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春アニメ『シャドーハウス』ケイト役 鬼頭明里|声優インタビュー第1回

春アニメ『シャドーハウス』ケイト役 鬼頭明里|声優インタビュー第1回「続きが気になって仕方ない原作、オーディションでの思い出は?」

顔のない一族“シャドー”と、その“顔”としてシャドーに使える世話係の“生き人形”の物語。断崖に佇む館“シャドーハウス”にはどんな秘密があるのか。そして、そもそも“シャドー”一族とは、いったい何モノなのか。奇妙なゴシックミステリー・TVアニメ『シャドーハウス』(原作:ソウマトウ/集英社『週刊ヤングジャンプ』連載)がスタートした。

第1話では、“シャドー”一族の少女・ケイトのもとに、“生き人形”が現れ、“影”と“人形”の日常が始まる。そして、明るく前向きで食いしん坊の“生き人形”に、ケイトはエミリコと名付けるのであった。

この作品の原作を「面白い!」と大絶賛していたのは、ケイトを演じている鬼頭明里さん。その言葉通り、スリリングで、でもかわいくて、どこか不思議な第1話だった。作品について、そして第1話について語ってもらった。


 

続きが気になって仕方ない原作、オーディションでの思い出は?

――原作の魅力を教えてください。

鬼頭明里さん(以下、鬼頭):まず、世界観が唯一無二のところ! 今までに見たこともない世界観なのに、物語にスッと入っていけるところがすごいし、個性豊かなキャラクターたちもたくさん登場するので、本当にずっと面白い! 続きが気になって仕方ないです。

――世界観に、まず驚きますよね。

鬼頭:生き人形とシャドーという設定と、同じような姿をしているのに性格は全然違ったりするのが面白いです。シャドーのほうは1人でいると表情がまったく読めないので、漫画を読んでいても想像が膨らんで、よりその子のことを考えてしまいます。


――ケイトとの出会いを教えてください。

鬼頭:オーディションを受ける際に原作を読ませていただきました、シャドーということで顔がないのにはビックリしましたが、読んでいるうちに不思議とすぐに「多分この子はこんな感じの声で、こんな風にしゃべっていそうだな」と、自然と頭に浮かんで来たので、オーディションではそれをそのまま表現しました。

オーディションでは実はエミリコとケイトのどちらも受けていて、どちらも同じような感じで悩まずにお芝居できたので、すごく受かりたかったのですが、篠原さんのエミリコを聞いた瞬間にピッタリすぎて「これがエミリコだ……!」と物凄く納得させられました。

――ケイトを演じるときに大事にしていた点、そして難しかった点を教えてください。

鬼頭:ケイトはものすごく頭が良くておしとやかで物静かなので、普段はあまり感情を表に出し過ぎないように気をつけています。

それと、アフレコ前に原作を全部読んでいたので、エミリコへの愛着が少し湧き過ぎていて、1話のアフレコでは「ちょっと今の言い方優しすぎるかな、1話はまだそんなに仲良くないので!」と言われました(笑)。

――シャドーは表情が見えないですが、それに関してはいかがでしたか?

鬼頭:原作を読んで、ケイトは頭が良くてミステリアスな雰囲気のある子だと思ったので、シャドーなので表情が見えない分、お芝居を分かりやすくするのではなく、あえて感情を表に出し過ぎないようにしているんです。

ただ、表にはあまり出さないけどちゃんと感情があるというのもしっかり踏まえながら演じないといけないですし、テンションの上がったときや怒っているときはちゃんと表さないといけないのが、難しかったです。でも、そこが演じていてとても楽しいところです。

(C)ソウマトウ/集英社・シャドーハウス製作委員会
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