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『劇場シリーズ【第一部】メイドインアビス 目覚める神秘』10月25日舞台挨拶レポート

4人になったリコさん隊は「バランスが一切崩れることはなく」――『劇場シリーズ【第一部】メイドインアビス 目覚める神秘』10月25日舞台挨拶レポート

アニメ『メイドインアビス』の新作『劇場シリーズ【第一部】メイドインアビス 目覚める神秘』がついに劇場公開! 深界七層を目指すリコ、レグ、ナナチは、新たにファプタを仲間に加え、未知の世界での冒険を繰り広げます。

2026年10月25日には、劇場公開を記念した舞台挨拶が新宿バルト9にて実施。ステージにはリコ役の富田美憂さん、レグ役の伊瀬茉莉也さん、ナナチ役の井澤詩織さん、ファプタ役の久野美咲さんが登壇し、新作にまつわるトークを繰り広げました。

※本編のネタバレを含みます。

起承転結の起でこんなに面白いのってヤバくないですか

本編上映後、観客の前に集合した4人。早速、富田さんがSNSを中心とした反響の大きさを実感していると切り出すと、伊瀬さんも「私たちも待ちに待った新作を劇場でご覧いただけるということで。みなさんの感想を聞きたいですよね」と客席に視線を向けました。すると、客席からひときわ大きな拍手が送られました。

本編の感想を問われた富田さんは、「スタッフさんにもお伝えしたんですけど、『起承転結の起でこんなに面白いのってヤバくないですか』って思います」と率直な感想。試写会では原作者のつくしあきひと先生も絶賛していたと明かしました。

新たな物語の幕開けとなった今作。井澤さんは新章を作る判断を下したスタッフ陣に感謝を述べるとともに、「大きいスクリーンで観ると、より楽しさが分かる作品なので、すごく嬉しいに尽きますね」と話しました。

レグの目線から、今回ファプタがリコさん隊に加わったことへの喜びをあらわにした伊瀬さん。「モフモフが2倍になって(笑)」と笑いを誘いつつ、「戦う場面でも心強いです」とファプタの存在の大きさを語りました。

そんなファプタを演じる久野さんは、『烈日の黄金郷』当時からリコさん隊との今後がどうなるのか楽しみにしていたそうで、「まさか劇場版で続きを演じられるなんて、4年前は思っていなかったので、本当に本当に嬉しいです」と笑顔を見せました。

また、前作から4年を経て、新作が劇場公開された『メイドインアビス』。映画1作目『深き魂の黎明』より公開劇場数がパワーアップしたことに言及した井澤さんは「ファンが3倍に増えてるってことでしょ?」と嬉しそうに話しました。

動く風車から主題歌まで。印象に残ったシーン

今回は本編上映後ということで、キャスト陣は印象深いシーンについてトークを展開。本編冒頭に描かれるリコたちの地上でのシーンから、“動いている風車”を挙げた富田さんは、「テレビ版では遠目に映っているものは通常動かさないけど、劇場版で作るにあたって、すごく小さな風車だけど動かした、と(スタッフが)おっしゃっていて」と制作陣のこだわりを紹介するとともに、劇場版ならではの細かな描写を絶賛しました。

一方、伊瀬さんは主題歌「Chain of the Abyss」について「なんだこのカッコいい主題歌は!」と、初めて曲を聴いた時の衝撃を口にし、先が気になるラストシーンからのエンドロール、そして、ジルオたちが登場するCパートの流れに「美しすぎる」と熱弁しました。

また、今回から新キャラクターが続々登場するということで、お気に入りのキャラクターについて語り合う場面も。クラヴァリをあげた富田さんは、リコがテパステと同じく“先輩”と呼んだことについて「亡骸からクラヴァリの冒険の経歴とか、死んじゃっても原生生物が手を出せないほどの迫力があったから、探窟家の先輩として“先輩”という言葉が出たのかなって。それがすごくエモいなって」と推察しました。

ニシャゴラをあげた久野さんは「演じていらっしゃる渡辺明乃さんがブース内に響くような、とても大きな声でセリフをおっしゃっていて。劇場の大きい音響で聞けるのが楽しみで仕方ないです」と声を弾ませました。

4人になったリコさん隊「バランスが一切崩れることはなく」

今回、リコさん隊のキャスト陣が集まったということで、4人での冒険についても話が盛り上がりました。「今まで3人で足りないところを補いながら冒険を続けていたんですけど」と切り出した伊瀬さんは、「そこにファプタが加わってもバランスが一切崩れることはなく、むしろ強化されている」と4人の結束力の高さに言及。

久野さんは「最初はみんなに馴染めるのかなと思っていたんですけど」と話しつつ、「ファプタがファプタなりに、ちょっとずつみんなと距離を縮めている雰囲気が丁寧に描かれていて。愛くるしい表情とかもたくさん描かれていて、私自身、『ファプタってこんな顔をするんだ』と、演じていて楽しかったです」とアフレコ当時を振り返りました。

4人が打ち解ける様子について、改めて井澤さんは「ご飯のシーンって大事なんだなって。同じ釜の飯を食う、みたいな」と話し、富田さんも「ファプタ的にはリコのことは警戒していたと思うんですけど、ご飯のシーンがあったことで、ちょっと心を開いてくれたのかな?と思ったので」と同意しました。

こうした話を受けて久野さんは「レグに関しては前から特別な感情を抱いていますけど、リコに対しても、大事な大事なお尻の匂いを嗅がせてあげていて(笑)。それも心を開いていないと許さなかったと思うので、あのシーンを通して、リコとも仲良くなりたいのかなと思いましたね」と話し、ナナチについても「ナナチはファプタに色々なことを教えてくれているので、頼れる存在なのかなと思いました」と、ファプタ目線の心境を語りました。

イベントの最後には、一人ひとりからメッセージ。

久野さんは「冒険がまた始まりました。ぜひ何度でも大きなスクリーンで楽しんでいただきたいですし、これからの『メイドインアビス』も楽しみにしていただけたら嬉しいです」、井澤さんは「来年は10周年ということで、『メイドインアビス』がまだまだ盛り上がるように、一緒に楽しんでいただければと思います」と、それぞれ呼びかけました。

「一体、あとどれくらい冒険が続くのか。ラストダイブではあるんですけど、もっともっと冒険したい気持ちがあります」と熱を込めた伊瀬さん。「レグの秘密だったり、リコはライザと出会えるのかだったりとか、色々な謎が多いので私もとっても気になっています。今後も一ファンとして最後まで見届けたいですし、全身全霊でレグを演じていきたいと思います」と力強く宣言しました。

富田さんは「第1期が終わったくらいに、マネージャーさんが『『メイドインアビス』はライフワークにしたいですね』とおっしゃっていたんですけど、そうなっている実感があります」と振り返りつつ、「今回は第一部なので、これからもみなさんと一緒に冒険できたら嬉しいです。ぜひ、一度と言わず、何度も何度も劇場で楽しんでいただけたら幸いです」と締めくくりました。

[文&写真・MoA]

『メイドインアビス 目覚める神秘』作品情報

2026年10月23日全国劇場公開!

メイドインアビス 目覚める神秘

あらすじ

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。

どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。

そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。

アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。

ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。

深界四層で猛獣タマウガチの毒に苦しむリコ。リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。

しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、一同は深界六層「還らずの都」へと進む。そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している「成れ果ての村」と、姫・ファプタが存在していた。ファプタの「願い」によって解放された村は崩壊し、リコたちはファプタを誘い、深界七層へと進むのであった。

キャスト

リコ:富田美憂
レグ:伊瀬茉莉也
ナナチ:井澤詩織
ファプタ:久野美咲
テパステ:諸星すみれ
クラヴァリ:星野貴紀
スラージョ:水樹奈々
ニシャゴラ:渡辺明乃
ヤタラマル:武内駿輔
シェルミ:東山奈央
メナエ:宮本侑芽

(C)つくしあきひと・竹書房/劇場シリーズ「メイドインアビス」製作委員会

公式サイト
公式X(@miabyss_anime)

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