刀剣女子必見！ ガラスケースに入っていない刀を間近で見られる！ 天才的な刀鍛冶・吉原義人さんのトークショーが開催！

近年話題の刀剣ブーム。実際の刀剣を見学できる博物館やツアーなどが人気となっていますが、展示されている刀は貴重なものが多いため、ガラスケース越しなど、なかなか近くでは拝めないのも事実です。「もっと近くで刀を見てみたい！」というあなたにピッタリなトークショー「吉原義人「刀〜温故知新」トークイベント＆サイン会」が、2018年8月25日（土）に刀剣博物館で行われます。

吉原義人（よしわらよしんど）さんは次期人間国宝に最も近い人物としても名高く、彼の作品は海外の美術館にも展示されています。今回のイベントは、吉原さんも出演している日本刀製作の裏側に迫ったドキュメンタリー番組「4K Katana Project」のBlu-ray＆DVD発売に合わせて行われるもの。

イベントでは、そんな吉原さんが手がけた刀を展示。さらに、吉原さんのお弟子さんによる銘切り（刀に作者の銘を彫る作業のこと）を実演されます。

しかも、トークイベントは観覧無料！　この夏の思い出に、足を運んでみてはいかがでしょうか？

イベント情報

吉原義人「刀～温故創新」トークイベント＆サイン会
日時：2018年８月２５日（土）１３：００～
場所：刀剣博物館１階講堂

■トークイベントは無料
※刀剣美術館をご覧の方は有料
※トークイベントは館内入らなくても無料でご覧いただけます

■参加方法：以下アドレスまで希望参加の旨、メールをお送りください
なお定員に達した場合は募集を打ち切らせていただきますEmail: fanclub@horipro.co.jp

■吉原氏作刀の刀をガラスケースに入れずに、直接目に触れることが出来るスペースを設け数本展示します。

■吉原氏のお弟子さんによる、銘切り(刀に作者の銘を彫る作業のこと)を実演します。

■次期人間国宝に最も近いと言わせる吉原氏に質疑応答可能。

■Blu-rayを購入の方に吉原氏のサイン会を行います。
※サイン会はBlu-ray「刀～温故創新」購入者のみ
※Blu-rayとDVDの2枚組み　価格1万円(イベント会場販売アリ)
※当日飛び入りも可能です

「4K Katana Project」Blu-ray＆DVD情報

2016年2月、東京で一振りの刀が生まれた。
「温故創新」と名付けられたこの刀は、約2年の歳月をかけ様々な職人の手を経て創られた一振りとなった。

一体”刀”とは何なのか。
何故多くの人を惹きつけるのか。

この映像は”刀”が生み出される全行程を高解像度カメラで追ったドキュメンタリー映像です。

刀の全てがここにある。

刀鍛冶：吉原義一
村　下：木原　明
鞘　師：中島義男
研　師：臼木良彦
柄巻師：出口智之
塗　師：小山光秀
白銀師：宮本恒之
刀鍛冶：吉原義人

ナレーション：古川雄輝
題字：山崎秀鷗

吉原義人プロフィール

名前：吉原義人（よしはら　よしんど）
生年月日　：１９４３年２月２１日（昭和１８年）
出身：等居津尾葛飾区
◆１９７２年：高松宮賞などの上位特賞を総なめ（２９歳）
◆１９８２年：無鑑査認定取得（３９際）
（文科省の鑑査なしで刀鍛治認定の可能）
◆伊勢神宮、式年遷宮に奉納される御神刀の製作を三度指名を受ける
◆メトロポリタン美術館、ボストン美術に刀が所蔵されている
◆テキサス州でダラス市名誉市民に選ばれる

人気も実力も当代随一である。現在全国の刀鍛冶は300人ほどいるが、その頂点を極め、様々な輝かしい賞歴を持っている。伊勢神宮の御神刀を五振り作刀している。又、刀匠として唯一メトロポリタン美術館、ボストン美術館にも買い上げられ陳列されている。

しかし刀剣界も厳しく、刀だけで生活出来るのは30人程度。底辺は技術的にも追い付かず、兼業もやむなく、刀鍛冶である事を利用し粗悪な包丁などの販売を行う者もいる。上位を目指す未来の名工達は、刀の価格に比べ必要経費と製作時間が掛かり過ぎ、リスキーな部分も多く経済的には恵まれていない。


吉原氏は刀剣界が少しでも良くなるように時間をとり、美術品としての普及に努めている。また、美術刀剣界の顔でもあり、海外から様々な形で要請があり、国際的な刀鍛冶である。名工会の相談役にお願い出来たのも、日本の技文化を波及させるという意味に賛同して頂いたものである。

「4K Katana Project」公式Facebook
刀剣博物館公式サイト