声優
「Saint Snow」ライブBD 田野アサミ、佐藤日向インタビュー

「ラブライブ!サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG ~Welcome to Dazzling White Town~」Blu-ray発売記念 Saint Snow(田野アサミさん、佐藤日向さん)インタビュー|歌っていないときの本気ダンスにも注目してほしい!

『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する「Aqours」のライバルであり、よき友達でもある姉妹によるスクールアイドルユニット「Saint Snow」。彼女たちの初単独ライブイベント「ラブライブ!サンシャイン!! Saint Snow 1st GI ~Welcome to Dazzling White Town~」のBlu-ray Memorial BOXが、2021年6月9日(水)にリリースされました。

Blu-ray Memorial BOXには、トークありライブありでSaint Snowの魅力を存分にみせてくれたライブイベントから、2020年10月18日(日)に有観客+生配信で開催された横浜公演Day.2<2回目>の模様を収録。さらに、メイキング映像なども収録したBlu-ray 3枚組となっています。

その発売を記念して、アニメイトタイムズではSaint Snowの2人を演じる田野アサミさん(鹿角聖良役)と佐藤日向さん(鹿角理亞役)にインタビュー。Saint Snowとして初めて人前に立った時のことや、初ライブステージ、そして今回の1st GIGのことなど、たっぷりとお話をうかがいました。

 

 

初めてみんなの前に立った時は、どういう反応をしてくれるのかドキドキでした

――いきなりな質問ですが、横浜公演Day.2<2回目>のトークパートで佐藤さんが田野さんにして欲しい髪型として挙げていたツインテールは、結局したのでしょうか?

鹿角理亞役・佐藤日向さん(以下、佐藤):そんな話題ありましたね(笑)。

鹿角聖良役・田野アサミさん(以下、田野):プライベートでは下でふたつに結ぶことありますけど、仕事でツインテールはしていないですね。

――皆さん期待しているんじゃないかと思って。

田野:本当ですか?(笑) でも、理亞の方は、私が「中華街だからお団子ヘアにすればいいんじゃない?」と言っていたのを、室田さん(キャラクターデザインの室田雄平さん)が理亞の誕生日に再現してくださいました。

 

 
佐藤:そうなんです。素敵なイラストを描いてくださいました。

――田野さんも「ツインテールしませんか?」と正式に言われるかもしれませんね。

田野:皆さんが喜んでくれるのであればしますよ。なので、この記事を読んだ方はぜひコメントをください(笑)。

佐藤:(田野さんは)普段ストレートで下ろしていることが多いので、安室奈美恵さんがたまにやるツインテールみたいなのも見てみたいです。

田野:いいですね。安室さんもやってますし、やります!(笑)

――そんなトークコーナーもあった今回のライブイベントですが、Saint Snow単独では初なんですよね。1stとは思えないほど完成度が高くて、単独のライブイベントならではのすごさも感じました。唯一、言いたいことがあるとすれば……もっと曲が欲しかったなと。

田野・佐藤:嬉しいです!

田野:これは言っておきましょう。曲欲しいですよね! って(笑)。

佐藤:ですね!(笑)

――そこにも期待しつつ、まずはライブ本編の話にいく前に、Saint Snowとしての初ステージについて振り返っていけたらと思います。ライブ以外も含めて初めて皆さんの前に出たのは、2017年12月の『ラブライブ!サンシャイン!!』TVアニメ2期上映会ですよね。

佐藤:はい。(函館聖泉女子高等学院の)制服を着て人前に出たのも初めてでした。

――この時の率直な気持ちはいかがでしたか?

田野:嬉しいのはもちろんですけど、ファンの皆さんが「Saint Snowはどんな子たちなんだろう?」ってドキドキしたのと同じで、私たちも「どういう反応をしてくれるんだろう?」ってドキドキでした。

でも、もし田野アサミと聖良だけだったらもっともっと緊張したと思うんですよ。佐藤日向と理亞が一緒にいたから、不安よりも根拠のない安心感がありましたね。

佐藤:私も「ファンの皆さんがどう受け取ってくれるのかな?」と思いつつ、ずっとアサミさんの近くにいた記憶があります。それと、実はAqoursの皆さんとちゃんとお話ができたのはその時が初めてだったんです。

アフレコでは静かにしなきゃいけないと思って、ガチガチで座っていたので(笑)、やっとリラックスしてお話ができました。

 

緊張と喜び、焦りもあった初めてのライブステージ

――そして、初めてライブを披露したのが2018年4月の「Saint Snow PRESENTS LOVELIVE! SUNSHINE!! HAKODATE UNIT CARNIVAL」です。ふたりとも元々ステージ経験やダンス経験はあったわけですが、Saint Snowとしての初ライブステージはいかがでしたか?

田野:舞台経験はありましたけれど、あそこまで大きな規模のステージになると数字で人数を言われても想像がつかなくて。リハでステージに立って、予想できなかったぐらいの客席のシートが見えた時に、こんなにもたくさんの人の前で歌って踊れるんだと嬉しさがこみあげてきましたね。

それと、このイベントは「Saint Snow PRESENTS」として函館にみんなを招いている形だったので、「これって聖良が全部トークを回して、引っ張っていくの? Aqoursでいう(高海)千歌、伊波杏樹がやっていることを、田野アサミがやらなきゃいけないの?」と思って。

それを知った時の衝撃は稲妻が落ちる感じで、プレッシャーがすごかったです。でも、このチャンスを掴んでなにか爪痕を残していくぞ! とシフトチェンジしたというか、逆にやる気スイッチが入った気がします。

佐藤:私は、Saint Snowの楽曲を人前で披露するのも、映像とリンクさせる事自体も初めてだったので難しかったですね。しかも、いざステージに立ってみると映像とリンクさせた時にリハとは違って見えるから、その場で変更したり細部のこだわりがすごいんです。

でもそれは、お客さんとしてAqoursのライブを見た時に感動した、“『ラブライブ!』の世界に入る感覚”を生むものだったので、今度は私がパフォーマーとしてお届けできる立場に立てたことが新鮮でもありました。トップバッターで緊張しすぎていて、あんまり記憶にないんですけどね(笑)。

田野:ステージに立つ前にも嬉しかったことがあって。「SELF CONTROL!!」の衣装を作ってもらったのですが、サイズを図る段階では色がついていなくてベージュの生地でやるんですよ。

Saint Snowの衣装はいつも聖良が作っているので、こうやって作るんだと学びがありました。出来上がった衣装に袖を通したら、可愛くて格好良くて、(アニメで)見ていた衣装まんまじゃん! って喜びが大きかったですね。

佐藤:あと、Saint Snowは強い楽曲が多くて、照明もすごいんですよ。アニメでのライブシーンと同じレーザーを使い、ステージングもリンクしていて。(映像で)客観的に見た時に、この中に自分がいたんだという感動がすごかったです。

ただ、まだまだ皆さんに追いつけないもどかしさもありました。リハの時からずっと、「アサミさんすごすぎる! 私、足しか引っ張っていないんじゃないか」って焦りがあったんです。

田野:え〜、全然だったよ?

佐藤:アサミさんは、聖良としてもアサミさん自身としてもステージ上で安心感があって。すごくキラキラしているのを間近で浴びて、ライブはこうやって楽しめるものなんだと感じました。アサミさんの横でパフォーマンスできたこと、それが私の中では一番大きかったですね。

――その後はドームやさいたまスーパーアリーナなど、本当にすごいステージを経験していきました。とはいえ、Saint Snowのみのライブではなかったわけで。昨年6月の生放送で、ついに単独でのライブ開催を発表した時、もしくは開催することをスタッフに聞いた時の気持ちはいかがでしたか?

佐藤:単独ライブをやることは、コロナ禍以前に聞いていました。でも、発表もまだの時にコロナが蔓延しはじめて、ライブ自体がなくなっちゃうんじゃないかと思っていたんです。だから、私の中では違う意味で2回「できるんだ……」って安心感がありました。

ただ、2020年はみなさんの目の前でパフォーマンスできる機会がすごく少なかったこともあり、無観客でやる覚悟もしていたので、当日を迎えるまではずっとソワソワでしたね。一発目のライブですし、たくさんの人に見ていただきたかったですから。

普段はなかなか地方や海外などライブを見られない方も多いじゃないですか。そういう意味では、配信という新しいライブの楽しみ方や、SNS上で一緒に楽しむ形が生まれたことで、Saint Snowのパフォーマンスを多くの方に見ていただける一歩目だったんじゃないかとも感じましたね。

 

 

――田野さんはいかがですか?

田野:人って、めっちゃ大きな秘密を言われた時は、イエーイ!! じゃなくて、“ぐぐぐ”って心の内に秘めてガッツポーズするんだなと思いました(笑)。2人だけでライブをやりますと言われた時に、そうなったんですよ。

――それって、周りに秘密を知っている人しかいなかったとしても?

田野:そうなんです。生放送で発表した時に初めて、内に秘めた火が爆発したように、感情が爆発したのをすごく覚えています。不安はもちろんありましたけど、あとはやるしかない、祈るのみだと思って。なぜか私は絶対にできると思っていたんですよ。そう信じていたら、できました!

佐藤:うんうん。

田野:でも、それは私たちが思ったからできたわけじゃなくて。いろんな方たちが調整してくださいましたし、なにより一番嬉しかったのは、SNSで「絶対に成功させたいし、絶対に見に行きたい、会いたいから私たち(俺たち)マジでめっちゃ手を洗う」とか「しっかり対策する」と言ってくださったんですよ。

もちろん、葛藤している人もいらっしゃいました。「行きたいけど、自分には守るものがあるからどうしよう?」って。でも、葛藤してくれるってすごいことじゃないですか。

もし私だったら、好きなアーティストのライブがあった時にどれぐらいの気持ちをかけられるかな? と考えた時に、みんなの愛に脱帽したんです。これは絶対に応えるしかないなと。「日向と2人で絶対に成功させる!」という気持ちしか生まれなかったですね。

 

 
ただ、残念だったこともあって……最初はトロッコに乗れると思っていたんですよ(笑)。ずっとトロッコに乗りたかったんですけど、この状況もあるし難しいだろうなと諦めました。センターステージもなさそうだよねって。

――それは次へ向けての楽しみですね。次は絶対に乗るぞと。

佐藤:人生の目標のひとつですからね(笑)。

田野:人生の目標『田野アサミ:トロッコに乗りたい』って(笑)。

 

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