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『SLAM DUNK(スラムダンク)』ネタバレ・あらすじ・ラストまでの内容解説(全試合網羅)

2022年秋劇場版公開時期決定! あの熱い瞬間をもう一度!『SLAM DUNK』全試合ネタバレ解説!

湘北インターハイデビュー! ー湘北vs豊玉ー

 
激闘が明け、赤木も安西先生も本調子を取り戻しインターハイに向けて準備を整える湘北バスケ部。桜木は海南の選手たちと全国を先取りしにいったり、流川は安西先生に渡米の相談をし監督の過去のことを知った上で日本一の高校生を目指す。それぞれがそれぞれの時間を過ごす中、インターハイは刻一刻と近づいていくのでした。

シュート合宿

練習も再開し、鬼気迫るバスケ部の選手たち。流川は明確な目標が決まったことによりさらに磨きがかかっています。三井や桜木とのワンオンワンでも遺憾なく力を発揮し振り切れている様子。赤木のもとにも大学のスカウトも現れ全国制覇が夢だと語る赤木。気合十分で挑む湘北メンバーでしたが、まさかの学業成績の悪さにより出場が危ぶまれる自体に。しかし赤木宅での勉強合宿によりなんとか追試を回避! 夏の合宿へと出発するのでした。

静岡の高校と合同で合宿を行うバスケ部ですが、桜木だけは湘北に残り安西先生とマンツーマンで練習をすることに。本番まで10日あまり、1番成長する可能性が高い桜木にはミドルレンジのジャンプシュートを中心に個人練習を積ませる事になりました。桜木軍団や晴子も総動員でシュート練習に明け暮れる日々。目標は一週間で2万本のシュートを決めることでした。

2万本を打ち終えた桜木は湘北のメンバーと合流! 夜な夜な1人ビデオを見返す桜木の横顔を観ると彼がつくづくバスケットマンになったのがわかります。静岡を相手に自身をつけたメンバーたちと共に広島へ乗り込みます!

AランクとCランク

魔のブロックに入ってしまった湘北。緒戦の相手はAランク(雑誌いわく)、大阪代表・豊玉高校です。そのつぎには長く日本一を誇る最強の相手山王工業が立ちはだかります。まずは緒戦の豊玉との試合ですが、威勢のいい彼らと問題児軍団である湘北は相性最悪! 試合が始まる前からケンカのような雰囲気に。Cランク評価が不服な様子の三井、緊張で震えが止まらない赤木、そして様々な思いを抱く湘北メンバー、緒戦の朝がやってきます。

ヤジが飛び交う中迎えた豊玉戦、湘北らしく開幕から速攻を狙う作戦でしたが豊玉の煽るような雰囲気に乗せられてしまいます。ラフプレーとトラッシュトーク(集中させないように話しかけたり悪口を言うこと)、そして伝統のランアンドガンで序盤から大きくリードをする豊玉。冷静さを失った問題児たちはボロボロの立ち上がりで、桜木は開始早々交代させられてしまいます。

桜木との交代選手は2年の安田、ガードの選手です。これは安西先生による豊玉の流れを切るためのペースダウンの作戦です。ランアンドガンが得意な湘北ですが、赤木という強力なセンターがいるため時間をたっぷりと使ったバスケットもすることができるのです。ゆっくりと赤木にボールを集めながら点差を縮めていき追いつく湘北。豊玉のランクを適正に評価した安西先生の策略により追いつくことが出来ました。

赤木は全国でもその存在感を見せつけ、会場の注目を浴びます。赤木を封じるためにマークを重くすると今度はエース流川の出番。彼らの活躍でいつもの調子を取り戻した湘北ですが、豊玉のキャプテン南が動き出すのでした。

”エースキラー”と呼ばれる男

 
翔陽に勝った豊玉。その要因になったのは翔陽のキープレイヤーである藤間の怪我です。藤間が怪我をしてからバランスが崩れランアンドガンにやられてしまった翔陽。その怪我は豊玉の南が追わせたものでした。彼はエースキラーと呼ばれており、勝つために相手エースにラフプレーを行い怪我をさせている、との噂がある選手だったのです。その活躍ぶりからエース認定された流川は果たして……

エースキラー、南。流川は彼によって脳震盪を起こし目に怪我を負ってしまいます。インテンショナルファウル(現在はアンスポーツマンライクファウル)を取られたものの、豊玉と湘北の間には完全に亀裂が入る形に。大きな得点力を失った湘北は苦しい戦いを強いられることになります。

ハーフタイムを迎える湘北ですが、みなピリピリムードで余裕がありません。宮城は挑発にのり焦りっぱなし、赤木も流川へのファウルと自身へのラフプレーに腹を立てて周りが見えなくなってしまっています。一方豊玉もずっとチーム内で揉めている様子です。監督と選手の間になにやら事情がありそうです。荒れた試合展開になるなか、ちょっと安西先生からチームへ喝が入れられます。流川も目の腫れはあるもののプレイ続行可能と判断されました。図星をつかれた選手たちは心を入れ替え、後半からの点の取り合いに望みます。反撃開始です!

真っ向勝負! 

両チームともに走ると決めた後半戦。豊玉のゴタゴタは尊敬する前監督が好んでいたランアンドガンでは勝てないと判断した高校側が監督を解雇した事によるものでした。チームのスタイルを変えるべくやってきた新任の監督とのコミュニケーションが不足し、豊玉の選手らは前監督のスタイルを半ば意地で継承し勝とうとしていたのです。何をしてでも勝つという貪欲さはそこから来ているようでした。

ガンガン点の取り合いを挑む湘北ですが、大阪の個人得点ランキングトップ3が在籍するチームである豊玉は攻撃に関してはAランク。決して簡単な戦いではありません。しかし豊玉相手に真っ向勝負で勝つことが出来ないと、翌日の山王工業との試合にベストで挑むことが出来ないと踏んだ安西先生の賭けでもありました。スピードなら負けない桜木と流川、そして宮城がどこまで食らいつけるのか見ものです。

日本一の選手、そして合宿シュート

走り合いはやや劣勢な湘北。ここでチームに勢いをもたらすのはエースの仕事です。しかし流川は怪我を追っている、最中流川は南へこう言い放ちます。「日本一の選手ってのはチームを日本一に導くやつのこと オレはそれになる 一歩も引くきはねーぜ。」気圧される南。ここからエース・流川の驚異的なプレイが始まるのでした。

片目をつぶったまま、遠近感のわからぬままプレイする流川。もちろんパスを取ることすらままなりません。しかし彼の意地、勝つという意思の強さが爆発します。なんと彼は目をつぶったままシュートを何本も沈め、両目をつぶってフリースローまで決めてしまうのです。南は流川を見て、驚くことしか出来ません。これがエース・流川楓です。

勢いづいた湘北の攻め、このまま流れを取りたい湘北。そんなときは桜木です。リバウンド争いから積極的にゴールに向かっていきますが、状況が悪く阻まれてしまいます。そして赤木にボールが渡った時、桜木のポジションをないがしろにし赤木へのフォローへ向かう豊玉の選手、フリーになる桜木に赤木が何かを予感しパスを出します。そして桜木はきれいなジャンプシュートを決めたのです。

神奈川のやつならだれだって驚くこのプレイ。一ヶ月前までレイアップとダンクしか出来なかった男が公式戦でジャンプシュートを決められるほどに成長していたのを知り驚く湘北メンバーと海南の選手たち。そして完全に流れが湘北にやってきました。

勝利のために

インサイド負け無しの赤木、誰にも追いつけない宮城、調子が出てきた三井、そして絶対エース流川。彼らが噛み合った問の強さは尋常じゃなく残り5分にして、あっという間に同点へ追いつきました。かなり調子のいい湘北に対し、たまらずタイムアウトをとる豊玉。しかしそこで事件が起こります。監督と選手の不満がついに爆発。怪我をさせた流川が懸命にプレイしているのを見て動揺を隠せない南、焦る岸本、そして監督と口論になってしまい岸本を殴ってしまう相手監督。完全に内部崩壊してしまった豊玉。

リバウンドからどんどん得点を重ねていく湘北。流川と桜木も絶好調、それに比べどんどん崩壊していく豊玉の選手たち。特に南はボロボロです。誰よりも勝ちたい、監督もそれをわかっているのに噛み合わない。南自身も最初は怪我をさせるつもりはありませんでした。威嚇行動だったのが、本当に当たってしまうようになり、勝つための行動だと正当化していった。南は流川に向かって突っ込んでいき転倒、担架で運ばれてしまいます。南を救護したのはバスケットの楽しさを教わった、前監督でした。いつからか勝ちにこだわってしまっていた彼ら。失うものがなくなった彼らは勝つためではなく、楽しむためにプレイをし始めるのでした。

楽しそうにプレイする豊玉の面々。そしてその先には勝利をまだ諦めていない。湘北が油断をしていれば奇跡が起こりそうな雰囲気です。しかし誰よりも努力し、誰よりも勝ちたい男は湘北にもいます。赤木はキャプテンらしく緩んだ選手たちに喝をいれ最後まで戦い抜きます。インターハイデビュー、湘北の一回戦は91:87で湘北の勝利で幕を閉じました。

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