【ネタバレあり】連載15周年『黒執事』これまでのあらすじをわかりやすくまとめてご紹介！最新のセバスチャンとシエルの物語を楽しもう！

7.「緑の魔女」編（コミックス18巻86話～22巻108話）

【コミック】黒執事(18)

【コミック】黒執事(19)

【コミック】黒執事(20)

【コミック】黒執事(21)

【コミック】黒執事(22)

　
女王陛下からドイツ南部にて健康者が異形の姿になって死んでしまう事件が起きているという手紙が届きます。シエルとセバスチャンは現地に行き聞き込みをすると、変死体は顔が倍に腫れ、肌が溶けている状態で、地元の人は“魔女の呪い”だと信じていることがわかりました。生き残った人は人狼に怯えていたという情報を得ます。

シエルたちは呪いの村に向かいその森の領主のサリヴァンに会います。サリヴァンから特別に一晩、緑の館に泊まれる許可が出ました。シエルとセバスチャンは夜の霧深い森へ行き歩いていると二人とも涙が止まらなくなります。そして変死体と同じように顔や身体が腫れてしまい、サリヴァンに助けてもらうことに。命に別条はないですが、シエルは目が見えなくなり錯乱してしまいます。傷は治りますが、セバスチャンを拒絶し子どもに戻ったような状態に。

潜在意識の中でシエルは自分と対峙し、本来の目的である復讐は自分のためだと再確認して元のシエルにもどります。正気を取り戻したシエルは、セバスチャンたちと原因追及を急ぎます。そしてサリヴァンが呪いや魔法だと思い作っていたものは、毒ガス“サリン”だと暴きます。サリヴァンは村の人達に騙されて毒ガス兵器を作らされていのでした。

シエルはセバスチャンに毒ガスの作り方を抹消させます。使用人と父の友人の力を借りサリヴァンと共にシエルたちは逃げます。ロンドンに戻りサリヴァンは英国のルールを守り、シエルと女王陛下の元へ向かいました。非凡な才能を世界の人のために、悪ではなく善良な発明をするためにサリヴァンはこれからも研究をしていくのでした。

8.「青の教団」編（コミックス22巻109話～25巻125話）

【コミック】黒執事(22)

【コミック】黒執事(23)

【コミック】黒執事(24)

【コミック】黒執事(25)

　
シエルは貴族から労働者まで老若男女問わず夢中になってしまうスフィアミュージックホールがあり、身分関係ないパーティーは怪しいという女王陛下から手紙をもらいます。さらに占いをしてもらった後エリザベスが家出し、ミュージックホールから帰ってこないという知らせをシエルは聞きます。まずはシエルとセバスチャンはパーティーへ調査に向かいました。

エリザベスが占ってもらった占い師（ブラバット）は一瞬でセバスチャンが人間でないことを見抜き、パーティーから追放してしまいます。シエルは占い師と話してみると４つの星の加護が存在し、シエルが珍しいシリウスであると教えてブレスレットをくれました。さらに調査続けると第四土曜には祝歌（キャロル）と呼ばれるライブの時間があり、皆それに夢中であるとわかります。ブレスレットを持っている人限定の集会がありシエルは潜入調査します。まるでプラネタリウムで眠くなり寝てしまう人が多く、帰りにお菓子をたくさんくれました。

集会後セバスチャンは街で聞いた綺麗すぎる死体の存在をシエルに伝えます。さらにシエルの腕に注射針の痕があることをセバスチャンは見つけ、それが血を抜かれた後であり輸血に使われているのではないかという仮説を立てます。セバスチャンはライブ衣装のアシスタントに変装しミュージックホールへ潜入します。参加者の血液を集めていたのを確認し、セバスチャンはエリザベスを連れて帰ります。しかし、エリザベスは3階から脱走しミュージックホールへ帰ってしまうのです。

シエルはライブに心奪われているなら、自分たちもミュージックホールのライブをしようと考えます。シエルは知り合いを集め、“ファントム・ファイブ”というアイドルユニットを結成させます。玩具菓子会社の本領発揮でライブに注目を集め、大盛況の公演にします。実はシエルの真の目的はライブの盛況ではなく、スフィアの採血量を減らし失血死を誘発させることでした。セバスチャンは失血している死体（綺麗すぎる遺体）を埋める作業中をみごと新聞記者に写真を撮らせ、世間に公表しました。

そしてシエルは温泉街でスフィアミュージックホールの2号館が出来たという情報を手に入れ、現地調査にセバスチャンと共に向かいます。強制的に血を抜かれる隠れ蓑にたどり着くも、ブラバットはロンドンに戻ったと教えられシエルたちは引き返すことになりました。