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声優・厚木那奈美がこれからのアニメ文化について考えてみた|MANGA都市TOKYO

Run Girls, Run!厚木那奈美インタビュー|MANGA都市TOKYOの中で、これからのアニメ文化について考えてみた

2020年8月12日から『MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020』が、11月3日(火・祝)まで東京・六本木の国立新美術館で開催されている。

『MANGA都市TOKYO』は、パリで開催され3万人以上が足を運んだ展覧会『MANGA⇔TOKYO』の凱旋企画である。

私たちが住む日本の首都『東京』をテーマに様々なアニメ、漫画、ゲーム、特撮作品にスポットを当てた展示が印象的だ。

今回、アニメイトタイムズは声優ユニット『Run Girls, Run!』の厚木那奈美さんが『MANGA都市TOKYO』を見学た際に同行し、その感想をインタビューした。

厚木さんにとって、日本のアニメ、漫画、ゲームとは一体どんな存在なのか。そして今、『MANGA都市TOKYO』足を運ぶべき理由と何か。

ゆっくりと国立新美術館の展示を体感した後、エントランスホールの休憩スペースで取材がはじまった。


 
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世代を超えて愛される作品たち

――『MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020』をグルっと見て回りました。今の率直な気持ちを聞かせて下さい。

厚木那奈美さん(以下、厚木):まず、国立新美術館にはじめて来ることができて感動しています。新海誠監督の『君の名は。』でも登場していたり、個人的にすごく気になっていたんです。

特に今回の展示はアニメやマンガやゲーム。私が大好きなジャンルでしたので、このタイミングで来ることができて本当に嬉しいです。

――厚木さんは普段、美術館に行ったりしますか?

厚木:はい、3ヶ月に一度くらいのペースで色々回っています。私、美術館(水族館なども)大好きなんです。1人でも行くし、友だちとも行ったりしています。

――厚木さんから見た美術館の魅力とはどんなところでしょう?

厚木:現実のモノが展示されているのに、非日常的な体験ができるところですね。今回の展示でも、すっごく大きな東京の模型(1/1000巨大東京都市模型)がありましたよね?

――ええ。

厚木:実際の東京が再現されているものなんですけど、目の当たりにしてみると圧倒されるし、非日常的な感覚でじっくり見ちゃう。足を運ばないと見ることができないそうした非日常的な体験が美術館の魅力だと思います。

――今回の展示は3つのセクションに分かれていました。『破壊と復興の反復』、『東京の日常』、『キャラクターvs.都市』。厚木さんが特に印象的なセクションはどちらでしたか?

厚木:迷いますね...。『東京の日常』かなぁ。

※『東京の日常』では、「プレ東京としての江戸」、「近代化の幕開けからポストモダン都市まで」、「世紀末から現在まで」と3つパートで日常生活を描写した作品群を通して、人々の生活の場としての東京の姿とその変遷を表現している。

懐かしいものがたくさんある中で、やっぱり目に留まったのが『東京の日常』でした。私、実家にいたときは母と一緒にアニメを見ることが多かったんです。

『はいからさんが通る』の展示もありましたけど、母と一緒に再放送を一緒に見ていたので、すごく懐かしい気持ちになりました。

――世代を超えて愛される作品の展示が沢山ありましたよね。

厚木:はい。私、安野モヨコ先生がすごく好きで。先日まで東京で安野モヨコ展が開催されていたのですが、タイミングが合わずに行くことができなくて...。でも、『MANGA都市TOKYO』で原稿を見ることができて、本当に感激しました。

 

厚木さんにとってアニメ、漫画とは?

――ありがとうございます。本当に素敵な展示ばかりでしたよね。ちなみに厚木さんはアニメやゲーム、漫画っていつ位から親しまれているのでしょう。

厚木:幼稚園くらいだったと思います。アニメを見てから幼稚園に行くみたいな生活でした。アニメは毎日見る日課でした。マンガは...ご褒美でした。

――ご褒美?

厚木:はい。1週間頑張ったから、好きな漫画を一冊買ったり、バレエの発表会が終わった後に買ったり。漫画は私にとってのご褒美でした。

漫画ってとても素敵だなって思うんです。特別なプレゼントにもなるし、日常的なものでもあるし。その時の私の感情にも寄り添ってくれるものでもある。私が成長するにあたって漫画やアニメは欠かせないものだったと思います。

――厚木さんの人生には沢山のアニメや漫画、ゲームが詰まっているということですね。

厚木:それは間違いありません。アニメや漫画、ゲームを通じて得た見識が本当に沢山ありますし。東京の街並みについて、自然と勉強できていたりとか。

――展示の中にはゲームだと『龍が如く 極2』など東京のリアルな街並みをゲームで再現した作品が沢山ありました。

厚木:実際に新宿を歩いた時に『龍が如く』で見たことある!ってなったりしますよね(笑)。色んな作品を見たり読んだりした知識があるからこそ、リアルが楽しくなるというか。そういう体験って素敵ですよね。

――『MANGA都市TOKYO』のお話が来た時に正直僕は、アニメや漫画もここまで来たのか...と考え深くなりました。それこそ、僕たちが子どもの頃ってアニメや漫画が好きだって、声を大にしては言えない生活を送ったりしていたので。

厚木:分かります(ニッコリ)。オタクであることって当時は隠しちゃいますよね。

――あはは(笑)。厚木さんから見て、アニメや漫画、ゲームが文化として国立新美術館に展示されることになったことについてはどう感じましたか?

厚木:ここ最近は世間がアニメの文化と密接になってきましたよね。それこそ、地上波のテレビを見ていても流行りのアニメの特集が組まれていたりとか、『国民全員が選ぶ...』みたいな特番があったりとか。

これって、私が小さい頃では考えられないことですよね。なので、私も高校生の時はオタクであることを隠していました。実際は出ちゃってるんですけどね(笑)。

――あはは(笑)。でも、当時は確かにそうだったんですけど、こうして美術館に展示されているものを見ると、文化として確立されたものだし、本当に美しいものばかりでしたよね。

厚木:そうですよね。今の学生さんたちを見ていると、アニメのある生活が当たり前になってきた感じありますよね。

普通に女子高生が日常語としてオタク用語だったりネットスラングを使ってるのを見ると、世代が変わったんだなって思いますね。いい時代だなって思います。

――本当にいい時代になりましたよね。ライト層のファンというか文化として浸透したというか。だからこそ、『MANGA都市TOKYO』は沢山の方が訪れて、沢山の楽しみ方がある場所なのかなって思いますよね。

厚木:本当にそうですよね。新海誠監督の『君の名は。』って社会現象的な人気があったじゃないですか。なので、今までアニメを映画館で見たことがなかった人も大勢足を運んだと思うんです。今回の展示で映画館とは違った形で作品のことを知ることができる。それを通じて、新しい発見があったりするかもしれないですし。

後は、ひょっとしたらもう聖地巡礼みたいな認識が無い方も増えてるんじゃないかって思うんです。

――確かに。聖地が沢山生まれたからこそ、そういった感覚が薄れているかもしれないです。

厚木:ですよね。改めて、今回の『MANGA都市TOKYO』に足を運ぶことで身近な聖地を沢山知ることができるのは素晴らしいと思います。帰り道に別の作品の聖地を検索してみて、近いしせっかくだから行ってみよう!ってなれば最高ですよね。

今のアニメって本当に映像が綺麗なので、同じ画角で撮影してみたりとか。SNSが発展している今だからこそ、アニメ文化に新しい切り口で入りやすいんじゃないかなって思いますね。

それこそ、私たちは静か(アニメや漫画を)に見てハマってこういうところでもじっくり見ちゃうと思うんですけど。『MANGA都市TOKYO』に来て、皆とシェアしてくれたら文化として更に発展するのかなって。

――それは素晴らしいですね。日本だけではなく、海外の方も興味のあるコンテンツもありますし。

厚木:過去の作品が沢山展示されているんですけど、全然古さを感じないというか。全然色褪せないというか。そうした昔の作品を含めて沢山シェアされて、そこから新しく興味を持つ方が増えてくれると嬉しいです。オタク友だち増えたらいいなって思います(笑)。

――ちなみに厚木さんってどんなアニメが好きだったんですか?

厚木:私がアニメ好きなんだ!って自覚したのは『デ・ジ・キャラット』ですね。後は、『セーラームーン』ですね。『セーラームーン』は沢山展示があったので、嬉しかったです。

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