「“昇天させてあげる”は大好きなシーンの一つ」と田中敦子さん！　アニメ『ベヨネッタ ブラッディフェイト』トークショー付きイベント上映会の公式レポートを大公開！

　2013年11月より劇場上映され、大ヒットのまま上映を終了した長編アニメーション『BAYONETTA Bloody Fate』。2月14日、Blu-ray＆DVDが発売となりました。この発売を記念して、同日、シネマート新宿で、『BAYONETTA Bloody Fate』トークショー付きイベント上映会が開催されました。

　本編上映終了後には、木﨑文智監督やベヨネッタ役の田中敦子さん、ジャンヌ役の園崎未恵さん、本作に原案協力として参加したプラチナゲームズ：神谷英樹氏も登壇し、本作について熱く語ってくれました。
　さらに、これまで本作のイベントを大いに賑わせてきた、BAYONETTAのコスチュームに身を包んだ橋本真帆さんも登場。忠実に再現された衣装・銃・メガネを纏い、フォトセッションに花を添えてくれました。
　今回、当日の模様を記した公式レポートが到着したので、ご紹介していきます！

◆『BAYONETTA Bloody Fate』BD＆DVD発売記念イベント上映会スペシャルトークショーをレポート！
　本編上映が終わり、盛大な拍手の中、木﨑文智監督、田中敦子さん（ベヨネッタ役）、園崎未恵さん（ジャンヌ役）、神谷英樹さん（プラチナゲームズ）が登壇。一人ずつ、以下のように挨拶してくれました。

木﨑監督：今日はこんな大雪の中来ていただきありがとうございました。よろしくお願いします。

田中さん：みなさん、大雪で寒い中よくお越しくださいました。素敵な作品に出演させていただいて幸せだなと思います。

園崎さん：映画の中を意識して昔のジャンヌのヘアスタイルにしてきました。

神谷氏：本日映画を見るのが初めてで皆さんと楽しめてよかったです。

　意外にも本日初めて劇場版をみたという神谷氏。「木﨑監督を信頼し、映画を一ファンとして楽しむために、絵コンテ等のチェックをしなければならない立場だったがあまり見ないようにしていた」という。そんな神谷さんに対して、木﨑監督は大ヒットゲームが原作なので失敗出来ないプレッシャーと戦っていたとのことです。

　話は声優陣へと変わり、田中さんと神谷さんが初めて会ったのは特番の収録の際ということだったという。
　田中さんはBAYONETTAを初めて見たときの印象を聞かれ、「初めて見たとき、かっこよくて昇天しました。（笑）いろいろなところで、ベヨネッタについて聞かれるので、一言でいうと『エロかっこいい映画です』と答えてきていた」と印象を明かしてくれました。

　各声優は原作者の意見を尊重して、オーディションで決定。声優を決める際にはいろいろな方から提案をもらい、オーディションテープを聞いて選んだが製作陣で特に揉めることなくポンポンと決まったという。声優陣に関しては、イメージに合った方々になっていると話してくれました。

　次に、BAYONETTAの最初のイメージを聞かれた園崎さんは「主要駅でゲームの広告を見ながらかっこいいとずっと思っていた。ある日オーディションの話があると聞いて、それが『BAYONETTA』だとわかってびっくりした」と語ってくれました。

　ここで、生みの親でもある神谷氏が、今アニメ版をみて2人キャラはどんな印象かと聞かれ、「不思議な気持ちです。もともと5年前に英語声優版として発売したものだったのでアニメとして動いているところを見るのも新鮮だし、実際に声を聴いてしっくりきた」とコメント。

　そして、木﨑監督、神谷氏双方で劇場版を作るにあたって、こういう感じでという方向性の統一はあったのかという問いに対して、木﨑監督が「ゲームのイメージそのもので、セクシーに、という感じではあったが、ただ下品にならないようにというところを気を付けた。」と回答してくれました。
　ここで、劇場公開も無事終わり、東京国際映画祭にも出典されたということで各自、具体的に好きなシーンは？　という問いに対しては、以下の通り。

田中さん：映像そのものが美しいし、際どいセリフも下品にならないように演じていた。やはり、「昇天させてあげる」のシーンは大好きなシーンの一つ。

園崎さん：羽がふわっと舞うシーンが素敵でした。

木﨑監督：黒猫を出したので、猫好きにとってはたまらないなと思ってもらえたらと思います。ゲームではベヨネッタが黒豹に変化できるので、ただアニメーションに反映できない部分もあるので、代わりに何かしらヒントになるものを入れ込めたらと思っていた。

神谷氏：最後の三角石馬のシーンは男として熱かったですね（笑）。

と各自回答してくれました。

　そして話題は、ゲームの第二作となる「BAYONETTA2」の話題に。同作では、劇場版と同じキャスティングで吹き替えをしていることも告げられました。
　ここで、「BAYONETTA2」PVが上映され、映像を見ながら木崎監督が、すごいと思わず声を上げる場面も。
　神谷氏からは、スーパーバイザーとして携わっているということや、BAYONETTAが髪型がショートに変化しているということも告げらました。ゲームは2014年夏発売とのことです。

　ここでスペシャルゲスト、BAYONETTAに扮した橋本真帆さんが登壇し、フォトセッションへ。そして、登壇者たちから最後に一言ずつ話してくれました。

田中さん：DVD＆BDをご自宅でも何度でもいろんなところを探りながら見てください。

園崎さん：監督に先ほど伺いましたがDVD用にちょこっと書き直したんだよねっておっしゃっていたので、ご自宅でも確認してみてください。

神谷氏：先ほど新しい2のPVも見ていただきましたが、またご縁がありましたら2の方でもぜひ劇場版をできたらと思います。」

橋本さん：BAYONETTAの活動に参加できてうれしく思います。本当にみなさんありがとうございました。

木﨑監督：とりあえず今作は、原作の神谷さんのお墨付きをいただいたということと、2のお話もいただいたということで、実現するためにも皆さんの応援をお願いいたします。

　盛大な拍手に包まれ、こうして無事イベントは終了しました。

◆BD＆DVD発売情報はコチラ！

●豪華特装版（初回限定生産）Blu-ray　DISC+CD
発売日：2014年2月14日（fri）
価格：￥9,000（税抜き）
収録内容：本編91分+特典映像

仕様（予定）：
　【1】3方背BOX　
　【2】特殊ディスク仕様
特典映像（予定）：
　【1】東京国際映画祭舞台挨拶映像
　【2】監督・木﨑文智による絵コンテ集（静止画）
　【3】BAYONETTAプロモーション映像（劇場上映予告トレーラー、TVCM）
封入特典（予定）：
　【1】アフレコ台本
　【2】劇場上映時パンフレット（縮小版）
　【3】サウンドトラックCD
※商品の仕様ならびに収録内容は変更になる場合がございますので予めご了承ください


●Blu-ray DISC
発売日：2014年2月14日（fri）
価格：￥6,800（税抜き）
収録内容：本編91分+特典映像
特典映像（予定）：
　【1】東京国際映画祭舞台挨拶映像
　【2】BAYONETTAプロモーション映像（劇場上映予告トレーラー、TVCM）
※商品の仕様ならびに収録内容は変更になる場合がございますので予めご了承ください


●DVD　DISC
発売日：2014年2月14日（fri）
価格：￥5,800（税抜き）
収録内容：本編91分+特典映像
特典映像（予定）：
　【1】東京国際映画祭舞台挨拶映像
　【2】BAYONETTAプロモーション映像（劇場上映予告トレーラー、TVCM）
※商品の仕様ならびに収録内容は変更になる場合がございますので予めご了承ください

■発売元 : 東映アニメーション
■販売元 : エイベックス・マーケティング

>>「BAYONETTA Bloody Fate」公式サイト
>>アニメ「BAYONETTA」公式ツイッター（＠bayonetta_movie）