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「らんま1/2」第3期 林原めぐみ×日髙のり子インタビュー

らんまとあかねのような居心地の良い空気感。あの時できなかったことを取り戻している感覚──「らんま1/2」第3期 林原めぐみさん×日髙のり子さんインタビュー

2026年10月3日より、TVアニメ「らんま1/2」第3期が日本テレビにて、毎週土曜日24:55~放送スタート!(日本テレビ系で順次全国放送。放送直後よりNetflixにて独占配信)

アニメイトタイムズでは、第3期の放送を記念して、キャスト陣にインタビュー。今回は、女らんま役の林原めぐみさん&天道あかね役の日髙のり子さんの対談です。新たな「らんま1/2」を演じるにあたって、眠っていたものを呼び覚ます作業が必要だったと語る林原さんと日髙さん。あの時できなかったことを取り戻しているかのようなおふたりの関係性をお楽しみください。

 

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らんま1/2 第3期
早乙女乱馬と、天道道場三女の天道あかねは親が決めた許婚同士。しかし乱馬にはある悩みが…。中国での修行中、伝説の修行場「呪泉郷」に落ちてしまい、水をかぶると女に、お湯をかぶると男に戻るという、不思議な体質になってしまっていた!?乱馬とあかね、そして個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるドタバタ格闘ラブコメディー、ここに開幕!作品名らんま1/2第3期放送形態TVアニメシリーズらんま1/2スケジュール2026年10月3日(土)~日本テレビにてキャスト早乙女乱馬:山口勝平らんま:林原めぐみ天道あかね:日髙のり子天道なびき:高山みなみ天道かすみ:井上喜久子天道早雲:大塚明夫早乙女玄馬:チョー響良牙:山寺宏一シャンプー:佐久間レイムース:関俊彦久遠寺右京:名塚佳織九能帯刀:杉田智和九能小太刀:佐倉綾音八宝斉:井上和彦コロン:真山亜子小乃東風:森川智之三千院帝:宮野真守白鳥あずさ:悠木碧五寸釘光:石田彰家元:野沢雅子大文字煎太郎:福山潤???:田中真弓???:早見沙織紅つばさ:田中美海いちろう:関智一ナレーション:緒方賢一スタッフ原作:高橋留美子「らんま1/2」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)監督:宇田鋼之介シリーズ構成:うえのきみこキャラ...

 

30数年ぶりに演じることで背負うもの

──第1期、第2期を振り返った中で、印象的なエピソードや思い出に残っているところなどをお聞かせください。

天道あかね役・日髙のり子さん(以下、日髙):これから第3期が放送されるというところなんですけど、「らんま1/2」らしいギャグの応酬といいますか、個性の強いキャラクターがたくさん出てきて、にぎやかな展開になります。

そういうものを演じていると、第1期の時の「初恋の東風先生(CV:森川智之)への乙女心」といったシリアスな展開は「逆に何だったのかしら?」と思うぐらいです(笑)。ですから、第1期のお話は、懐かしいような気持ちで、あそこだけちょっとテイストが違う気がして、すごく印象に残っています。

あとは、「かすみお姉ちゃん(CV:井上喜久子)のようにはなれない」という妹としての劣等感みたいなところ。そういう少女としての一面が深く掘り下げられていたシーンだと思って、あれ以降、何か髪と共にそういう気持ちを全て断ち切っている気がしますね。

らんま役・林原めぐみさん(以下、林原):本当にそう。「吹っ切っちゃったよね」という感じがあります。

日髙:「私の生き方、ここからがあかね本番よ」という感じになった気がして、第1期のあの辺りがすごく印象的でした。

林原:誰かになりたかったあかねがいなくなっちゃったんだよね。

日髙:そう。「かすみお姉ちゃんになりたかった」という気持ちで髪を伸ばしていたんだよね。だから、髪を切ってからは自分の足で歩き始めたという感じなので、今振り返ってみると、あのシーンがすごく印象的に残っています。そこからはもう本当にてんやわんや……。

林原:てんやわんやです。来る人来る人、変な人ばっかりですね(笑)。

日髙:そうそう(笑)。でも、毎日が刺激的で、楽しいという感じだと思います。

──その後も東風先生が出てきますけど、その時のあかねはどんな心境でしょうか。

日髙:今までは東風先生しか憧れの存在がいなかったけど、乱馬との幼なじみのようなやり取りをしていくうちに、あかねの心の中にまた違うものが芽生え始めている気がします。なので、今は東風先生に会っても動揺しないというか、大丈夫なんじゃないかなと。

林原:あかねは東風先生には憧れもあるから、先生の前ではいい子でいる。乱馬の前ではいい子でいる必要がなくて、自分が自分でいられる時間を乱馬とは培えているような気がする。

日髙:そうだね。そんな気がする。

 

──林原さんはいかがですか。

林原:振り返ると、第1話の初登場シーンが私にとっては「もうここが終われば、全部終わる」というくらいの気持ちでした。第1話だけは原作だけでなく、前作もすごく見返しました。

今作は、ちょっとふんわりした柔らかいカラーなので、そういうところも大事にしながら作っていきましたね。ただ、あの当時のキーというか、あくまでも技術的なことなんですけど、自分の声をチューニングすることに労力を使いました(笑)。そういう意味で、第1話をやり終えた第2話からは、やっと楽しくなりましたね。あとはみんな一緒に、ただただ懐かしさと新しさを噛みしめて楽しんでいる感じです。

日髙:第1話目からチューニングが完璧すぎて、私も山ちゃんも勝平くんもみんな「自分は大丈夫か!?」と思うぐらい、本当に素晴らしかったです。

林原:いやいや……ありがとうございます(笑)。

日髙:今回は30数年ぶりということで、みんなそれなりに背負うものがありましたけど、女らんまからスタートなので、そういう意味でも背負うものがあったと思う。

林原:当時1人の人がやるという案も制作側にはなかったわけではないけれど、とにかく「あの2人でやる」ということを決めて、第1話をスタートしたんです。なので、らんまに対しては音響の演出がとても細かく入りました。とにかく「かわいく」、「声は高く」という演出で、「もっともっと高く」とすごく言われたんですよ。

でも、かわいくすると蹴るのが難しいし、力んじゃうと男の子に聞こえるから、「もっとかわいく」と言われたことを走馬灯のように思い出しました。あの頃は長く一緒にやっているうちに、男乱馬と女らんまがだんだん似ていったんですよ。だから後半戦は、もう全然声も低いし、男の子に聞こえてもいいぐらいでした。自分を女として利用する時だけ、バカみたいに声を高くするくらいでした。今回の第1話だけは、その記憶をすごく自分に課した記憶があります。

 

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