」&「恋愛レボリューション21」編~
――3曲目はBuono!さんの「初恋サイダー」です。
渡瀬純(以下、渡瀬):この楽曲は振り付けがないんですよ。なので、本当に歌だけでメッセージを伝えなきゃいけなかったから、そこが本当に難しかったんですけど。唄い込めば唄い込むほど伝わる魅力を持っている楽曲なので、レコーディングでも「伝える」ことを心がけながら唄いました。
七瀬いづみ(以下、七瀬):ジュンジュンと朱音とわたし、この3人が、ハロプロさんの中でもとくに好きなのがBuono!さんなんです。好きなメンバーも、わたしが夏焼雅さんで、ジュンジュンが嗣永桃子さん、朱音が鈴木愛理さんなんですね。だからライブで「初恋サイダー」を唄うときには、完璧そのパート割りで歌っていますし、もう息もピッタリな感じです。
渡瀬:じつは、「まっさらブルージーンズ」の次に「ハロプロさんの曲でカバーしたいのは!?」となったときに出てたのが、この「初恋サイダー」でした。それくらい、メンバー自身も思い入れの強い楽曲なんです。
市川咲(以下、市川):しかもasfiのスタイルにとアレンジされているように、ギターやベースの雰囲気も原曲とは違いますし。私たちも、「asfiの色に染め上げよう」ということで歌いました。
渡瀬:イントロの最初の音からすでに原曲とは違ってるもんね。中にはエレクトロな部分も入ってて、わざと私たちの声も一部加工してあったりするように、まったく違う姿になったところを、原曲と聞き比べて欲しいなと思います。
――最後は、モーニング娘。さんの『恋愛レボリューション21』です。数あるモームス・ナンバーの中、なぜ、この歌だったんですか!?
渡瀬:もう、大好きな曲がたくさんあり過ぎるし、どの曲も良くって、すごく迷ったんですけど。やはりここは、自分たちの中での王道にしようということで選びました。それに、ファンの方々にも馴染み深いし、ライブでも盛り上がっていける楽曲なんで。
市川:小さい頃からよく聴いてた歌のように、とても思い入れがあるから、この曲をカバーできるってことがすっごく嬉しかったんです。
七瀬:そうだね。まだ小学生の頃によく聴いてた歌のように、まさか自分でこの曲を唄うようになるとは思ってもいなかったです。
「恋愛レボリューション21」は、原曲とアレンジが変わっているのは、もちろん。「りすぺくと☆カバー vol.1」に収録した音源と、asfiのライブで唄うときでは雰囲気が違ったりもしていく歌なんです。とくに♪fu~fu~♪と、ファンのみなさんと一緒に唄いながら楽しめるのも特徴的だと思います。
七瀬:ラップの部分では、本家がモーニング娘。と言ってるところをa.s.f.iと言ってるように、本当にasfiのオリジナルみたいな感覚で歌えるのも好きなんです。
asfi ?りすぺくと☆カバー vol.1?「まっさらブルージーンズ」 CM
■ 完成した、「りすぺくと☆カバー vol.1」について…
――完成した「りすぺくと☆カバー vol.1」、それぞれどんな作品になりましたか!?
七瀬:asfiが歌っているオリジナル曲たちとは、また違った魅力を持った曲たちばかりだし。ハロプロさんが大好きだからこそ、「歌ってみたい曲ばかりを集めた作品」になったので、ぜひみなさんに聴いてもらいつつ、ライブでも一緒に楽しみたいです。
ライブでは、本家さんとはダンスの面でフォーメーションを変えたりもしているので、ぜひそこも、本家さんと見比べながら楽しんでください。
市川:音源で聴くのと、ライブで聴くのとでは違った楽しみ方ができるように、その両方で楽しんで欲しい気持ちを持っているのと。この4曲をasfiの色としてカバーするために、一生懸命に練習を重ねてきたように、本当に思い入れや想い出の詰まった作品になりました。ぜひ「この子はこういう風に歌ってるんだ」というのを、本家さんと聞き比べながら、その違いや、メンバーそれぞれの魅力を感じてくれたら嬉しいです。
渡瀬:「りすぺくと☆カバー vol.1」には、今のasfiとして表現できるすべてが詰まっています。メンバーの表現力もそうだし、サウンド・プロデュースの面でも最高の出来に仕上がったように、ぜひアレンジや歌割り、唄い方の違いなどを、本家さんと聞き比べてください。そのうえで、「やっぱし本家はすごいなー」と思ってもらってもいいですし。「asfiはここまで表現してるんだ、すごいなー」と思ってくれたら嬉しいですね。
私たち自身が本当にハロプロさんが大好きだから、思いきりリスペクトな気持ちを詰め込んだ1枚になったと思います。
葵なつみ(以下、葵):先輩たちのいろんな歌声や唄い方を聴いてると、すごく勉強になるんです。だからわたし、この「りすぺくと☆カバー vol.1」を聴いて、ライブで唄うとき用の参考にしています。
星川ダリル(以下、星川):わたしも、今後ライブで唄う機会が出てくるかも知れないので、これを参考にしながら学んでます。
「りすぺくと☆カバー vol.1」
■ ソロプロジェクト・シリーズの展開!!そして、asfiとしての野望とは…。
――現在は、asfiソロシングルプロジェクト・シリーズも展開中。第一弾として、渡瀬純ちゃんのソロ・シングル「キミイロ☆プラネタリウム」が形になりました。
渡瀬:この歌は、わたしが主演しているホラー映画「アイドル怪談(ホラー)~序章・渡瀬 純編~」の主題歌にも使ってもらっています。「キミイロ☆プラネタリウム」はバラードなんですけど。asfiでもなかなかバラードを唄う経験って少ないから、自分一人で唄うのには不安もあったんですけど。でも、新しい面を見せることが出来て嬉しかったです。
七瀬:今は、第二弾として(市川)咲ちゃんの楽曲を一般公募しています。このソロ・プロジェクトは「"BAND IN A BOX"という作曲ソフトを使って作った曲を唄おう」ということで進めてるんですけど。咲ちゃんの曲には、すでに100曲以上の応募が届いてるんです。
市川:エーッ!!それホント!?
七瀬:うん。それを少しだけ聴いたんですけど。バラードからロック系までいろいろあったので、どんな楽曲が生まれるのか楽しみですし、これから、メンバー一人一人の曲が出来上がっていくんだなぁと思えたら、すごく楽しみになってきました。
――今後、どんな楽曲が出てくるのか楽しみにしています。では最後に、asfiとしての野望を語っていただいてシメようか。
葵:みんなで楽しくがんばりたいです。それが、今は一番です。
星川:わたしも、目標高く掲げながら。でも、楽しくがんばりたいです。
渡瀬:2人には、正規メンバー入りを目指してもらわないとね。
七瀬:やっぱりわたしは、夢は大きく持ちたいので、何時かは…そんな遠くない時期には、asfiとして日本武道館のステージに立ちたいですね。
市川:あっ、わたしも同じことを言おうと思ってた(笑)。なのでわたしは、紅白歌合戦に出たいです。今でもまだまだ見てる側なので、自分が出れる側になりたいなと思ってます。
渡瀬:asfiと言えば、生バンドをしたがえてライブを演ったりもするように、ライブこそが魅力だと思います。そのライブの魅力を活かしながら、まずは、インディーズ・アイドルの頂点を極め、インディーズ・アイドル界のカリスマ的な存在にasfiがなりたいです。
asfiは、渋谷SEDEOというライブハウスがプロデュースしているユニット。渋谷で一番大きなライブハウスと言えば渋谷AXなので、まずは、渋谷AXをスタンディングでパンパンに埋めつくしたいんです。そのうえで、「渋谷発のアイドルと言えばasfiでしょ」「インディーズ・アイドルと言えばasfiでしょ」となりたいです。
市川:「他のアイドル・ユニットさんたちとは、どこかひと味違うぞ」みたいなね。
七瀬:Googleで渋谷って検索したらasfiって出るくらいにまでなりたいよね。
渡瀬:それくらいの強い気持ちを持ってがんばりたいです!!
TEXT:長澤智典
《DATA》
「りすぺくと☆カバー vol.1」
発売日:2013年4月29日
税込価格:1200円
発売元:Inception
【収録曲】
1.まっさらブルージーンズ
2.スッペシャルジェネレ~ション
3.初恋サイダー
4.恋愛レボリューション21
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