音楽
「アルスマグナ」インタビュー【後編】

人気急上昇中“2.5次元コスプレダンスユニット”アルスマグナとは!? 突撃インタビュー!!【後編】

 ドワンゴジェイピーで先行配信をしたメジャーデビュー曲『Q愛DANCIN‘フラッシュ】が、シングルウィークリーダウンロードランキングにて “踊ってみた!”のアーティストとしては初となる初登場1位を獲得した、“2.5次元コスプレダンスユニット”アルスマグナ。新たな旋風を巻き起こすであろう、彼らが5月28日(水)にDVD『クロノステージ vol.01~コンスタンティンを捜せ!~』、そして6月25日(水)にはDVD+CD『クロノス学園1st step 「Q愛DANCIN’フラッシュ」』をリリースする。

 前後編に亘ってお届けしているインタビュー記事の後編となる今回は、今月・来月に発売を控える上記のDVD・CDがどういった作品になるのかじっくり聞いてみた。

●「アルスはメイトともに」って気持ちなので思いは一緒です。

――5月に発売されるDVDについてお聞きしたいのですが、何が収録されているのか改めて教えていただければなと思います。※インタビューはDVD発売前に実施。

泉奏さん(以下:泉):5月に発売されるDVDは『クロノステージvol.01〜コンスタンティンを捜せ!~』という舞台を二部制で昨年公演しまして、その時の本編はもちろんのこと、二部で披露したコントですとか、ダンス作品ですとか、リハーサル風景や稽古風景など裏側も見られる、そんなDVDになっています。

――コンスタンティンを捜せってことはタツキ先輩のウサギさんですね?

泉:そうです。コンスタンティンがいなくなるお話になっています。アルスマグナのライブを見に来てる方は、アルスマグナの日常をなかなか見られないと思うんですが、このDVDでは、その日常を見ることが出来ます。どんな日常かっていうのは、DVDを観ていただいてのお楽しみということで。

――では、コンスタンティンがいなくなったタツキ先輩がどうなるのかとか?

泉:タツキ先輩はコンスタンティンが居ないとああなるんだと、初めて知りました。メンバーがそれぞれコンスタンティンを捜すのですが、色々な事件が学園内で起こるので是非楽しみにしていてください。

――ダンスだけに限らず、舞台もやるんですね。

九瓏ケントさん(以下、ケント先生):やっぱり表現という部分で……。ダンスだけではないアルスマグナを見せるのも表現だと思います。タツキがコンスタンティンをどういう風に思っているとか、コンスタンティンがいなくなったらタツキがどうなっちゃうとか、普段のアルスマグナを見せる舞台、それが収録されたDVDになっています。

▲コンスタンティン

▲コンスタンティン

――普段のアルスマグナを見ることが出来る?

泉:そうですね。日常のアルスマグナを見ることが出来ます。それがこのDVDの一番のみどころです。

――6月に発売されるのはMVだけではなくライブ映像なども収録されるようですが。

ケント先生:修学旅行でシンガポールに行った時の模様も収録されています。修学旅行といったら!ということで“寝起きドッキリ”をしました(笑)。 どうなっているかはDVDで確認して楽しんでください。DVDには収録されていないのですが、「ギガンティックO.T.N」という“踊ってみた”に投稿しているダンス動画があるんですが、これをシンガポールの街中で撮りたいっていうのがありまして……。

――よくやりましたね(笑)。

ケント先生:今考えるとそうですけど(笑)。みんな一生懸命やってくれました。

神生アキラさん(以下、アキラ):半分以上ゲリラだったんですけど(笑)。

泉:ほぼゲリラでしたね(笑)。

ケント先生:突然雨が降ってきたりで(笑)。

泉:大変でしたね。

朴ウィトさん(以下、ウィト):今思えばいい思い出ですよね(笑)。

ケント先生:ニコラジをシンガポールから生放送しました。現地の人の携帯のテザリングを使って(笑)。

アキラ:初日は本当に大変でしたね。

ケント先生:行ってみないと本当にネット環境がわからないです。

▲神生アキラさん

▲神生アキラさん

――日本のネット環境っていいんですか?

ケント先生:凄い良いんだと思います。当たり前にネット環境があるじゃないですか。そういうのが全然ないんですよ。いろいろ試した結果、携帯が一番良かったんですよ(笑)。4日間連続で放送しました。

――もう一つの「私立九瓏ノ主学園生徒総会」について伺いたいのですが。

榊原タツキさん(以下、タツキ):クロノス学園の年に一度の生徒総会ということで品川のステラボールで開催でした。クロノス学園の教頭先生を始め教員のみなさん、警備員長の方、コック長さん、その他にも関係者の方が全員集合で、個々の見せ場もありつつ、メイトさんと触れ合う時間もありつつ、大きな規模のライブでした。

ウィト:僕達のリハーサルの風景やそれぞれのコメントも収録されています。

ケント先生:クロノス学園の生徒総会にアルスマグナでパフォーマンスを行った様子が収録されています。

――生徒総会は楽しかったですか?

ケント先生:アルスマグナとして見せ方に凄いこだわったところがあって、やっぱりダンスってもともとステージにいて踊り始めるか、音が流れてからステージに出るかになると思うんです。なので、一番初めに職員と全校生徒で校歌斉唱から始まるんですが、そのときに実はすでにダンスの位置に着いていたんです。

 ファンの人たちが気に入ってくれているダンスナンバーに「クラウドライダー」というのがあるんですが、校歌斉唱が終わってから位置についたらバレるだろうと考えたので、歌のときにはもう位置についていて、突然曲が流れて始まるようにして、アルスマグナ的おもてなしをふんだんに盛り込みました。みなさん楽しんでいただけたんじゃないかと思います。

タツキ:気持ちよかったですね。

ケント先生:照明もこだわったり、細かいところにこだわるのが大きな楽しみに繋がるのかなって、そういうところからコツコツとやっています。

アキラ:今回の生徒総会は年に一度開催ということで、クロノス学園に入学している生徒のみんなに集まってもらって、クロノス学園の生徒として楽しんでもらえたんじゃないかと思います。(※アルスマグナFCに参加すると、学生証が発行されクロノス学園に入学したことになる)

――同梱されるCDについてお聞きしたいのですが、レコーディングは初めてですか?

アキラ:初めてちゃんとしたレコーディングをアルスマグナのメンバーで挑戦しました。僕らダンサーなので、体で表現することは得意なんですけど、いざそれを音に乗せて声で表現するっていうとやっぱり難しいです。音楽のプロの方たちのレベルの高さに初めて戸惑いを持ちました。

 ただ、みんな目的意識が一緒だったので、レコーディングしたものを聴いた時にすごく良くて。この感動は絶対みんなに伝わるという気持ちでいます。スケジュールの都合で俺は他の4人と別でレコーディングだったんですが、音楽のプロデューサーに聞いたら「すごく良かったよ!」って言ってくれたんですよ!曲を聴いていただければ、その良さも伝わるんじゃないかと思います。

▲泉奏さん

▲泉奏さん

――『Be Ambitious』は勇気をくれる楽曲ですよね。『Q愛DANCIN’フラッシュ』と歌い方を変えたりしましたか?

アキラ:ディレクターの方と相談しましたね。『Be Ambitious』の方に関しては俺がメインなんです。俺っていつも元気で活発なイメージあると思うんですけど、でも元気じゃない瞬間もあるんですよ。それってたぶん人間全員一緒だと思うんです。

 それを今回俺が代弁しようと思ったんです。常に100%活発な俺だけじゃないってところ、ちょっと人間らしいところを攻めようと思ってああいった歌い方になったんです。人って曖昧な世界にいると思うんですけど、言葉で言ってても伝わらない部分を人間らしいところを見せていくともっと認めてくれるんじゃないかっていう話から、180度歌い方をグルっと変えてみようかなって思ったんです。

――他の4人の方はレコーディングはいかがでしたか?

ケント先生:4人は4人一緒に。1人でやってるところもあるんですけど、ほとんど「せーの!」でやりました。

泉:向き合ってかなり近かったですね(笑)。

▲朴ウィトさん

▲朴ウィトさん

――次は自分がメインボーカル歌ってやる!っていうのはありますか?

ケント先生:特にそこは考えてないです。歌もアルスマグナらしい表現の仕方ってあると思うんです。ダンスだけに関わらずいろんなことをやっていきたいなって思ったときに、歌ができたって感じです。もちろんライブでは、みんな1人ずつ歌ったりとかしてるんですけど、改めてレコーディングっていうのが緊張するんですよね。マイクに対して何かを言うってことには慣れてるんですけど、あの個室(※レコーディングブース)に入るのが緊張したり楽しかったりして、今回はその中でできることはやりました。

――みなさんもレコーディング初めてだったんですよね?

タツキ:緊張しすぎて、一言だけなのに何回も録り直しましたもん……。

泉:おれは「普通にちゃんとレコーディングする」って気持ちでいたんですけど、となりでずっとそわそわしているタツキ先輩がいてもう心配で……。

タツキ:もう子犬だと思ってくれていいです(笑)。

――楽曲はどうやって決めたんですか?

アキラ:一番初めに出来たのって『Be Ambitious』だったんですよ。それを作曲家の方が「なんかお前らに合う曲があるからちょっとデモを聴いてみてよ」って持ってきてくれて、ライブ会場の楽屋で聞かせてもらって、みんなで凄いいいねって言って決まったんです。その後に「じゃあちゃんとアルスマグナでもう1曲作るわ!」って言っていただいて、その方がちゃんとアルスマグナのライブを観てくれて「ひらめいた!」って出来たのが、『Q愛DANCIN’フラッシュ』だったんです。

――歌詞などには何か注文つけたりしたんですか?

アキラ:注文というよりも作詞の方と俺らしい歌詞とか、俺が理解できなかったら歌詞が成立しないからっていう話し合いはレコーディングしながらですけど、させていただきました。あとは、こっちの言葉の方が響くよねという話もたくさんさせてもらましたね。とにかくディスカッションをしました。

――すべての工程が終わって楽曲を聴いた時はいかがでしたか?

ケント先生:きたー!!って感じでしたね。

タツキ:これを引っさげて全国回る!って思いましたね。

ウィト:『Be Ambitious』の第一印象はすごく格好いいなって思ったんですよ。僕達等身大の歌詞だったし、そのうえ楽曲も格好良くて、ずっと聴いてたい!って思いました。『Q愛DANCIN’フラッシュ』は聴いたときにすごく気持よかったんです。スカッとした気分になったし、リズム感もあって聴いてる人も楽しくなれそうな曲だなって思いました。この曲は年齢問わず、いろんな人に聴いてもらいたいなって思いました。

泉:『Q愛DANCIN’フラッシュ」は出来上がりを聴いて、みんなで一緒に踊りたいねって話をメンバーとしていたので、早くみなさんとライブで楽しみたい気持ちが、より強くなりました。

ケント先生:『Be Ambitious』を一番初めにデモで聴いた時格好いいなとは思ったんですけどそこまで食いつかなかったんですね。それはこの曲でアルスマグナの良さをどう魅せたらいいのか俺には分からなかったんです。そこからいろいろアレンジが変わって今出来上がった形は、アルスマグナの格好良い部分が見せられると思うので、今は大好きなナンバーです。その真逆の『Q愛DANCIN’フラッシュ』はものすごく楽しいアルスマグナを魅せられるんです。

 普段は俺が振り付けをするんですが、今回『Q愛DANCIN’フラッシュ』はパパイヤ鈴木さんに振り付けをしていただいたので、新しいアルスマグナを見られるナンバーになっています。また、ファンのみなさんと一緒にライブ会場で踊れる形に出来上がりました。格好良い面と楽しい面をみせられる2曲が発表できてうれしいです。どちらも気に入ってます。

アキラ:曲を作ってくださったmihimaru GTのmiyakeさんともう一人の方がアルスマグナの事をすごく愛してくれて作ってくださった作品たちなんで、その気持をしっかり楽曲に乗せてみんなに届けたいなという思いですね。当たり前のような言い方で嫌なんですけど、MV絶対おもしろいと思うんですよ! 音楽プレイヤーに入れて聴いてもらっても楽しめる曲だって自信持って言えるのでとにかく聴いてみていただけたらなと思います。

▲榊原タツキさん

▲榊原タツキさん

――楽曲の聴き所を教えて下さい。

アキラ:『Be Ambitious』関してはイントロ、本当に一番初めの出だしのワンフレーズだけで引き込める自信はあります。そうしたら最後まで聴いてもらえると思います。『Q愛DANCIN’フラッシュ』に関しては、もちろん全部聞いて欲しいです。

 100%の楽曲になってるんで。男の子が女の子を口説くけどなかなかうまくいかない歌なんですよね。そのじれったい感じがサビではなくて、サビ終わりに来てたりして、意外とそういう細かいところを聴いてみて欲しいですね(笑)。

――メジャーデビューして何かやりたいことはありますか?

タツキ:まだ全国のメイトさんにお会いしてないので、1県1県挨拶しに行きたいなと思ってます。

――最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

タツキ:念願のメジャーデビューということでずっと応援してくれたメイトさんについに晴れ姿をお届けできてうれしいです。これからも一緒に楽しい思い出を作っていきたいと思っていますので、今後とも応援よろしくお願いします。

ウィト:これからよりたくさんのメイトさんたちに会える機会が増えると思います。メイトさんたちと一緒に僕たちアルスマグナも、楽しい空間を作って一緒に盛り上がっていきたいのでよろしくお願いします。

泉:アルスマグナを知ってもらった時から一緒に時間を共有してるとおれは思っています。これからもずっと会えない時も同じ時間を過ごして行きましょう。これからもよろしくお願いします。

ケント先生:今までにないアルスマグナ、飽きさせないアルスマグナをこれからも出していこうと思っているのでこの先も楽しみにしていてください。

アキラ:メイトさんが送ってくれた言葉に「メイトはアルスとともに」という言葉があります。逆に僕らは「アルスはメイトともに」って気持ちなので思いは一緒です。常に同じ道を共に歩んでいけたらなと思っています!

――ありがとうございました!


■■インタビュー記事掲載記念★アルスマグナ直筆サイン色紙 プレゼント!■■

▲九瓏ケントさん

▲九瓏ケントさん

 インタビュー記事掲載を記念して、抽選で1名さまにアルスマグナ メンバー直筆サイン色紙をプレゼント! 詳しくはアニメイトTV内プレゼントページをチェック!!

■『アルスマグナ DVD 「クロノステージ vol.1~コンスタンティンを捜せ!」』
発売日:2014年5月28日(水)
価格:4,000円+税
形態:DVD1枚組
企画・制作:(有)プランチャイム
発売・販売元:エイベックス・ピクチャーズ

【収録映像】
1.本編:「クロノステージ~コンスタンティンを捜せ!」
2.特典映像:日替わりコント「喫茶クロノス」朴・ケントver. / リハーサル風景

【キャスト】
アルスマグナ(神生 アキラ、泉 奏、朴 ウィト、榊原 タツキ、九瓏 ケント、コンスタンティン)
榊原家のメイド(あぽろん、メロンパ、チェルシー、キャラメル(ぷぷっぴどぅ~))
ロックな男たち(クイッキー・ロック、エディ・バートン、ディック・タイラー(ロック兄弟。))
九瓏ノ主学園風紀委員(風紀委員:仮屋崎 華那、風紀委員:濱之堂 雪乃)
通りすがりの男子高生(兎田 テル:櫻井 高輝、馬野 レオ:福野 麗生馬、虎濱 シュータ:濵口 秀太郎、熊井ユウ:土井 佑哉)
ナレーション:九瓏 アイ(声)、コンスタンティン(声):佐久間 レイ


■『クロノス学園1st step 「Q愛DANCIN’フラッシュ」』
発売日:2014年6月25日(水)
価格:4,000円+税
形態:DVD+CD 2枚組
企画・制作:(有)プランチャイム
発売・販売元:エイベックス・ピクチャーズ

【DVD収録映像】
■Music Video
・Q愛DANCIN’フラッシュ
・+♂(プラス男子)
・Q愛DANCIN’フラッシュ MVメイキング映像
・Q愛DANCIN’フラッシュ 振り付け講座
■◆九瓏ノ主学園放送部 NEWS クロノス
 「九瓏ノ主学園生徒総会密着レポート」
◆アルスマグナ 修学旅行 in シンガポール
 ・シンガポール思い出ムービー
 ・ケント先生による寝起きドッキリ No.1
 ・ケント先生による寝起きドッキリ No.2

【CD収録楽曲】
1. Q愛DANCIN’フラッシュ
2. Be Ambitious
3. Q愛DANCIN’フラッシュ(Instrumental)
4. Be Ambitious(Instrumental)


>>アルスマグナ公式サイト

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