【ニコニコ超会議3】原画展示、お描き、ライブにプラネタリウム!?　ボカロファンが集結した「超ボーカロイド感謝祭」ブースレポート

　2014年4月26日(土)・27日(日)の二日間、幕張メッセにて開催されたniconico最大級の公式イベント「ニコニコ超会議3」。本イベントでは、ニコニコ動画でもお馴染みとなった初音ミクを始めとする、ボーカロイドを中心したブース「超ボーカロイド感謝祭」が出展されている。本稿では、様々な企画や展示で盛り上がったブースの様子を写真と共に紹介していこう。

●来場者を歓迎するのは、ボカロキャラ達が描かれたウェルカムゲート

　まず、一番最初に目につくのは、入り口に建てられた巨大な門「ウェルカムゲート」。こちらは、ニコニコインフォ上で募ったイラストが描かれている。テーマは「ボーカロイド」「感謝祭」となっており、蒼間さんの描いた可愛いらしいミクや、ヤマコさんが描く元気なGUMIなど、多くのボカロキャラ達が来場者を歓迎していた。

　また、ウェルカムゲートの裏側などは自由に書き込みすることができ、ファン達はボカロキャラクターに対するメッセージや、素敵なイラストを書き残していた。

●人気ボカロ小説のイラスト＆原画が一堂に集結、さらにユーザー参加企画も！

　ボーカロイドの楽曲を元にした小説のイラスト＆原画が展示。「気になるあいつは怪獣少年」「終焉ノ栞」など人気作品のイラスト＆原画の展示が数多くされており、来場者は足を止めて見物していた。

　映像作品のイラスト展示として、ハチさん、Honny Worksさんの作品も展示。そして、ハチさんの楽曲「ドーナツホール」、Honny Worksさんの楽曲「告白ライバル宣言」をテーマにした来場者参加型企画「リレー小説」も好評だった。

　これは「ボーカロイド感謝祭」にちなみ、一人39(サンキュー)文字の言葉を書いていき、それを繋げて１つの小説を完成させよう、というもの。ファン達はそれぞれ、テーマに沿った思い思いの言葉を綴っていた。ちなみに、こちらのリレー小説は、後日dueチャンネルブロマガでも公開される予定だ。

●ボカロ曲オンリーの爆音空間が、ファン達のテンションを爆上げ！

　ボカロブースでひときわ盛り上がりを見せていたのは、DJ陣がノンストップでボカロ曲を流す「超VOCANICO　PARTY」だ。ステージにDJが登場すると、満員の観客のボルテージが一気に高まる。「マトリョシカ」や「スウィートマジック(初音ミクVer)」などの人気曲のオンパレード。

　特に「千本桜」が流れた時は、観客席以外のファン達もコール・アンド・レスポンスを繰り広げるほどの大盛り上がりだった。また、40mPさん、家の裏でマンボウが死んでるpさん、など豪華なゲストもステージに参戦。バンド生演奏で会場を沸かした。

●ブース内にプラネタリウムが!?

　ブース内に鎮座するドーム状の施設。こちらは「超ボカロプラネタリウム」となっていて、準全天周スクリーンに映像を投影。MMDのボカロキャラクターが動く姿を楽しめる空間になっている。内容はA～Eバージョンまでの全5種類で、それぞれ登場するボカロキャラや、歌われる楽曲が違う。

　10分前後の映像が流れ、その間は夢を見ているかのような非現実空間を堪能できるものになっていた。Cバージョンでは、「君の知らない物語」のGUMIカヴァー版も披露され、星座をイメージさせる楽曲なだけに、まさにプラネタリウムという言葉がぴったりであった。Dバージョンでは、鏡音リン、重音テトも登場。ボーカロイド感謝祭に相応しいオールスター総出演である。

>>「ニコニコ超会議3」公式サイト