9月28日発売 3rdフルアルバム「Welcome to MY WONDERLAND」について、東山奈央さんにインタビュー！ 　歌手活動5周年の5大企画や、約3年ぶりのツアーに関するお話も!!

2022年2月1日に音楽活動5周年を迎えた東山奈央さんが、みなさんへの感謝を込めた5大企画を展開中！　その第4弾として、3年半ぶりの3rdフルアルバム「Welcome to MY WONDERLAND」が9月28日に発売されます。

「テーマパーク」をコンセプトに、自身作詞・作曲の「OVER!!」を含む7つの新曲と、TVアニメ主題歌5曲を収録した今作は、まるで多彩なアトラクションのような仕上がり！　そのほか、園内BGMをイメージしたインストナンバーもあり、アルバムの世界観にどっぷり浸れますよ。

リリースを間近に控えた東山さんに、アルバムのことはもちろん、歌手活動5周年の感想や、10月10日からスタートするツアーについても語っていただきました！

【アルバム】東山奈央/Welcome to MY WONDERLAND 初回限定盤

5年間の歌手活動はあっという間。改めていつも応援してくださっている方々やスタッフのみなさんに感謝！

――歌手活動5周年、おめでとうございます！

東山奈央さん（以下、東山）：ありがとうございます。2月に5周年を迎え、5大企画として、第1弾は初のオフィシャルブック発売、第2弾は生誕イベントの開催（※3月12日に実施済み）、第3弾はダブルタイアップシングルのリリース、そして今回の3rdフルアルバムが第4弾となります。

5大企画を進めていく中で、こんなに大きな仕事はなかなかないんじゃないかな？と思えるような出来事がたくさんありました。その1つ1つが挑戦でしたし、めくるめく日々をアクティブに過ごしながら、一緒に盛り上げてくださるスタッフのみなさんや、応援してくださっている方々への感謝の気持ちがますます膨らみました。

――歌手活動5周年と、30歳のお誕生日が同じ年にあるって運命的ですね。

東山：そうですね。先輩方が「30代になったら楽しいよ」と、目をキラキラ輝かせながらおっしゃられるので、「どうなるのかな？」と思っていました。

実際に30歳になってみたら、本当に楽しくて楽しくて！　20代の時は「自分はもっとこうしなくちゃいけない」とか、「こうしたら自分らしくなくなってしまうかも」と悩んだり、考えたりしていましたが、30歳になったら気持ちが自由になり、いろんなことに臆さず飛び込んでいけるようになりました。

もちろん、自分の中の芯の部分を大切にすることは変わりませんが、「まずはトライ＆エラーでやってみよう！」とフットワークの軽さが芽生えたりして、「これが30代なのか」と新しい扉を開けられた気がします。

アルバムのコンセプトは「遊園地」。明るく楽しいだけじゃない、奥深いメッセージも！

――今回のアルバムのコンセプトや特徴をお聞かせ下さい。

東山：コンセプトはテーマパーク・遊園地です。いつも担当ディレクターさんが「どういうことがしたいですか？」と詳しくヒアリングしてくださるので、アルバムのタイトルや楽曲のイメージをお伝えしたり、楽曲制作にあたってクリエイターさんの要望を出させていただきました。なので、私自身もやりたいことをしっかりと表現することができたアルバムになっていると思います。

――7つの新曲とTVアニメタイアップ5曲に加えて、1曲目とラストには開園・閉園のBGM（インスト曲）が収録されています。

東山：あのインストはディレクターさんの提案です。私がつたない言葉でお伝えしたイメージを膨らませ、（聴き手の）みなさんを遊園地にお迎えし、遊び終えてまた日常の暮らしへと送り届けるまでの流れを作ってくださいました。

――バラエティに富んだ収録曲は、さまざまなアトラクションを表しているようであり、1枚を通して聴くと、朝から夜までの時間の流れも感じられます。

東山：1日の流れが伝わる、わかりやすい構成ではありますが、でもじっくり聴いていただくと、ワクワクした雰囲気の中にも、奥深いメッセージが込められていたり…。全曲聴き終わった後は、遊園地を遊び尽くしたような充実感を覚えていただけるのでは、と思います。

――歌い方も多彩で、ハツラツとしている曲もあれば、大人っぽさやミステリアスな雰囲気を醸し出している曲、中にはペンギンになっている曲も！　まるで、1人ですべての業務をこなさなくてはいけない、人手が足りない遊園地みたいな（笑）。

東山：おもしろい例えですね（笑）。遊園地で感じるさまざまなドキドキ・ワクワク感を、1人で歌って表現するのは大変でしたが、私も楽曲というアトラクションを満喫する気持ちで楽しませてもらいました。