「東京コミコン2018」に『バーフバリ』ラーナー・ダッグバーティさんが登壇！　スピンオフ作品についての発言も!?

2018年11月30日(金)・12月1日(土)・2日(日)の3日間、幕張メッセにて映画、アニメ、コミックなど日米ポップカルチャーの祭典「東京コミコン2018」が開催。12月2日の最終日、メインステージにて映画『バーフバリ 王の凱旋』のステージイベントが行われました。

ステージには、バラーラデーヴァ役のラーナー・ダッグバーティさんと、プロデューサーのショーブ・ヤーララガッダさんが登壇。作品についてのエピソードはもちろん、『バーフバリ』のスピンオフ作品について、気になる発言も飛び出しました。

他にも、12月14日に誕生日を迎えるラーナーさんのためにサプライズが行われるなど、イベントは終始大盛り上がり。一方、スカパー！ブースの『バーフバリ』コーナーでも“ヘナタトゥー”が体験できるイベントが開催されるなど、大きな賑わいを見せていました。イベントとブースの模様について、レポートをお届けします！

『バーフバリ』ファンがラーナーさんを熱烈歓迎！

2017年4月に第1作『バーフバリ 伝説誕生』が、12月に第2作『バーフバリ 王の凱旋』が日本公開され、壮大な物語と魅力的なキャラクターが話題を呼び、瞬く間に人気映画となった『バーフバリ』。

さまざまな方面からのレビューやファンアート、絶叫上映などで盛り上がり、その半年後には本作の完全版が公開されることにもなりました。

以降、グッズが発売されたり、IMAX版が追加公演されるなど異例の展開をしながら全国各地で上映が続き、インド映画としては歴代第2位となる興行収入を達成している大ヒット作品となっています。

そんな『バーフバリ』のバラーラデーヴァ役のラーナー・ダッグバーティさんが来日したこともあり、会場には多くのファンが駆け付けていました。

ファンからの「ジャイホー！」（万歳という意味）という掛け声の元、ラーナーさんが登壇！　熱烈な歓迎ぶりに、ラーナーさんは「『バーフバリ』のストーリーが国境を越えてここまで皆さんに愛してもらえるのが嬉しい、もっといろいろなストーリーを伝えたいという気持ちになりました」と、まずは感謝の気持ちを述べます。

自身が演じている役について聞かれると、ラーナーさんは「力強くてブレない部分が魅力的」だとコメント。役を演じる時には『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーを演技の参考にしたと続けます。

映画『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』インド版吹替ではサノス役を演じるなど、アメコミ好きでも知られるラーナーさん。コミコンでは、お忍びで大量のグッズを購入したことを明かします。

また、アクションゲームのファンでもあるそうで、渋谷のVR施設で『ターミネーターVR』を体験するなど“東京観光”を満喫したというエピソードも披露してくれました。

話題は『バーフバリ』のスピンオフに

フォトセッションが終わり、いよいよラーナーさんとはお別れ……と思いきや、ここで嬉しいサプライズが！　ラーナーさんが12月14日に誕生日を迎えるということで、ステージにお祝いのケーキが登場します。素敵なサプライズに、ラーナーさんも満面の笑顔！

再度行われたフォトセッション時には、シャッターを待てずにチョコレートをパクリと食べてしまうなど、ラーナーさんのお茶目な一面を見ることができました。

イベント後半では、プロデューサーのショーブ・ヤーララガッダさんも登壇。大人気キャラクター・バラーラデーヴァのスピンオフについて聞かれると、「その内考えるかもしれない」と前向きなコメントを残しました。

最後に、ラーナー氏から「みなさんひとりひとりに心の底からの感謝をお伝えします。ありがとうございました！」と挨拶。ファンからの「ジャイホー！」という掛け声とともに、熱狂的なステージは幕を閉じました。

スカパー！ブースの『バーフバリ』コーナーをレポート！

スカパー！ブースの『バーフバリ』コーナーではヘナタトゥーが体験できるイベントが開催。ヘナタトゥーとは、文字通り“ヘナ”という植物の葉を使って描くボディペイントのこと。鳥や葉っぱなど、緻密なデザインが多数用意されており、ブースは大きな賑わいを見せていました。

今回のイベントを主催し、スカパー！ブースにコーナー展開もしている「ムービープラス」では、ラーナーさんの東京滞在の様子を収録した密着特番のほか、出演作である『ルドラマ・デーヴィー』や『バンガロール・デイズ』などを放送予定。『バーフバリ』旋風は、まだまだ終わりそうにありません！

[取材・写真・文／島中一郎]