園崎未恵さん、植田佳奈さんが登壇した『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.1 サン・トロンの雷鳴』初日舞台挨拶レポート！

　2014年9月20日、三部作で展開されていく『ストライクウィッチーズ』のOVA作品の一作目『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.1 サン・トロンの雷鳴』が劇場公開初日を迎えた。角川シネマ新宿では初日舞台挨拶として、キャストの園崎未恵さん（ゲルトルート・バルクホルン役）と植田佳奈さん（ハイデマリー・W・シュナウファー役）が登壇しトークを繰り広げた。チケットは即完売だったという初日舞台挨拶の模様を今回はお届けしよう。

■自分のキャラクターが出てくるのかヒヤヒヤした!?

　本編終了後、司会者としてシークレットゲストである大橋歩夕さん（エイラ・イルマタル・ユーティライネン役）がステージに登場。そして大橋さんの呼び込みで、本作のキャストである園崎未恵さん（ゲルトルート・バルクホルン役）、植田佳奈さん（ハイデマリー・W・シュナウファー役）がステージへと登壇。出演者の二人も大橋さんが司会者として登場する事は当日知ったらしく、かなり驚いたと話していた。

ゲルトルート・バルクホルン
（CV:園崎未恵さん）

　本作は、前作『劇場版ストライクウィッチーズ』の一つ前の時系列にある作品で、登壇者の二人とも前作の続きのストーリーが展開されると思っていたらしく、自身の演じたキャラクターが出てくるか心配だったと話ていた。そして今回、二人が演じられたキャラクター達はいつもの服装とは違い、ドイツの民族衣装である「ディアンドル」を着て登場するという。自身が演じるキャラクターが着るということで、園崎さんはこの「ディアンドル」の事を調べたそうで、中に着ている上着の丈が胸の下までしか無いということを説明した後、観客に「想像が膨らみますね！」とコメントし会場は笑いに包まれた。

　本作の見所について聞かれた植田さんは、自身が演じるハイデマリーが仲間になるシーンを挙げ、個人的にも凄く嬉しかったシーンだと話していた。園崎さんはミーナの戦闘シーンを挙げ、しきりに「カッコ良かった」とコメントし大絶賛の様子だった。

　話題は園崎さんの着ていたジャケットへ。園崎さんが「思わず買ってしまった」という、舞台挨拶に着てきた『ストライクウィッチーズ』のグランドクルージャケットは、なんと特注品！　胸部分に付いているワッペンには自身の名前と、演じているゲルトルート・バルクホルンのネームが入っているというスペシャルな代物だ。しかしこの商品が手元に届いたのが今年の6月で、防寒機能が備わったこの服を着るタイミングが無かったようなのだが、今日遂にお披露目となったようだ。テンション高めに、このジャケットの説明をする園崎さんの姿はとても印象的だった。

　そして、次回作である『エーゲ海の女神』の期待している所を聞かれた二人は、小清水亜美さん（シャーロット・E・イェーガー役）と斎藤千和さん（フランチェスカ・ルッキーニ役）のアドリブの量が気になると回答。TVシリーズの時でも、小清水さんと斎藤さんは特にアドリブを要求される事が多かったらしく、『ストライクウィッチーズ』のラジオに斎藤さんは出演した際に「アドリブと書いてある台本を頂いたりしますけど、ここまで演者にお任せなのはこの番組が初めてです」と話したという。次回作を観に行った際には、このお二方のアドリブにも注目して観ると、より楽しめること間違いナシだ！

　最後に登壇者の二人からコメントが送られ、超満員の観客からの惜しみない拍手と共に本イベントは幕を閉じた。

■『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.1 サン・トロンの雷鳴』

【公開日】9月20日から角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほかにて上映中
【キャスト】
野川さくら/エーリカ・ハルトマン、ウルスラ・ハルトマン
田中理恵/ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ
園崎未恵/ゲルトルート・バルクホルン
植田佳奈/ハイデマリー・W・シュナウファー

【原作】島田フミカネ＆Projekt Kagonish
【企画】安田猛
【監督・アニメキャラデザイン】高村和宏
【キャラクターデザイン原案】島田フミカネ
【シリーズ構成】ストライカーユニット
【世界観設定・軍事考証】鈴木貴昭
【メカニックデザイン・メカ制作作画監督】寺尾洋之
【アニメーション制作】SILVER LINK.
【制作】第501統合戦闘航空団2014

　
>>『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow』公式サイト