映画
『烈車戦隊トッキュウジャー』Vシネマ完成披露試写会レポ

子供&大人トッキュウジャーの掛け合いが微笑ましい!? 『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』完成披露試写会レポート!

 2015年5月16日(土)、日本消防会館(ニッショーホール)にて、6月24日(水)にDVD・Blu-rayが発売される『行って帰ってきた 烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』の完成披露試写会が行われた。

 本作は、2014年2月16日から全国テレビ朝日系列で放送された人気特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』のその後のストーリーを描いたVシネマ作品。最終回で子供の姿に戻ったトッキュウジャーの5人は、10年の月日を経て大人へと成長する。本編でも映画でも見ることが出来なかった大人トッキュウジャーと子供トッキュウジャーの競演をはじめ、謎の新戦士トッキュウ7号を加えた12人のトッキュウジャーの同時変身が実現する夢とイマジネーションが詰まった完全新作のVシネマ作品となっている。

 今回の完成披露試写会では、大人の姿と子供の姿を演じたメインキャスのほか、監督を務めた荒川史絵さんが登壇し、作品にかける想いを語った。今回はそのイベントの模様をレポートしていきます!

■コメント中も終始子供にデレデレのトッキュウジャー!
 イベントが開始すると志尊淳さん(トッキュウ1号/ライト役)、平牧仁さん(トッキュウ2号/トカッチ役)、梨里杏さん(トッキュウ3号/ミオ役)、横浜流星さん(トッキュウ4号/ヒカリ役)、森高愛さん(トッキュウ5号/カグラ役)、長濱慎さん(トッキュウ6号/虹野明役)、そんな大人組に連れられる様にして馬渕誉くん(子供トッキュウ1号/鈴樹来斗役)、永瀬圭志朗くん(子供トッキュウ2号/渡嘉敷晴役)、石井薫子ちゃん(子供トッキュウ3号/夏目美緒役)、山﨑光くん(子供トッキュウ4号/野々村洸役)、清水ららちゃん(子供トッキュウ5号/泉神楽役)、そして監督を務めた荒川史絵さんが登場。世代を超えたトッキュウジャーファンたちの盛大な拍手がキャストとスタッフを迎えた。

 最初の挨拶では、大人組と子供組が交互に行うことになり、大人組は笑いなどを交えつつ会場を盛り上げながらも、駆けつけてくれたファンや子供たちに久々の帰還を報告した。子供組も大人組に負けることなく、精一杯のコメントで会場の声援に答えていた。

 『トッキュウジャー』で初めてメガホンをとった荒川監督にもマイクが渡り、今回こうして11人のメインキャストが舞台上に勢揃いする光景に「みんながこうして揃うのは久しぶりなので、かなりたぎっております」と気持ちの高ぶりを語った。
 
 そして話題は、大人トッキュウジャー&子供トッキュウジャーと、本作で新たに登場するトッキュウ7号を含めた総勢12名が揃って変身するシーンの話へ。志尊さんに話がふられると「ごめんなさい、もう一度質問をお願いしますと」と質問を聞き逃してしまうお茶目な一面も見せたが、気を取り直して本作の変身シーンを「圧巻でしたよ!」と振り返った。梨里杏さんは「子供トッキュウジャーのみんなが、どうやったら変身をカッコよく見せられるかを一生懸命話し合って練習していて、それを見てたら私たちも負けてられないなって思いました」と子供組に感化された事を明かした。

 子供組にも同じ質問がされ、大人顔負けのコメントを回答。「大好きな志尊さんたちと一緒に変身できた夢のようでした」と語ったのは、志尊さんを憧れの役者として話した誉くん。子供トッキュウ5号を演じたららちゃんは「大人トッキュウジャーと子供トッキュウジャー。それとトッキュウ7号さんと合わせるポーズがとっても難しかったですけど、最後に合わせられた時にすごく嬉しかったです!」と、撮影時の苦労や感動を振りかえった。そして、子供組のトリを飾った圭志朗くんは「変身シーンはとっても迫力があると思うし、カッコ良い仁さんと一緒に変身出来て嬉しかったです!」と、平牧さんをベタ褒めして会場を笑いに包んだ。

 次に質問されたのは、「作品の見どころと、一年を通して思ったこと」。今度は大人組が子供組の見どころを、子供組は大人組の見どころをそれぞれ言い合うことになり、子供組が可愛くて仕方のない大人組は、終始デレデレモードでコメントしていた。

 主演である志尊さんが話したのは、現場での誉くんの様子。「毎回どんな演技をしようとしているのかを提案してくれて、カメラの前に立つと10歳でもプロとしてのお仕事をするので、そこは本当に尊敬できます。僕自身が良いと思っているのは、誉が泣きながら僕のおなかを叩くシーンがあるんですけど、そのシーンは本当にグッときて、心に突き刺さるものがありました」と、誉くんの見所を多く語った。また、二人の仲の良さを伺わせるエピソードとして、志尊さんは「家の棚に二人で撮った写真と僕へのメッセージが書かれた色紙が飾ってあるんですけど、そこに『志尊さんみたいな大人になりたいです』って書いてあるんです」と嬉しそうに語る姿が印象的だった。

 志尊さんから「良いコメントを言ってくれる」とプレッシャーをかけられてマイクを受け取った誉くんは、「今回のVシネマでは志尊さんと同じシーンを演じることが何度もあったんですけど、待ち時間には志尊さんと演技の練習をしたり、好きな食べ物の話をしたり、面白い事を言ってくれたりしました。志尊さんと共演して、10年後に志尊さんのように大人レッドになってこの場に戻ってきたいなと思いました」と、しっかりとしたコメントと、スーパー戦隊シリーズの一員として大きな目標を掲げた。
  
 平牧さんが語ったのは圭志朗くんの普段の様子。「圭志朗はですね、ちょっとした仕草とかがトカッチっぽいんですよ。そういうのを僕が勝手にパクったりしてるんです(笑)」と、二人で作り上げたキャラクターである事を明かした。今回のVシネマでは、圭志朗くんがペットボトルを落としてしまうハプニングから生まれたシーンがあると言う事で「そのハプニングが起こったシーンはそのまま使われていて、その時の対応や仕草が自然でトカッチっぽいんです。そういう自然なところを見てほしいです」と見所についても話した。

 対する圭志朗くんは、ここでも平牧さんをベタ褒め。「初めて平牧さんを見た時はとってもカッコよくて、完璧に役になりきっていて、すっごい良い人だなって感じました。演技で上手くいかないところが有ると優しくアドバイスしてくれて、僕も将来は平牧さんのような人になりたいと思っています」と、平牧さんが言わせているのではないかと疑われてしまうほど、完璧なコメントを披露した。

 続いて、梨里杏さんと薫子ちゃんの二人。その溺愛ぶりは実に微笑ましく、薫子ちゃんを度々抱きしめながら「薫子はですね、なんといっても可愛いんですよ! 私のことをお姉ちゃんって呼んでくれるんです。現場で私のことを見つけると駆け寄ってきてくれて、その姿が可愛くて仕方が無いんです」と、まるで実の妹のように薫子ちゃんへの愛を語った。そんな、薫子ちゃんに夢中過ぎて、見どころを話すのを忘れてしまった梨里杏さんだったが、「こんな妹のような薫子ですが、トッキュウジャーとして演技している時は、みんなのお姉ちゃん役を立派に演じきっているので、是非その姿を見てください」と目を輝かせながら語っていた。

 愛をたっぷりと受け取った、薫子ちゃんは「お姉ちゃんもすごく優しくて可愛いんです。ちょっと抜けているところのある私をリードしてくれて、すごく感謝しているので、私も将来お姉ちゃんみたいになりたいと思っています」と相思相愛ぶりが伺えるコメントを残した。

 横浜さんは「普段は少しやんちゃで可愛いんですけど、ヒカリになると印象がガラっと変わって、大人っぽくなるんですよ。そういうところは本編の頃から参考にさせてもらっていました」と光くんのトッキュウ4号の役作りについて語り、最後に一言「Vシネマでの光は全部がかっこいいので、見てやってください」と見どころを話した。

 一方、光くんは「お兄ちゃん(横浜さん)は、役ではクールな感じなのに、普段はとっても優しくて、一発芸なんかもやってくれたりするんですよ」と志尊さんの誘導もあり、光くんも太鼓判を押す一発芸を披露した横浜さん。精一杯のモノマネを披露するも、荒川監督からはNGが出てしまい、その光景に会場は笑いに包まれた。 そんな横浜さんを光くんは、「流星さんのカッコいい所は、面白いところですね」と楽しそうに答えてくれた。

 最後は森高さんとららちゃん。ららちゃんが可愛くて仕方ない森高さんは、しばし現場でも嫉妬の炎を燃やすことがあったらしく、「横浜さんがららちゃんを可愛がって、捕ろうとするんですよ。私のなのに」と、まさかの独占宣言で会場を沸かせた。そんなららちゃんの見どころについては「ららちゃんが私にシュークリームをくれるんですよ。そのシーンが本当に可愛いので、是非皆さん見てください」と答えていた。

 森高さんに独占宣言されてしまったららちゃんは、お姉さん的な存在である森高さんに対して「私が困ってる時とかに、いつも優しくアドバイスをしてくれました。演技もとても上手いので、細かい動きとかを参考にしています」と頼りになる存在と話した。

 ここで、子供キャストがいない長濱さんに質問が移ると「子供たちとの撮影が多かったんですけど、僕も子役が欲しかったですね。ザラム幼少期」と、他のメンバーが羨ましかった事を振り返った。そんな長濱さんの見どころについては、子供組を代表して誉くんがコメントをしたが「お腹を膨らませたり、へこませたりするシーンがあるのですが、そこが面白かったです」とのこと。一体どういうシーンなのかは、是非Vシネマで確認して欲しい。

 最後に、作品を代表して荒川監督から「イマジネーションをなくしてしまった大人トッキュウジャーが、子供たちの何によってイマジネーションを取り戻すのか。あと、捕まっているヒロインの明くんがどうやって助けられるのか。そして最後には観ている大人の方にもイマジネーションを取り戻して頂ければと思います」という作品の期待感をそそるコメントを残し、イベントの幕は降ろした。


■『行って帰ってきた 烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』
2015年6月24日(水)レンタル開始・DVD&Blu-ray発売!


<初回生産限定>超全集版
【Blu-ray】BSTD03831/7,000円+税/COLOR/本編53分/1層/リニアPCM(ステレオ)/16:9【1080p Hi-Def】
【DVD】DSTD03831/6,000円+税/COLOR/本編53分/片面1層/1.主音声:ステレオ/16:9 LB
<通常版>
【Blu-ray】BSTD03830/5,500円+税/COLOR/本編53分/1層/リニアPCM(ステレオ)/16:9【1080p Hi-Def】
【DVD】DSTD03830/4,500円+税/COLOR/本編53分/片面1層/1.主音声:ステレオ/16:9 LB

【ストーリー】
 ゼットとの決戦から10年後、シャドーラインがまさかの復活!大人に成長したライトたちが立ち向かおうとするが、イマジネーションがなくなって変身できない!!絶体絶命を迎えたその時!5人は、なぜかタイムスリップして、自分たちが小学校を卒業する前日に到着する。そこには、明とともにトッキュウジャーの卒業式をしようとする、子どもの頃のライトたちの姿があった…。
大人と子ども、それぞれのライトたちが辿り着いた、本当の終着駅とは!?
究極のイマジネーションで戦え! 烈車戦隊トッキュウジャー!!

【キャスト】
志尊淳 平牧仁 梨里杏 横浜流星 森高愛 長濱慎 ほか

【スタッフ】
原作:八手三郎 (講談社「テレビマガジン」小学館「てれびくん」連載)
脚本:會川昇  
監督:荒川史絵
音楽:羽岡佳  
アクション監督:清家利一  
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

(C)2015テレビ朝日・東映AG・東映ビデオ・東映
>>『行って帰ってきた 烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』特設サイト

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