大坪由佳さんと中島愛さんがとあるシーンの匂いにげへげへ!?　『劇場版艦これ』4DX・MX4D上映記念舞台挨拶でお風呂シーン妄想が大炸裂！

　2016年11月26日よりロングラン公開中の『劇場版艦これ』。2017年2月11日からは4DX・MX4D上映も始まり、水飛沫を浴びながら海戦を観るという、まさに『艦これ』らしい楽しみ方もできるようになりました。

　そして2月12日（日）には東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにてMX4D上映記念舞台挨拶が行われ、重巡洋艦「古鷹」「加古」や重雷装巡洋艦「北上」「大井」などを演じる大坪由佳さんと、重巡洋艦「衣笠」役の中島愛さんが登壇。実際におふたりもMX4D上映を楽しんだ上で、注目ポイントや「4D演出への希望と妄想」などを語り、満場の提督たち（『艦これ』ファン）を大いに沸かせました。

中島さんの初めては『艦これ』4D！　大坪さんはキャッキャと大はしゃぎ!?
　まずは大坪さんが「ぽーい！」と、自分が声を担当していない駆逐艦「夕立」の口調を取り入れた挨拶で場を和ませます。そして舞台挨拶で仙台や新宿・横須賀を回ってきた上で、「何回観ても楽しんでもらえていることが嬉しいです。来場者プレゼントも次々に変わっていって、スタッフさんの愛も感じます」と、ロングランの原動力となった全国のファンやスタッフに感謝を述べます。

　また、以前から様々な作品で4D上映を楽しんできたという大坪さんは、今回の『艦これ』4D化を大いに喜び、「楽しむ要素がどんどん追加されて、進化を遂げているのがすごいなと思います」と作品のパワーに賛辞を贈りました。

　一方、アニメ『艦これ』には劇場版からの参加となった中島さんは、公開初日以来の舞台挨拶登場となりました。中島さんは4D上映自体が未体験だったそうで、今回初めてMX4D上映を体験。「初4Dが『艦これ』で良かった。私の“初めて”は『艦これ』でした！」という発言で客席の提督たちを喜ばせます。

　今回は4DX・MX4D上映記念ということで、改めて4Dの魅力を聞かれた大坪さんは、「一番最初に体験した時こそポップコーンをばら撒いた」ものの、今やアクション系は4Dで楽しむものになったとか。最近は映画館で予告を観た時点で、4Dで観たほうが面白い作品を嗅ぎ分けられるほどだそうで、「『艦これ』も絶対4Dにしたら面白いと思っていたので、案の定すごい楽しかったですね」と、4Dマスターのお墨付きを出していました。

　その大坪さんと隣同士でMX4D上映を楽しんだ中島さんは、椅子から噴き出す風や水に大坪さんがキャッキャと反応する様子を見て、「その様子がかわいかったです。みなさんにお見せできないのが残念です」と発言。なお大坪さん曰く、『艦これ』は噴き出す水の量がかなり多めだそうで、艦娘が海上を航行していく場面などは「臨場感マシマシでしたよ！」と作風と4Dの相乗効果を絶賛していました。

　中島さんは冒頭の予告映像でいきなり椅子が上がった瞬間、「もう始まってるのか～っ!?」と焦ったとか。さらに、船に乗っているかのように椅子が動くので、その臨場感に浸っていたら「予期せぬところで水が来て、開いた目にそのままかかってすごく驚きました」と、ライド型アトラクションのようなMX4D上映の楽しさを興奮気味に語りました。

　途中からは大坪さん、中島さん共に、水を防ぎながら観るための謎ポーズ（？）を取りつつ鑑賞していたそうです。

“あのシーン”の匂いにげへげへ!?　次はお風呂シーンでげへげへ希望!?
　匂いが出るのもMX4D上映の特色ですが、駆逐艦「如月」が登場するシーンでいい匂いがするため、「これが如月ちゃんの香りかぁ～」と嗅ぎまわっていたという2人。その表現方法についてMCにつっこまれると、大坪さんは「こういうことを語らせるために、今日はこのキャスティングだったんでしょ？」と、期待に応える気まんまんな様子です。

　中島さんも「こんなにげへげへしてくれる人がいると、一緒にげへげへできるから嬉しい」と、初めての大坪さんとのタッグが見事にツボにはまったようでした。

　大坪さんは今後のさらなる希望として、4Dでは「お風呂シーンをぜひ作ってほしい！」と力説。

「石鹸の香りがして、湯気出まくりで、画面に入る謎の光は実際の光のフラッシュを使用してきわどい部分を見えなくしてほしい！　ほんとにすごく眩しい光が出て、物理的に見えないみたいな。テレビのお風呂シーンで入る、あの光の正体はこれだったのか!?　みたいな感じで出してほしい」と細かい演出プランまで明かし、大喝采を浴びていました。

　中島さんは戦闘シーンでの、椅子の背もたれから叩かれる衝撃に対し、「艦娘たちが主砲を撃ったときに、どういう反動を受けていたのかが、椅子の上でリアルに疑似体感できたんですよ。実際のシーンを強くイメージしながらアフレコしてはいるんですけど、このくらいドーン！と来るんだというのがわかって、楽しかったです」と、興奮冷めやらぬ様子で語りました。

　あっという間に終わりの時間となり、最後の挨拶ではまず中島さんから「みなさんが応援してくださるからこそのロングランになりました。4D上映も始まりましたので、まだ『劇場版艦これ』を観たことないという方が周りにいらっしゃったら一緒に4Dを体験していただいて、初めて観るっていう方の輪が広がっていくのも嬉しいですね」と暖かいコメントが。

　最後に大坪さんから「『艦これ』の4Dを観てしまうと、もっといろんな演出で観てみたいという気持ちに私もなりまして、がんばってお風呂シーンに辿り着きたいです（笑）。今回の劇場版で加古と古鷹を初めて演じさせていただきましたが、私は原作ゲームで担当している艦娘があと4隻あるんですよ（笑）」と担当艦をアピール！

　キャスト陣も大満足だった『劇場版艦これ』4DX・MX4D上映。トークでも盛り上がった大坪さんの妄想の実現がいつか観られることを願うばかりです。