声優・野島裕史さんがおすすめするステイホーム週間の過ごし方！　100円均一の粘土やDIYナレーションブースづくり、オーディオブック版「水滸伝」も！

「いのちを守るSTAY HOME週間」とされているGW（ゴールデンウィーク）。例年とは違う連休を、どう過ごそうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

オーディオブック『北方謙三 水滸伝』に出演し約400人の登場人物を演じている声優・野島裕史さんは、マウンテンバイクでのサイクリングが趣味のアウトドア派。

そんな野島さんは、今年のGWをどのように過ごすのかお話を伺いました！

（聴き手：『北方謙三 水滸伝』プロデューサー・九州朝日放送原田P）

100円均一で偶然見つけた”粘土”に夢中

▼去年のGWは仕事で長崎県松浦市を自転車で満喫。今年は……

原田P：外出自粛期間で家にいる時間が急増しましたよね。野島さんは最近、家で何をして過ごしてますか？

野島：今まで通り自転車のメンテナンスなど趣味にまつわることを楽しんでます。それでも時間が余ってきたので、最近は粘土細工にハマってます。

原田P：なぜ粘土細工……？　Twitterでハンバーガーの粘土細工を見たときは、クオリティが高くて驚きました（笑）

野島：もともと物を作るのが好きで、100円均一に行ったとき粘土コーナーに立ち寄ったら、樹脂粘土や石の粉の粘土があったんです。粘土ってこんなにたくさんの種類があるんだと驚いたし、暇つぶしにやってみようと思ったら意外に面白くて。

原田P：1つ作るのにどのくらいかかるんですか？

野島：こねたり塗ったりしている時間で3時間くらいですかね。最初は失敗もあったので1日かかることもありましたけど、作り方がわかればそのくらいで作れます。

原田P：作る中で、自分なりのこだわりはあります？

野島：外出自粛になる前、もっと凝りたくて雑貨店に行ったんです。そしたら、型がいろいろとあって、イチゴのツブツブのための型もあったんです。ただ、自分でつくりたくて、結局買わずに爪楊枝で一つ一つ詰め込む作業にしました。

おはようございます。合間にチマチマ作った粘土フード。今回挑戦してみたのは、僕の好きなハンバーガー。これまたバンズを1cmで作ってみたよー！次はもっとリアルを目指す！ pic.twitter.com/ULMCd1ps0O

— 野島裕史 (@nojimahirofumi) April 6, 2020

　
原田P：費用はどれくらい掛かるんですか？

野島：3原色の絵具と粘土、色は混ぜてたくさんの色を作れるので。あと道具が家に無かったら道具、例えばつぶつぶを作る爪楊枝とか（笑）　道具があるならワンコイン、最低限の道具を買ったとしても1000円ぐらいで楽しめるのでおすすめです。

原田P：粘土細工もだいぶ上達されてるので、そろそろ他にも始めようとしてることがありそうですね。

DIYでナレーションブースづくりにも挑戦

野島：あとは、DIYでナレーションブースをつくろうとしてます。

原田P：またぜんぜん違うことに……。（笑）

野島：今設計図を書いているところで。でかくなると邪魔なのでミニマムに作ろうと思ってます。今は、木材の質や特性、釘の打ち方、木ネジの打ち方などを勉強しています。やり始めるととことんタイプなので。

原田P：すごいですね。どれくらいで完成予定なんですか？

野島：これまた初挑戦なので見当がつかないんですが、早めに作りたいですね。実際にリモートで収録したりとか需要が増えてきているので。

原田P：いつか家の中にスタジオが……！　楽しみですね。

野島：そして、忘れちゃいけないのが発声練習と活舌トレーニングです。全くしゃべらなくなってしまうとよくない。

アスリートも筋力トレーニングをしないと衰えるだろうし、歌手やアーティストも楽器触らないと衰えると思うんです。声優も一緒で、これだけ家にいて黙っていると、復帰した時に衰えてしまうかもしれないのでそこも怠らずに続けてます。

GWは”一度聴いたらやめられなくなる”水滸伝チャレンジ

原田P：本業は大事ですものね（笑）　本業と言えば、野島さんも出演しているオーディオブック版の『北方謙三 水滸伝』がaudiobook.jpの聴き放題で配信されてますが、最近聴いている人がすごく増えているみたいなんですよね。報告を見てすごくうれしくなりました。（笑）

実は九州朝日放送で放送を開始してからは9年経ってるんですよね。収録時の想い出で、今ぱっと思いつくことは何かありますか？

※『北方謙三 水滸伝』は、2011年4月よりKBCラジオで放送されていた長編ラジオドラマ

野島：長く愛してもらえるのは本当に嬉しいですね。収録の想い出は、現場のいろんな人と趣味があったので、近況報告したり雑談したりがすごく楽しかったんですよね。

原田P：打合せのほうが長いこともありましたね（笑）

野島：重厚感も緊張感もある作品だったので、収録以外ではざっくばらんにお気楽トークしていたのがメリハリがあってよかったです。あとは、収録を始めたことは、永遠に続くんじゃないかという気分だったんですが気づいたらあっという間だったなと。

原田P：当初は「おおっ100話きたぞ」みたいな感じでしたもんね。

野島：はい。でもだんだん「おお1000話か」みたいになってきて。

原田P：最後はあっという間でしたね。

野島：とはいえ、全部で1629話あるので……今から聴くという方は、ゴールデンウィーク中に「水滸伝チャレンジ」がおすすめです！

たぶん1日いっぱい聴いても配信中の分は聴き終えられないと思うので、ゴールデンウィークから始める新しいチャレンジとしておすすめです。

原田P：出演者としてこの作品の聴きどころのおすすめはありますか？

野島：音声だけの絵がない状態で、数百人出てくる男性キャラクターを一人の声優が演じ分けてます。それは僕なんですけれども……（笑）

友人や芸能人などいろんなタイプの方の話し方を癖を研究して、いろんな声を出せるように頑張ったつもりです。

聴いてみるとわかると思うんですが、声色だけで表現しているわけではなく、物語の背景もあるので各キャラクターの個性を楽しめると思います。

北方先生が描かれた個性だったり、志の想い、生まれ育った環境など物語の背景を感じてもらえるはずです。

原田P：あれだけのキャラクターを、1人で演じ分けてたというのは驚く方もいると思うのでぜひ聴いてほしいですね。あとは、合戦シーンのガヤも今思うとすごかったな……。

野島：（何百人も戦っている）ガヤも一人で演じているというのに注目してほしいです。（笑）とはいえ、声優としては作品に没頭していただくのが本望なので。それぞれの登場人物たちの個性が豊かで、熱量やストーリーの濃さは圧巻です。

ぜひ一人でも多くの方に聴いてほしいですし、一度聴き始めたらやめられなくなるはずなので、とりあえずはaudiobook.jpで配信中の300話に是非チャレンジしていただきたいです。

みなさんのゴールデンウィーク中の「水滸伝チャレンジ」をお待ちしてます！

北方謙三　水滸伝　第1巻 曙光の章（第1回～第65回）2011年4月よりKBCラジオで放送されている朗読番組「ミヤリサン製薬プレゼンツ 北方謙三 水滸伝」が、いつでもどこでもお楽しみいただけます♩

詳細はこちらから！

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— アニメイトタイムズ公式 (@animatetimes) June 29, 2017