緒方さんや日笠さんをはじめ、超高校級の寵児たちが集結！　サプライズで小林幸子さんも降臨した「ダンガン春のファン祭り」レポート

　2014年2月9日(日)、千葉・舞浜アンフィシアターにおいて、テレビアニメ『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』(以下『ダンガンロンパ The Animation』)のファンイベント「ダンガン春のファン祭り」が実施された。

　『ダンガンロンパ The Animation』は、不安感をかきたてる強烈なビジュアルと、緻密に作り込まれたストーリーが話題を呼んだ推理アクションゲーム『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』のアニメ化作品だ。現在はゲーム2作目にあたる『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』や、初代『ダンガンロンパ』の前日譚を描くスピンオフ小説『ダンガンロンパ／ゼロ』なども発売されており、幅広いシリーズ展開が行われている。

　イベントには、主人公である「苗木誠」役の緒方恵美さんや、日笠陽子さん、大本眞基子さん、斎藤千和さん、椎名へきるさん、松風雅也さん、くじらさん、宮田幸季さんら『ダンガンロンパ』のキャスト陣に加え、様々な豪華ゲストが登場。トークステージや朗読劇を披露してくれた。

●始まる……命懸けの、春の◯ァン祭りが！

　本イベントの司会進行役は、アニメ関係のイベントではもはや顔馴染みとなった、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサー。イベントの開始時刻となると、さっそく“本編”が開幕する。それに続いてキャスト陣がステージに登壇し、まずは大山のぶ代さん演じる「モノクマ」(今回は録音で登場)によるイベント説明が行われた。曰く、当イベントは「命がけのイベント」で「終わったら記憶は全部消されてしまう」らしい……。この記事が掲載されていること、そのものにネタバレ感があるような気もするが、気にしてはならない。

　最初に行われたのはアニメ版『ダンガンロンパ』のトークステージだ。こちらでは、アフレコ時のエピソードや、各キャラクターへの思い入れなどが語られることに。その中でも特に大きな盛り上がりを見せたのは、くじらさんの全力トークだろう。

　くじらさんはアフレコ現場にて、石田彰さん(「十神白夜」役)に全力で嫁(リアルの方)を紹介しようとしていた、というのだ。どうやら、石田さんが独身と聞いて居ても立ってもいられなくなったらしい。ちなみに、当の石田さんは「過去に一度も見たことないくらい迷惑そうな顔をしてました」とのこと。

　トークステージに続いては、公式サイトで実施していたファン投票を元に構成した「ファンが選ぶ名シーンベスト3」や、ゲーム版『ダンガンロンパ』の好感度イベントを基にした「朗読劇」など、いくつかのコーナーが連続して実施されることになる。

　また、「ファンが選ぶ名シーンベスト3」の途中には、「石丸清多夏」役の鳥海浩輔さんや「山田一二三」役を演じた山口勝平さんによるビデオメッセージ上映が挟まれた。さらに、その後に行われた朗読劇の中で、斎藤さんがビデオメッセージ内のネタにアドリブで応える、といった場面も。

　そして、イベントの最後に行われたのは『ダンガンロンパ』シリーズの音楽制作を行う高田雅史さんを含み、岩瀬聡志さんが率いる「ダンガンバンド」のライブステージだ。緒方さんはもちろんのこと、朗読パートで登場しなかった大本眞基子さん、椎名へきるさんも、ライブステージでは衣装を変えて登場した。

　ライブのアンコールを受けて登場したのは、まさかの小林幸子さん。歌うのは、アニメ『ダンガンロンパ』のエンディングとして使用された『モノクマ音頭』。来場者は全員、配布された「モノクマお面」を装着しつつサプライズを楽しんでいた。会場全体がモノクマお面を装着してモノクマ音頭を聞く絵面は、(いい意味で)実にサイコでクレイジーである。

　イベントは、緒方さんと出演者全員＆来場者による「希望は、前に進むんだ」のコールによって締めくくられた。3月13日より行われる｢希望ケ峰学園購買部inマルイシティ渋谷｣をはじめとして、『ダンガンロンパ』のイベントは、今後も数多く開催が予定されている。シリーズのファンは見逃さないように情報をチェックしておこう。


＜ライブ セットリスト＞
・「DANGANRONPA」
・「Never say Never」
・「BOX16」
・「希望のダンガン」
・「ネガイゴトアンサンブル」
・「モノクローム・アンサー」
・「嘘つき女王」
・「ニュー・ワールド・オーダー」
・「Welcome DANGAN IsLand!!」
・「議論‐HEAT UP‐」
・「再生‐rebuild‐」
・「モノクマ音頭」（アンコール）


>>『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』公式Twitter（@dangan_anime）