【夏アニメ特集】『スタミュ』星谷悠太役・花江夏樹さんインタビュー｜第3期はみんなで困難を乗り越えるストーリー「星谷のちょっとした変化も楽しんでほしい」

星谷悠太のソロ曲に悪戦苦闘!?

――新しいキャラクターも登場しますが、第3期ならではの魅力をお聞かせください。

花江：いろいろな組み合わせが見られるところだと思います。第2期にも少しありましたが、「team鳳」だけじゃなくて「team柊」の誰かのメンバーが一緒に歌ったり、そこに「team楪」や「team漣」が混ざったり。

個人的に、鳳と柊との3人でコロシアムみたいな場所で一緒に歌うシーンは本当に面白くてジーンとしちゃって。すごく良かったです（笑）。

その他にも歌が良い曲ばかりなので楽しみにしていただきたいです。

――歌やミュージカルシーンで新しい挑戦はありましたか？

花江：それは今まで通り頑張りました。ただ、星谷は今回もソロ曲があるんです。それが結構難しくて。

――具体的にどのような部分が難しかったのですか？

花江：ずっと高音域というか。とにかく音程が高くて。

――そうなんですね！　どのような曲になっているのか楽しみです。また、個人的に気になっているのですが、華桜会のメンバーと歌うことはあるのでしょうか？

花江：そこはどうなるか分かりませんが、ぜひお楽しみに（笑）。

――それは放送を見てのお楽しみということですね！　

花江：はい。皆さん、華桜会のメンバーが気になっていると思いますが、僕自身も気になりますし、特に、四季斗真（CV：浪川大輔さん）は注目してほしい存在です。

四季はどことなく鳳先輩（CV：諏訪部順一さん）に雰囲気が似ているところがある気がするんです。第1話の冒頭から会話のシーンがあるので、そこは今1番気になるところでもあります。

――まだ詳しいキャラクター情報が明かされていませんが、四季はミステリアスな感じがします。

花江：そうですよね。ふわふわしているというか、何を考えているか分からないつかみどころがないようなキャラクターです。

他の華桜会メンバーともやり取りはしますが、最初に出てくるときは星谷たちに対して威圧感があります。今回も癖が強い人たちばかりなので大変です（笑）。

――第3期で、星谷と1番関わることになるキャラクターは？

花江：四季です。あとは、冬沢 亮（CV：斉藤壮馬さん）がキーマンになると思います。

四季はつかみどころがない天才タイプだと思います。先ほども言いましたが、鳳先輩に近い雰囲気を持っているキャラクターです。

また、四季と冬沢の関係性が、鳳先輩と柊先輩の関係性に似ているように感じます。冬沢は仕事人というか、プロフェッショナルで委員長タイプ。自分の信念がちゃんとあって、これが正しい正しくないという基準を明確に持っています。

ただ、星谷たちから見ると“敵”のように感じるところがありますが（笑）。

――ほかにも、春日野 詩音（CV：山下大輝さん）、入夏 将志（CV：逢坂良太さん）、千秋 貴史（CV：小西克幸さん）が登場します。

花江：入夏はノリが軽いような感じはしますけど、とても熱い人です。感情で気持ちが左右されるタイプというか。

春日野は占い好きの少し不思議なキャラクターで、四季に対しては想いが強いシーンもあります。

千秋は、お兄さんタイプ。華桜会のメンバーは、全員、四季に特別な想いを寄せているような気がします。

――ちなみに、たくさんいるキャラクターたちの中で、ご自身に近い存在は誰だと思いますか？

花江：うーん……（悩む花江さん）。あまり実在するような性格の人がいないから悩みますね。あえて言うなら、那雪 透（CV：小野賢章さん）でしょうか。

――その理由は？

花江：那雪が1番普通な人だから（笑）。

一同：（笑）。

花江：この中では、1番共感する部分が多いキャラクターですし、僕たちにとって等身大に近い存在だと思います。