【アニメ今日は何の日？】5月14日はアニメ『化物語』より阿良々木暦が八九寺真宵と出会った日！迷子となっていた八九寺が母の日に辿り着いた場所とは……。

5月7日はアニメ『化物語』にて主人公である阿良々木暦が八九寺真宵と出会った日です！　アニメ第三話「まよいマイマイ其ノ壹」から第五話「まよいマイマイ其ノ參」にて、原作小説では「化物語（上）」にて描かれたエピソードです。作中では5月14日、日曜日の話です。
　
TV版にて吸血鬼もどきの人間であり、主人公である阿良々木暦を演じられているのは神谷浩史さん（代表作：『斉木楠雄のΨ難』斉木楠雄役など）。まよいマイマイにて登場した迷子の少女、八九寺真宵を加藤英美里さん（代表作：『らき☆すた』柊かがみ役など）が演じられています。
　
『化物語』は西尾維新先生によって描かれる＜物語＞シリーズの第1作目であり、各登場人物と阿良々木暦の出会い、もしくは関係が深まるきっかけが描かれています。2006年に原作小説が刊行され、2009年にアニメ化。2016年には＜物語＞シリーズ第2作となる「傷物語」が劇場三部作として上映開始されました。さらに、2018年より大暮維人先生が作画を務めるコミック版『化物語』が連載中であり、単行本4巻発売前には100万部を突破した人気作品です。
　
「まよいマイマイ」では阿良々木暦と八九寺真宵の出会いが描かれています。二人が出会ったのは母の日。「お母さんが好きな人でも嫌いな人でも、お母さんと仲が良い人でも仲が悪い人でも、日本国民ならば誰もが平等に享受することになる母の日」と阿良々木暦は作中で述べていますが、この日出会った八九寺真宵はお母さんを想い続けている少女でした。
　
母に会いに行きたいが辿り着けない。そんな彼女を見かねた阿良々木暦は彼女と一緒に家へ行くことに。戦場ヶ原ひたぎや忍野メメを巻き込みながらも、紆余曲折を経て辿り着いた場所は更地でした。八九寺真宵の母がいることもない、ただのなにもない土地。八九寺真宵は11年前に交通事故で亡くなった後、未練から「迷い牛」と呼ばれる怪異になっていたのです。
　
ギャグやシュールな笑いの描写が見られる「まよいマイマイ」をはじめ、笑顔を多く見せる八九寺真宵。そんな彼女を見てきたからこそ、母のいた場所へと帰ることが出来た時に見せた彼女の涙には思わず涙腺が刺激されたという方も多いのではないでしょうか。今年の母の日は過ぎてしまいましたが、「ただいま」と言える場所があることに感謝したくなるようなエピソードです。
　
＜物語＞シリーズは『化物語』をはじめ、数多くの作品がアニメ化されています。そのため、どの作品から見るべきか迷う方もいらっしゃるかと思います。そんな方に向けて、アニメイトタイムズではアニメ＜物語シリーズ＞を見る順番と時系列を掲載していますので、参考にして頂ければと思います！
　