「日常」をテーマに様々な気持ちや感情が表現された1枚に――和氣あず未さん4thシングル「Viewtiful Days！/記憶に恋をした」インタビュー│人付き合いのコツや恋愛相談など読者の悩みも解決!?　特別企画「あじゅじゅのお悩み解決！ Viewtiful Days！」も！

第15回「声優アワード」新人女優賞を受賞し、今春スタートのアニメ新番組にも多数出演中の和氣あず未さん。6月16日には4枚目のシングル「Viewtiful Days！/記憶に恋をした」が発売！

表題曲「Viewtiful Days!」は、自身が出演するアニメ『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』のED曲で、何気ない日常の大切さをさわやかでキャッチーなメロディにのせて歌っています。他の収録曲3曲も「日常」を様々な雰囲気と世界観、歌声で表現しています。

今回は、和氣さんご自身にNEWシングルのご紹介とアニメ『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』の魅力、7月18日開催の1stソロライブへの意気込みなど語っていただきました。

更に読者の皆さんから募集したお悩みに和氣さんが答える特別企画「あじゅじゅのお悩み解決！　Viewtiful Days！」もお届けします！

驚きだった「声優アワード」の新人女優賞受賞。今後も賞に恥じぬような芝居を

――第15回「声優アワード」の新人女優賞受賞、おめでとうございます！　

和氣あず未さん（以下、和氣）：衝撃でした（笑）。「声優アワード」は私が声優になる前から知っていましたし、声優になってからも周りの方が受賞されると「さすがだな」とか、Twitterのトレンドに上がるので、「今回はこの方が受賞されたんだ！　確かに活躍されていたからなあ」、「来年は誰が受賞されるんだろう？」などファン目線でいつも見ていました。

いざ自分が新人女優賞を受賞したことをマネージャーさんから聞かされた時は、「私も審査の対象に入っていたんだな」とビックリしました（笑）。新人女優賞は限られた時間の中でしかいただけない賞なので、まだ新人に入っているうちはいただきたいと思ったし、すごく光栄です。

――2020年にそれだけ活躍されてきた結果だと思います。

和氣：予想外でした。普通に好きなお仕事をやらせていただいただけなのに、賞をいただいて、「おめでとう」と言われるなんて、とても嬉しいです。新人女優賞をいただいたので、その賞に恥じないように今後も努力と精進を続けて、ゆくゆくは「声優アワード」の他の賞、主演女優賞や助演女優賞をいただけるように頑張っていきたいです。今のところ毎クール、アニメに出演させていただいているので、今後も途切れないようにたくさんお仕事していきたいと思っています。

アニメ『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』で描かれるスローライフに心もほのぼの

――新曲「Viewtiful Days！」は、ご自身が出演するアニメ『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』のED曲ですが、アニメの印象や魅力を感じる点を教えてください。

和氣：原作を読んだ感想は、ほのぼのしているなと。主人公のアズサさんは過労死した後、異世界に転生した時は現世での働きすぎを反省してのんびり暮らそうと思っていたはずなのに、ザコ敵であるスライムを毎日倒し続けてしまい、しかも知らぬ間にレベルMAXで強キャラになっていて（笑）。

それを知られてしまった後、よく挑戦されていたけど、最終的にはアズサさんの魅力にひかれて、周りで暮らすようになっていくのも素敵ですね。みんなを手なづけるのがうまい人だなと（笑）。スローライフのお話なので、現実世界はシビアで考えたり、悩んだりすることも多いけど、この作品を見ている間はほのぼのとしたり、温かい気持ちになってもらえると思います。

――演じるフラットルテの印象とご自身との相違点、演じる時に意識されている点を教えてください。

和氣：フラットルテはブルードラゴンの子で、脳筋でちょっとおバカで（笑）。ライバル関係にあるライカちゃんのお姉さんの結婚式を妨害しようとしたところでアズサさんに退治されて、アズサを慕って周りで暮らすようになりました。

他にもにぎやかしキャラはいろいろいますが、フラットルテは特にアズサさんに迷惑をかけたり、足を引っ張る存在で。そんなみんなを慌てさせるおもしろいキャラなので、演じていても楽しいです。

このアニメ化の3年前にドラマCDがあって、アズサ役の悠木 碧さんやライカ役の本渡 楓さんたちはその頃から演じられていて、チームが出来上がっている感じでしたが、途中参加になった私を温かく受け入れてくださったので、緊張することもなく、楽しく収録することができました。

――「Viewtiful Days！」が流れるED映像をご覧になった感想は？

和氣：最初は1人だったアズサさんに、少しずつ仲間が増えていくところが温かくて、いいですね。「Viewtiful Days！」は温かい曲調の歌ですが、作品の一部として溶け込んでいるなと思えて、嬉しかったです。