冬アニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』声優・雨宮天さん、原奈津子さん、大森日雅さんインタビュー│物語前半を振り返って声優陣が男性キャラにキュンキュンしたシーンとは!?

山本アリフレッド先生による漫画を原作としたTVアニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。（リケ恋）』。「好きかもしれない」という告白をきっかけに動き出した、理系女子・氷室菖蒲（ひむろあやめ）と理系男子・雪村心夜（ゆきむらしんや）による「恋」を証明するための実験の日々を描いた“理系ラブコメディ”作品です。

2020年1月よりAmazonプライムビデオにて全話一挙配信、地上波放送も折り返しを迎えています。

そこで今回アニメイトタイムズでは、ザ・理系の美女・氷室菖蒲を演じる雨宮天さん、研究室最大の常識人にしてツッコミ役・奏言葉（かなでことのは）を演じる原奈津子さん、マイペースで気まぐれなボス猫的存在の棘田恵那（いばらだえな）を演じる大森日雅さんら女性声優陣にインタビューを実施！

折り返しを迎えた放送を振り返って、あらためて感じた作品やキャラクターの魅力とお気に入りのシーン、男性キャラクターに思わずキュンとしてしまった瞬間などをたっぷりと語っていただきました。

パリピっぽい「虎輔のテーマ」にも注目！

――地上波放送も折り返しを迎えましたが、実際に放送をご覧になっていかがでしたか？

原奈津子さん（以下、原）：OPやEDが特に分かりやすいんですけど、全体的に繊細で淡い色使いになっていてオシャレでした。すごく好きな色使いですね。

大森日雅さん（以下、大森）：音楽も素敵です。これから実験が始まるような場面で流れる曲があって、それが頭から離れなくて。「ああ、これから実験や証明が始まるんだ」と視聴者の方にも分かるものになっていると思います。

もちろんOPやEDも素敵なんですけど、劇中の楽曲もこだわっているんだなと感じられます。

原：虎輔の曲好き～！（※1）

※1
犬飼虎輔（いぬかいこすけ）。金髪で、白衣の下はサッカーのユニフォームと一見チャラチャラした見た目だが、中身は美少女キャラクターが大好きな二次元オタク。棘田とは幼馴染で、黒歴史を多々握られていることもあり逆らえない。福島潤さんが声優を担当。

一同：（笑）

原：ちょっとパリピっぽいというか。「ダン！　ダン！　ダダーン！」っていう（笑）。

大森：それです（笑）！　あの曲が流れることでかき立てられるというか。

雨宮天さん（以下、雨宮）：そんなに人気だったの!?

大森：天さんも「好き」ってなると思う！

雨宮：私もその曲は分かりますけど、別にそこまではハマってないです（笑）。

大森：けっこうキーポイントで流れてくるんですよ。ツボを押さえてます。

原：いい間で響くよね。PVでも氷室が「私、あなたのこと好きかもしれない」って言うところから流れ始めて。タイミングが素晴らしいです。

雨宮：確かに。大事なとこで使われがちですよね。あとはアニメになると、より実験が分かりやすいですよね。グラフも色鮮やかだし、「帰無仮説」の説明のときはカラスが実際に飛んできたりなど、よりポップになるから、私みたいな文系の人でも親しみやすい雰囲気になっていると思います。

――色と動きが付くと雰囲気がかなり変わりますよね。

雨宮：ホントに全然違います！　ポップな感じになって親しみやすくなります。

大森：ギャグ感も増しましたね。

原：間とかテンポ感もより面白くなっていて、収録では気が付かなかったことや、裏で繰り広げられていた面白い掛け合いなどの発見もありました。