『「艦これ」いつかあの海で』ステージレポート【アニメジャパン2022】

『艦これ』新作TVシリーズは全8話構成&登場する艦娘の一部も発表! 声優・藤田 咲さん、タニベユミさん、洲崎 綾さんも熱い『艦これ』愛と意気込みを語る『「艦これ」いつかあの海で』KickOff Special Stage 2022 レポート【AJ2022】

『「艦これ」いつかあの海で』は2022年11月放送予定&全8話構成。絶賛収録中のアフレコもキャスト陣が熱のこもった芝居で

ここからはアニメプロデューサーの笠原氏も参加。『「艦これ」いつかあの海で』が2022年11月から放送されることや現在の制作状況、意気込みなどについて「アニメ制作のほうは絶賛始まっておりまして、制作現場のENGIさん、原作のC2機関さん、弊社を含めたスタッフ一同で制作に挑んでおります」。その発言を聞いていた藤田さんは「全力で挑んでくださっているのをひしひしと感じます。私たちも一生懸命頑張ります!」。そして笠原氏は、「予算を含めて、本来12話のリソースをすべて8話に集中してクオリティをあげるという手法を採用しました。全8話という構成で、今秋11月から放送開始できればなと考えております」。

すでに収録も3話まで完了しているそうで、キャスト陣の感想は「わたしたちも納得行くまで熱の入ったお芝居を心がけています」、「描いていることが少しのニュアンスで変わってしまうので、皆さん、力を込めてやっています」とのことだった。

ここで「艦これ」のイベントなどで公開されたPVのまとめが披露されました。映像を見たキャスト陣は、「10年という歴史を感じつつ、本作を早く皆さんにお届けしたいなという気持ちが高まりました」(藤田)、「絵コンテを見るだけで涙が出そうになります。熱くなりました」(洲崎)。笠原氏は「皆さんと一緒に頑張ります!」。その言葉にうなづきながら藤田さんは「皆さんもご期待ください!」。

新作には満潮・朝雲・山雲・阿武隈・那智・足柄、矢矧・大和も登場! 最新キャラクターデザイン&美術設定も公開!

その後は今回制作に携わるスタッフ陣も明らかに。監督は三浦和也氏、シリーズ構成/脚本は田中謙介氏、キャラクターデザインは能海知佳氏、アニメ制作はENGIが担当。続いて今作に登場する一部の艦娘として、満潮・朝雲・山雲・阿武隈・那智・足柄、矢矧・大和などの名前が挙がると声を我慢しつつも揺れる客席。「この並びは胸アツです」(藤田)。「このラインナップでなにかピンと来た提督さんも多いのでは?」(タニベ)、「日常シーンもありますよ!」(洲崎)、「最上のかわいいシーンもあって、ほっこり!」(タニベ)。

さらに、キャラクターデザインや美術設定も解禁されると、お客さんだけでなく、キャスト陣も興味津々の様子。まず山城・扶桑のキャラクターデザインを見た藤田さんは「かわいい。(山城・扶桑は)姉妹艦ですが、二人の絆も感じられるような作品になっているといいなと思います」と話すと、次の時雨のキャラデザでは、「見慣れた制服で、かわいく描いていただいてありがとうございます」とタニベさん、「能海さんが細かく三つ編みの部分も各カットで描いていただいているので、本編をお楽しみにお待ちください」と笠原氏。そして最上のキャラデザを見た洲崎さんが「カッコかわいい。それぞれの個性を活かしていてすごいなと思います」と話すと、「綾ちゃんに似てるよね。ほんわか感がありながら芯の強さがあるところとか」と藤田さん。それを聞いた洲崎さんは「本当ですか? 似せていきます(笑)」。

また美術設定では宿舎の絵が披露され、「雨が降ってますけど?」の藤田さんの振りに、タニベさんが時雨の声で「雨はいつかやむさ」の名セリフ。続いての宿舎の一部の部屋では、「ここ、みかんの部屋だよね? 時雨がよく座っていたり、寝ていたり。ここで生活しているのかな?」と疑問の声を上げた藤田さんに、「そのあたりも気になりますよね。どの艦娘がどんなお話を展開していくのかは楽しみにしていただければ」と笠原氏。そして海原と空の背景。「艦これといえば海ですもんね」(タニベ)、「そして空よね。暁の水平線に勝利を刻まないといけないから!」(藤田)。

(C)C2機関 / 「艦これ」第二水雷戦隊
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