
あなたの街にアニメイトができるかも……? 秋葉原にも女子向け店舗もオープン! 『アニメイト30周年プロジェクト』を動かすプロデューサー山坂氏に聞く【後編】
2016年、アニメイトが創業30期を迎えるのに合わせて、7月1日から「30周年プロジェクト」を開催する。特設サイトにはいくつかのイベント告知が行われているが、まだまだ隠し玉があると言う……。
そこで今回は30周年プロジェクトの総合プロデューサー山坂健介さんにお話を伺い、30周年プロジェクトのコトだけでなく、アニメイトのこれからの展望などについても語っていただきました。
インタビューの模様は、【前編】・【後編】に別けた全二回の連載形式でお届けします。【後編】では、「AKIBAガールズステーション」をはじめ、店舗の展開などを中心にお話しをお聞きしました。
■ユニークなお客様参加型イベントが始動
──会場で行うイベント以外の企画はありますか?
山坂:イベント型の企画ではなく、一定の期間を設けて誰でも参加できる企画も用意しています。「ここにアニメイトがあったらいいのに!」という、出店希望の場所を募集します。さすがに物件の問題があるので「必ず実現します」とは言えませんが、出店担当者に検討させて、可能だったら出店するかもしれません。
──自分の街にアニメイトが欲しいという人はチャンスですね。
山坂:地元に住んでみないとわからない場所って、けっこう多いんです。地図上で見ると近いのに、実は電車やバスで迂回しないと行けないとか、これは住民になって初めてわかることだと思います。
──交通網の発達次第で、直線距離が近くても移動時間がかかる場所は多いと思います。
山坂:さらにお住まいの地域ではなく、「通っている学校の近くにアニメイトがあったらいいのに」という声もよくいただきます。でも確かに、自宅の近所よりも学校の近くにあったほうが友達と一緒に買物に行けますよね? 学生さんからしたら、自宅の近くよりも学校の近くにあったほうが嬉しいのかもしれません。そういったさまざまな「生の声」を集めるための企画です。ドシドシ応募してください。
──各所で開催されるイベントについてお伺いしてきましたが、オンラインショップでも企画があるとか?
山坂:我々はオンラインショップも「ひとつの店舗」として捉えています。そのオンライン店舗を運営する部署から「オンラインショップでしか買えないオリジナルグッズやユーザーの意見を取り入れたグッズを作りたい」といったアイデアの提案を受けました。どんなアイテムになるのか楽しみにしていただきたいです。
──オンラインショップのサービスも充実させていく予定ですか?
山坂:アニメイトは47都道府県全国に出店していますが、さすがにコンビニエンスストアほど気軽に行ける距離感ではありません。東京にお住まいの方はわからないかもしれませんが、地方に行くと「何時間かけて来ました」という声をよく聞きます。なので、全国どこでも同じサービスを提供できる「オンラインショップ」を、より便利に使っていただきたいと考えています。
■「男性の街・秋葉原」に女性向け店舗をオープン!
──30周年記念イベントの一貫として、秋葉原に新店舗がオープンしますが、どのようなお店でしょうか?
山坂:7月16日(土)に「AKIBAガールズステーション」がグランドオープンします。池袋の街に大勢の女性のお客様が集まっていますが、秋葉原の方が通いやすいという方もいます。そのような方に向けて秋葉原の街に女性向けのお店をオープンします。「秋葉原=男性の街」というイメージが強いですが、最近の秋葉原は女性のお客様も多いですから。この店舗はアニメイトが「いままでにやっていなかったことにチャレンジする」という意味も含まれています。
──女性向けアニメイトということで、どのような店舗になるのでしょうか?
山坂:店舗担当者が必至に企画中なのですが、最近人気の「舞台」、いわゆる「2.5次元系」の作品も多く取り扱った店舗になります。Blu-ray・DVDやキャラクターグッズ、舞台会場で販売したグッズも取り扱いたいと考えています。いままでのアニメイトでも2.5次元カテゴリーの取り扱いを行っていましたが、ひとつのフロアに集中させて展開した店舗はありませんでした。
──それは新しいですね。
山坂:さらに店内にはイベントスペースもありますので、俳優さんたちに出演していただく可能性もあります。今後、2.5次元系コンテンツのイベントをたくさん企画していきたいですね。
──2.5次元系以外に他のフロアの内容は?
山坂:女性向けコンテンツの店舗ということで、「少女コミック」や「BLコミック」の取り扱いも充実いたします。女性向け書籍のお買い物はAKIBAガールズステーション! と思っていただけるようなフロアを作れればと思います。
──長年アニメ業界で働いている山坂さんは、最近のアニメブームをどう感じられていますか?
山坂:裾野がものすごく広がった印象はあると思っています。そしてもうひとつ、「アニメ」が「サブカルチャー」の一つとして認識してくださるファンが増えてきているようなイメージを持っています。
──この30年でアニメイトに来店する客層に変化はありますか?
山坂:若い方が増えていると同時に、少子高齢化という時代に合わせて、働く女性のお客様も増えているような気がします。なのでアニメイト30周年プロジェクトの企画も、そういったお客様たちが喜んでいただけるようなイベントを企画しています。
──アニメイト30周年で数々の企画を伺いましたが、ファンのみなさんはどのように楽しんだらよいでしょうか?
山坂:我々はこれから1年間、魅力的な企画を切らさないように続けていきます。ファンのみなさんは30周年とか気にせずに、ただ楽しんでいただくだけで結構です。参加したみなさんが、「楽しかった」と言っていただけるだけで我々は嬉しいです。これから発表する数々のイベントにご期待ください!
>>アニメイト30周年プロジェクト特設サイト
■アニメイトタイムズの人気記事!
「Rayちゃんゼミ 5周年に向けて成長したい!」配信開始!
『ジョーカー・ゲーム』EDテーマ歌うアーティストに迫る
「永遠にみんなとライブハウスで遊んでいたい」LISAさんが語る、これまでとこれから
『リゼロ』水瀬いのりさんが明かす、6・7話のレムを演じたときの想い
緑川光さんがマニアックに愛を語りつくす!




![劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX」Blu-ray・DVD発売記念フェア 開催中!『漫画 天官賜福(3)』発売[今日のアニメイト池袋本店]](https://img2.animatetimes.com/2025/12/63399068cc2ce1283e3f5d97a9e838ea694ca764a11f25_72931307_b210f6fdbb5eaf84d63a42aa2265b6efb2d32d73.png)




































