最新曲はアニメ『転スラ』第2期 第2部にぴったりなエキサイティングな一曲――タイ出身のアニソンシンガー・MindaRynさん インタビュー

タイ出身のアニソンシンガー・MindaRynさんの2nd Single「Like Flames」が2021年8月25日リリース！　MindaRynさんといえば、YouTubeチャンネル登録者数は約95万人を突破し、タイのみならず日本やインドネシア、台湾やアメリカなど世界中から支持を集めている今注目のシンガーです。

そして2nd Singleの表題曲は、放送中のアニメ『転生したらスライムだった件 第2期』オープニング主題歌 第二弾となっているほか、カップリングにはエンディング主題歌第二弾「リトルソルジャー」のEnglish Versionが収録！　MindaRynさん自身もファンだと公言する大ヒット作品『転スラ』のファンにとっても必見の一枚となっています。

リリースを控える中、アニメイトタイムズではMindaRynさんにメールインタビューを実施！　楽曲についてはもちろん、『転スラ』に関する思い出、憧れのアニソンアーティストデビューが決まった当時の感想についても伺っています。

日本語はすごく難しいですね(笑)

――今回2ndシングルが発売されますが、改めて日本でのデビューが決まったときの感想を教えてください。

MindaRynさん（以下、MindaRyn）：アニソンシンガーになるというのが私の夢でした。ランティスのことは前から知っていて、所属しているアーティストさんのファンでもあったのではじめてランティスの方からメールをいただいた時は、会社のロゴを見ただけで「ランティスからだ！」とわかったんです。とてもドキドキしながら、メールを開きました。

ランティスの方に声を掛けていただいてからは、日本で歌やパフォーマンスのレッスンを受けたり、ライブをしたり、たくさんの良い経験をさせてもらいました。TVアニメ『神達に拾われた男』のエンディングテーマ「BLUE ROSE knows」で、日本でのデビューが決まった時は、本当に信じられないくらいびっくりしました。

これまでは、ＣＤショップに行って、好きなアーティストさんのＣＤを選んでいるだけで幸せだったけれど、自分のＣＤが並んでいるのを見た時は、泣きそうになるほど感激しました！　バンコクのアニメイトでは私の大きなコーナーを作ってくれたんです。自分の大きなパネルがあるのを見たときは、恥ずかしかったけれど、すごくうれしかったです！

――MindaRynさんはさまざまな言語を習得されていますが、その中でも日本語の魅力だと感じる点を教えてください。また、反対に難しいと感じることはありますか？

MindaRyn：日本語はすごく難しいですね(笑) でもきれいな表現が多いと思います！　日本語があまり喋れない頃から、アニソンの歌詞を通して日本語を勉強していました。それぞれの単語の意味を調べても、歌詞全体の意味がわからなくて苦戦しました…

たとえば、米津玄師さんの「Lemon」という曲の歌詞は、ストレートに翻訳しても本当の意味をつかむのが難しくて。奥に深いストーリーがありますよね！　それがアートのようにきれいだなと思います。深く理解したくて、日本語の勉強をがんばっています。

今一番困っているのは、敬語ですね！　ですます、カジュアルな言葉など、さまざまなスタイルがありますよね。状況にあわせて使いわけるのが、難しい……けど面白いです！

『フルーツバスケット』というアニメの主人公・本田 透ちゃんがいつも敬語を使っているのですが、「きれいな話し方だな」と思っていたので、私も早くきれいな敬語を話せるようになりたいなあー。
　
　

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――憧れている、目標としているアニソンアーティストはいらっしゃいますか？　もしいらっしゃれば、そのアーティストの魅力を教えてください。

MindaRyn：好きなアーティストさんはたくさんいるのですが、昔からすきなのはLiSAさんです！　LiSAさんのライブを実際に見て、小さな体から出るエネルギッシュな歌声に心が震えました。

とっても明るくて強さのある声に、一瞬で恋に落ちたんです！　私もLiSAさんのように観に来てくれた皆さんの心を動かすようなライブがしたいです。

レーベルの先輩のTRUEさんもメッセージ性の強い歌声が素敵で、とても尊敬しています！　TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のOP主題歌「Sincerely」は、切ない気持ちがとても心に沁みます。

それに、ライブの時にはブレスが難しい曲も、走りながら力強い声で歌っていて、本当にすごいなと思います！「Sincerely」はだいすきは曲で、私も英訳詞でカバーさせていただきました！(1stシングル「BLUE ROSE knows」のカップリング曲として収録)

はじめてお会いした時に、とっても嬉しくて緊張してしまったのですが、すごくフレンドリーでやさしくて、色々な話をしてくれました。これまでもファンだったけれど、TRUEさんの温かい人柄にふれて、もっと好きになりました！