TVアニメ『デート・ア・ライブIV』最終回直前！五河士道役・島﨑信長さんインタビュー｜「原作の最後までアニメで見たいと思ってもらえる作品になっている」

遂にやってきた狂三との再戦の機会はどうなる!?

――士道の周りに仲間たちが増えることで、作品自体の世界もどんどん広がってきましたよね。

島﨑：これまで積み上げていったもののおかげだと思います。環境の変化に対応するための技術だったり、新しい仲間だったり、自分自身の力が備わってきているので、順当に進んできていると思います。

今回は宇宙まで行っちゃいましたが、3期までの時点で過去に行っていたり、世界の改変を行っていたりしますし。多分、狂三がいる限りはそういう時間や時空関係の話はしていくと思うので、今後もさらに物語が広がっていくんじゃないかなと。

――狂三の話もでてきたということで、終盤以降の彼女の活躍についても聞かせてください。

島﨑：今回の第4期では、彼女を今度こそデレさせるためにより向き合うことになります。デートという名の戦争も改めてやっていきます。ただ、みなさんもご存じの通り一筋縄では行かない相手です。既に何度かトライしてはいるのですが、これまでちょくちょく匂わせられていた彼女の秘密や事情が、より明らかになって行くところは注目して欲しいです。

狂三が大好きなみなさんは、ぜひ楽しみにしていてください。みなさんが思っているより彼女の心を開くことが出来なかったとしても、士道君が後々さらに頑張ってくれるハズ。最終的には絶対に何とかしてくれるでしょう。

――狂三とガッツリ向き合う、デートするとなると第1期ぶりとかになるのでしょうか。

島﨑：アニメシリーズで考えるとそうなるかもしれないです。厳密にはちょいちょい向き合って協力しあったりしていますけれど。そういう意味では、狂三と対峙することで士道君の成長を感じる部分がありましたね。最初の頃なんかずっとやられっぱなしでタジタジでしたし。

折紙編で世界の改変を行ったあたりからパートナー感が出てきて、お互いをやっと知れるようになったんじゃないかな。確かにこのタイミングしかないんですよ。ここまで色々な経験をしてきて、彼女との関係の下地ができたことで対話ができる。戦う力ではなく人として大きくなれたんだなって。まあ、向き合った結果どうなるかはお楽しみですが(笑)。