「デリシャスパーティ♡プリキュア LIVE 2022 Cheers！Delicious LIVE Party♡」開催目前！　新主題歌シンガー・佐々木李子さんインタビュー「ココロを通わせるような気持ちで歌いたい！」【連載7回】

『プリキュア』シリーズのライブコンサートが今年も開催！　今年は「デリシャスパーティ♡プリキュア LIVE 2022　Cheers！Delicious LIVE Party♡」というタイトルで、10月29日(土)・30(日)の2日間、TOKYO DOME CITY HALLで行われます。

ライブに先駆け、7月20日（水）にはキャラクター・イメージソング集「ボーカルアルバム～Welcome to Delicious Party～」が発売となりました。

アニメイトタイムズでは毎年恒例のリレーインタビューを実施中。今回お話をおうかがいしたのは、『デリシャスパーティ♡プリキュア』（以下、デパプリ）の新エンディングテーマを歌唱している佐々木李子さんです。

小さなころから『プリキュア』シリーズに憧れ、念願の主題歌アーティストとなった佐々木さん。ライブにももちろん、特別な思いがあるようです。

いろいろな味のパーティを楽しんでほしい！

──今回は2022年10月29日（土）・30日（日）に開催される「デリシャスパーティ♡プリキュア LIVE 2022 Cheers！Delicious LIVE Party♡」のお話を中心におうかがいできればと思うのですが、佐々木さんは2日間の3公演、すべてに出演されます。お話を聞いたときはどのようなお気持ちでしたか？

佐々木李子さん（以下、佐々木）：すごく嬉しかったです。「こんなに出演させていただけていいんですか！？」と思いました。

（インタビュー時点では）まだ出演者の皆さんとほとんどお会いできていないので、早く同じ空間を共有したいですし、皆さんがどんなふうにどんな曲を歌われるのかもすごく楽しみで。セットリストもすごく気になっています。小さいころに聴いていた曲も聴けるのかなぁって。

──10月29日の「かんぱいParty♡」には、宮本佳那子さん、五條真由美さんもご出演されますもんね。「名曲もりだくさんのスペシャルライブ！」と事前にアナウンスされているだけあって、どんな曲が飛び出すかが楽しみです。

佐々木：そうなんです！　もしかしてあの曲が聴けるのかなぁとか想像してしまって顔が緩んでしまいます（笑）。学校のイベントで、給食の時間に流れる校内放送を使って、カラオケ大会のようなものがあって。

そこで親友と一緒に「DANZEN! ふたりはプリキュア」（五條真由美さん）を歌ったことがあったんです。親友はキュアホワイトが好きだったので、私はブラックとして。

──当時キュアホワイトが好きだった親友には、『プリキュア』シリーズに参加されることは報告できました？

佐々木：同級生のグループLINEがあるんですけど、秋田に帰省したときにひさびさに連絡をとっていて。その後、（主題歌が発表になって）「聞いたよ！」って言ってくれました。

──きっと自分のことに嬉しかったでしょうね。ところで、今回のデパプリライブの出演者のお名前を見たときはどのようなご印象がありました？

佐々木：豪華すぎます！　2日間と聞いて「どんな感じなんだろう？」と思っていたんですけど、全ステージそれぞれ違うパーティになると思います。いちファンとして、どんな曲、お話を聞けるのかが楽しみです。

──ご面識のある方はいるんでしょうか？

佐々木：いないんです。時々現場ですれ違う方はいるんですけど、まだお話はできてなくて。

──コロナ禍でしたし、話すタイミングも難しそうです。

佐々木：そうなんです。だからほとんどの方がはじめましてなので楽しみです！　たくさん話したいなぁ。もしかしたら、Machicoさん、吉武さんと3人で歌わせていただくかもしれないので、一緒に振り付けもできるのかな……リハーサルでたくさんお話できたらうれしいです。

──現時点（6月）だと準備はこれからという段階ですか？

佐々木：そうですね。今は自宅で練習しつつ、イメトレしているところです。プリキュアが大好きな皆さんに直接お会いできる機会なので、みんなの笑顔が広がっていくようなイメージで練習しています。

──それぞれのライブタイトルも『デパプリ』らしくて素敵ですよね！

佐々木：「いただきます」「ごちそうさま」という言葉がデパプリならではだと思いました。たくさんご飯を食べて、元気をチャージしてから参戦して欲しいです。そしてライブを見て、お腹が空くくらい思いっきり楽しんでもらって、終わったあとに誰かと美味しいごはんを食べてほしいなって。そんな一日ってすごく幸せだろうなって想像しました。

──昨年はグッズがたくさん出ていたので、今年もいろいろなグッズが出るんだろうなと。

佐々木：私もすごく楽しみです。ああ、自分がふたり欲しい（笑）。

イメージソングは自分らしさを大切に

──ライブに先駆け、7/20（水）には、「デリシャスパーティ♡プリキュア」のキャラクター・イメージソング集『ボーカルアルバム～Welcome to Delicious Party～』が発売。本編にはMachicoさん、吉武さんと歌われた「Welcome to Delicious Party」の3人バージョンが、ボーナストラックにはそれぞれのソロバージョンも収録されています。最初に聴いたときの印象はいかがでしたか？

　
佐々木：聴いているだけでテンションが上がる曲だなと思いました。トントン、とか擬音語がたくさんあって。

──オープニング「Cheers！デリシャスパーティ♡プリキュア」にも通じるような言葉が散りばめられていますね。

佐々木：そうなんですよね。子どもたちも楽しく、親しみやすいと思います。素敵なメッセージも入っていて。ガヤもいっぱい入れたんです。例えば＜トントン＞の裏にセリフや＜いえ〜い＞という言葉を入れました。

＜いえ〜い＞に関しては、3、4パターンくらい収録しました。その時にスタッフさんが「最高だ〜！」って言ってくれて（笑）。みんなで楽しみながら録っていただきました。

──エンディング主題歌「ココロデリシャス」のインタビューの際に、レコーディング時に使用された歌詞の紙を見せてもらいましたが、「Welcome to Delicious Party」も持っています？

佐々木：あります、持ってきました！（笑）この曲にも……いろいろ書いてありますね（笑）。

──この曲の歌詞にもいろいろな書き込みがありますね。中には食べ物のイラストも。

佐々木：待ち時間に描いたんです（笑）。パーティしているような曲なので、美味しいご飯を想像して、キラキラ笑顔で、これから何を食べようかなとか想像しながら歌いました。3人で歌わせてはもらっているんですけど、最初からソロの感じでフルで録っているんです。

「Machicoさんと吉武さんのはまだ聴かせられないです」という感じで、「自由に歌ってください」と。自分らしさを忘れずに歌いました。

──「ココロデリシャス」には＜わたしらしさ自分のなか見つける＞という言葉がありますが、まさにそのとおりですね。

佐々木：そうなんです　自分らしいと言えば、特にDメロの歌詞がお気に入りです。＜さっき泣いてたたあの子も笑うくらいごはんってすごいパワーがある＞……この言葉にすごく共感します。

すごく落ち込んで、悲しくて、泣く時もあるけど……やっぱりお腹は空くし。でも、お腹いっぱいになったら「さっきまで悲しかったことってなんだったんだろう？」って。