3月31日に発売された、華Doll* 3rdシーズン Loulou*di 2ndアルバム「THINK OF ME: ARK」に出演する、豊永利行さん＆武内駿輔さん＆山下大輝さん＆堀江瞬さんのインタビュー到着！

考察要素満載の“知的興奮型”音楽ドラマCDコンテンツの『華Doll*』（読み：ハナドール）。

体内に特殊な花の種を埋め込まれ、「完璧なアイドル」を人工的に作り出すプロジェクト：通称【華人形プロジェクト】に人生を捧げる少年たち「Anthos*（アントス）」「Loulou*di（ルルディ）」を中心に、彼らの成長と人生を描いたストーリーが、ドラマパートと楽曲収録のCDシリーズで展開していくSFディストピア作品です。

そんな本作から、3月31日にLoulou*diの新アルバム「THINK OF ME:ARK」が発売されました。Anthos*の先輩ユニットであり、カリスマ：烏麻亜蝶を不動のセンターとする伝説のユニット「Loulou*di」のストーリーが、不穏で美しい世界観の中で展開されます。

日常から離れた場所で休暇を過ごす3人の中で、僅かに芽吹く違和感。それは希望か、それとも絶望なのか？　3rdシーズンに突入し、今までの伏線回収が始まり、ますます見逃せない展開となっています。

今回は、本作の収録を終えたLoulou*diキャストの豊永さん、武内さん、山下さん、そしてドラマパートのみ出演しているAnthos*八代刹那役・堀江さんのオフィシャルインタビューをお届けします！

『華Doll＊』は、ムービックによるCDシリーズ。こちらでは、『華Doll＊』のあらすじ、キャスト声優、オススメ記事をご紹介！

「華Doll* 3rd season THINK OF ME: ARK」インタビュー

▲烏麻亜蝶役：豊永利行さん

▲左から、櫻井鬨役：山下大輝さん、氷薙ルイ役：武内駿輔さん、Anthos* 八代刹那役：堀江瞬さん

※以下、敬称を省略させていただいております。

――今回のシナリオを読んだ第一印象、そして実際に収録を終えてみた感想をお願い致します。

豊永：更に展開が進んできた印象ですね。そして亜蝶さまが…や、優しいだと!?となりました（笑）。次が一体どうなるのかとても気になりますね。

武内：結末の亜蝶の印象がとても強く、3人の行方が余計にどうなるのか分からなくなるようなシナリオでした。山下さんと実際に掛け合いながら収録することができたのですが、山下さんの表現する「亜蝶という存在を常に追い続ける」視線感、心酔感を今回はより感じられて、とても貴重な時間になりました。

山下：何かが変わり出しているのかもしれないと感じました。この変化が良いことなのか、良くないことなのか…分からないこのむずむずは何なんだろうと思っていたら終わりました。

毎回ですが、先が気になる終わり方ですね。今回はルイの意外な表情をみれたような貴重なものを見れた気がしてお得でした。

堀江：初めてLoulou*di組に参加させてもらいましたが、こちらもこちらで異質で不穏。その中でクラシカルな台詞のやり取りが小気味良く、ユニットの違いを堪能することができました。今回はルイ役の武内君と収録だったのですが、2人ともボリューム小さめの役なので「ミキサーさんに申し訳ない」みたいな話を2人でしていました（笑）。
　

――ご自身の演じるキャラクターについて、好きなシーンやセリフなどはございますか？

豊永：聞いていただいた皆さんに判断していただきたいなと思いますが、ラストのLoumiel（ルミエル／Loulou*diのファン総称）に向けての言葉に対するLoumielのリアクションが、なんだか意外でもありリアルでもあり印象的でした。

武内：ルイが修理した、鬨のクマさんを見せてもらうシーンは個人的に好きです。また、なんでもない日常パートがこの作品はとても細かく描かれているので、キャラクターたちの生活に奥行きを感じられるのもとても好きです。

山下：ルイと鍵盤を打つ所ですかね。色々なパターンをスタッフさんと武内くんと一緒に考えてどれがより自然か試させて頂きました。ドレミファソラシドと歌のように音程をとる為に鍵盤アプリも活用しました（笑）。でも音とらずにセリフの流れで音程が無いものが採用されました。こういう現場での皆で話しあってより良いものを模索する時間がすごく好きなので、このシーンは印象的でした。

堀江：出てくるシーン全てですが、「やっぱりここでも誰にも受け入れられていない…！」と愕然としました（笑）。覚悟はしていました。していましたが、まさかここでも…。ちょっと流石に刹那くんが可哀想になりました（笑）。
　

――（Loulou*diのみなさまのみ）ドラマとともに収録される楽曲「Hopeless Ark」と「Dying Matter」についてもお聞きいたします。レコーディング時のエピソードや楽曲についての感想などをお教えください。

豊永：今回も相変わらずの難易度ですが、相変わらずとても荘厳で美しく儚く力強さもある楽曲に「らしさ」をとても感じました。

武内：どちらもまた難しい曲で…ただやはり曲数を重ねるだけであって、だいぶルイの気持ちの込め方などが、すごく身体に馴染んできている感じがしてとても楽しかったです。サッと録ってパッと帰ると言うことが、ようやく出来るようになってきたような気がします（笑）。

山下：今回も高難易度曲が2曲やって参りました。アプリゲームのレア度で表すと難易度SR～しかLoulou*diの曲は無いなと思いましたし、それがLoulou*diらしいなぁとも思いました（笑）。テンポが一生とれないんじゃ無いかと思ったところがあるので、皆さんも歌ってみてどこか探してみて下さい！（笑）
　

――このCDを聴くファンへのメッセージをお願いいたします。

豊永：今後Loulou*diの3人がどうなっていくのか？　非常に気になる一枚に仕上がっていると思います。亜蝶さまは、相変わらずなところもありますが、それが愛おしくもある部分なのかなと、演じる度に思います。どうかこれからも愛していただけると嬉しいです。

武内：変わりゆくLoulou*di、それをファンの人たちがどう受けとめていくのか、今後はそこがお話の肝になってくるような気がするので、是非とも彼らの動向を見守り続けていただけると幸いです。

山下：今回もLoulou*diらしい曲、物語になっております。ただ、停滞しているわけではなくて何かが確実に動き、変化していっています。これからもキャラクターと共に、作品と共に寄り添っていってくださると嬉しく思います。鬨の忘れたくない思い出…皆さんだけは覚えていてあげて下さい。

堀江：Loulou*diと刹那の化学変化を楽しんでください。融合というよりは限りなく分離に近いやり取りを。それにしても、今回でまたしても刹那の謎がひとつ深まってしまいました…。この子、怪しすぎる！