『ロード・オブ・ザ・リング』がアニメ映像化決定！　監督は神山健治氏、日本公開は未定

J.R.R.トールキン氏による伝説の小説シリーズを基に映画化され、数々の賞に輝いた『ロード・オブ・ザ・リング』3部作から20年。

ニュー・ライン・シネマはワーナー・ブラザース・アニメーションと組み、
著名なアニメーション監督・神山健治氏を迎え、オリジナル長編アニメ『The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim』（原題）を制作することを明らかにしました！

アニメは中つ国を形成し、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で映像化された壮大な冒険へとつながる伝説の戦いを描くとのことです。

神山健治監督で『ロード・オブ・ザ・リング』アニメ映像化！

『The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim』（原題）では、ヘルム峡谷の要塞にまつわる知られざる物語が展開され、中つ国伝説の人物にしてローハン国の強大な王、ヘルム・ハンマーハンドの人生とその血塗られた時代が描かれます。

本作は神山健治氏（「Blade Runner: Black Lotus」シリーズ、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズ）を監督に迎え、独立した新作として制作。

▲神山健治監督

プロデューサーはジョセフ・チョウ氏（「Blade Runner: Black Lotus」シリーズ）、脚本はジェフリー・アディスとウィル・マシューズ氏（「ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス」シリーズ）が務めます。

また、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作と『ホビット』3部作の脚本家の一人でアカデミー賞受賞者のフィリッパ・ボウエン氏がコンサルタントとして本作に参加。

本作は独立した作品ですが、ニューラインによる『ロード・オブ・ザ・リング』の姉妹編として制作されるとのこと。

『ロード・オブ・ザ・リング』のストーリーやビジュアルが織り込まれ、中つ国の素晴らしさと映像美を再びファンに届けます。

このほどワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループのチーフ・オペレーティング・オフィサーのキャロリン・ブラックウッド氏とニューライン・シネマのプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリチャード・ブレナー氏が共同声明を発表しました。

「ニューラインは、J.R.R.トールキンが創造した素晴らしい世界に深い愛着があります。ですので、ワーナー・ブラザース・アニメーションの皆様と一緒に再び中つ国の世界へ戻るチャンスを得られたのは夢のような話です。ヘルム峡谷は、映画史上最大級の戦いの舞台となったことでファンに知られていますが、これを手がけた多くのクレイティブ・スタッフと素晴らしい監督である神山健治氏の指揮のもと、新しい視点から切り取ったその歴史をお届けできることに大変興奮しています。世界中の観客が、一大叙事詩である中つ国の歴史の豊かさを新たな方法で堪能できるに違いありません。」

「この作品は、J.R.R.トールキンの語られざる世界を壮大な形で描くものです。『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』の三部作を手がけた才能豊かなスタッフに加え、今回初めてタッグを組むこととなる優れた映像作家と仕事できることを光栄に思います。さあ、はじまりです。」とワーナー・ブラザース・アニメーションのプレジデント、サム・レジスター氏はコメント。

アニメーション制作はSola Entertainmentが手がける。現在ボイス・キャスティングが行われており、映画化に向けて急ピッチで制作が進められているとのこと。本作は、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズが全世界で配給する予定。日本公開は未定となっています。

ワーナー・ブラザース公式サイト