『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season：スバル役 小林裕介さんが2期で改めて女性キャラクターをポジションで分ける！｜インタビュー後編

新キャラで印象に残ったキャラのベスト3を発表！

――2nd seasonの前半に登場した新キャラで、特に印象に残ったキャラクターのベスト3を挙げてください。

小林：1位はエキドナにしておいて(笑)、新しく出てきたキャラでいえば、2nd seasonから正式なキャラ紹介が公式サイトに掲載されたオットーはどうですか？

宣伝担当：新キャラではないけど、新キャラ扱いしたくなる気持ちはわかります。1st seasonではメインキャラにちょっと絡んでくる上級モブみたいな感じだったから(笑)。

小林：じゃあ2位はオットーにさせていただきます。彼があそこまで関わってくるキャラだったなんて、1st seasonの時はわかっていなかったし、スバルにとってなくてはならない存在にどんどんなっていって、2nd season前半クールの最後もオットーで終わるし。正直、悔しいんですよ、アイツに全部持っていかれるのが(笑)。それだけカッコよさも併せ持っているところに今回スポットが当たって。悔しいけど好きになっちゃいますよね。

――そして3位は？

小林：ガーフィールになっちゃうかな。ノリなどスバルに近い部分があって、最初は仲良くなれそうだなと思ったけど、今はロズワールと同じくらい、スバルをかき乱しているのはガーフィールで。ましてや彼は村人やオットーに手をかけてしまった過去ができてしまったので今後、スバルは彼とどう折り合いをつけるのか気になるし、そこでスバルの新たな成長が見られるんじゃないかなという期待も込めて、注目したいキャラです。

――ベスト3にはノミネートされなかった魔女たちについてはいかがですか？　エキドナを除いてのお気に入りは？

小林：スバル的にいえば、ワケわからない人たちですからね。細かい説明はまだされていないし、白鯨や大ウサギを創ったダフネはスバルも会いたがっていたし、意見交換もできたけど……。印象としてはみんな、魔女らしさがないなと。

唯一、魔女らしいのはセクメトとエキドナくらいで、他は見た目も言動も幼くて。そもそも彼女たちがスバルと関わる必要性ってあったのかなという疑問があるけど、彼女たちはスバルに興味を持っていて。その違和感を早く解消してもらいたいです。個人的に1人選ばなければいけないのなら負傷したところを治してくれたミネルヴァかな。あのハート、違和感だけど(笑)。

前連載から好評の!?　小林さんによる女性キャラポジション分け！

――1st seasonでやっていただいた女性キャラのポジション分けをお願いします。

小林：ついに来たか。

――ちなみに1st seasonではフェルトは「妹」、エミリアは「お姉ちゃん」、レムは「恋人」、ベアトリスは「友達(親友)」、ラムは「ただのクラスメイト」と答えています。

小林：ふぅ～(深く深呼吸)……まずは簡単なところから。エミリアは「恋人」です。ベアトリスは「妹」、ラムは「きっと死ぬまでいがみ合う親友」。

――村川さんとの対談で、今ならポジションは違うとおっしゃっていましたが、そこまで深い絆が!?

小林：絶対、最後まで縁が切れなそう。エキドナは「いとこのお姉さん」。レムは……レムも「恋人」で。嫌われてもいい(笑)。

――ロズワール邸の2人は？

小林：ペトラは「子ども」です。愛でたくて、愛でたくてしょうがない。好意を持ってくれているのに申し訳ないけど、まあ妻の次に愛でてあげる存在なので……そういえば妻がいないなあ。

――エミリアもレムも恋人止まりですからね。

小林：エミリアともレムとも宙ぶらりんなので、妻とは言い切れない気がするので。フレデリカは「保健室の先生」。

――あとリューズさんは？

小林：えっ!?　リューズさん!?　あまり身内感はないんだよな……(長考)……じゃあ、「ペット」で。こっちも強欲の使徒ですから手なづけて。どうやってかわいがるかもこっち次第だし、上下関係がちゃんとあるという意味で「ペット」です。わあ、(田中)あいみちゃんに怒られそう。