春アニメ『女神のカフェテラス』幕澤桜花役・青木瑠璃子さんインタビュー【連載第3回】｜「序盤の桜花は“反抗期の娘”のように見えるかも」

桜花にとって隼はいきなり裸を見た男

――お芝居に関する貴重なお話ありがとうございました。桜花は服飾系の専門学校に通っていますが、青木さんは服や身に着けるものにこだわりはありますか？

青木：私は身長が高いので、まず服が入るのか、長さが足りるのかは気にするようにしています。フリーサイズはあまり信頼していません（笑）。フリーだからって、誰でも入るわけじゃないんですよ！　まずはそこを大事にしています。

――確かに、いくら好みのものであっても、入らなければ意味ないですもんね……！

青木：そのうえで、見た目はかわいいものもカッコいいものも好きです。洋服を買うこと自体が好きなんですよね。どんな組み合わせで着ようかなって考えるは楽しいのですが、最終的には楽な服しか選ばないことが多いです。タンスの肥やしになる服が増えていく一方ですね……。「これ、着たいけれど今日じゃないな」と思って、毎日選ばれない服があります（笑）。

――一度も着たことがない服も？

青木：私は生放送番組などに出演することもあるので、多少動きづらくても衣装として現場に持って行って着ることができるんですよ。なので、一度も着たことがない服はないですね。どこかで披露はできています。私生活では着ていないという服はいくつかありますが……（笑）。

――生放送番組に出演するようになってから、服のチョイスもちょっと変わってきましたか？

青木：多少は影響しているかも。例えば、グリーンバックのスタジオでは緑の服が着られないんです。もともと好きなカラーではあるのですが、避けるようになっちゃいました。でも、お正月に酔っぱらって買っちゃいましたね（笑）。気が付いたらインターネット経由で買っていたんです。いつもなら理性が働いて止まるのですが、勢いでついつい。届いてから「あっ……」ってなりました（笑）。

――なるほど（笑）。服が好きという点は桜花さんとも共感できる？

青木：そうですね。ただ、作れるのがすごく羨ましいです。私もピッタリのサイズの似合う服を作ってもらいたいですね！

――ここまで色々とお話いただき、ありがとうございました。改めて、桜花の序盤の見どころを教えてください。

青木：彼女にとって隼への最初の印象は“大好きなおばあちゃんにひどいことをした奴”。そして、いきなり裸を見た男（笑）。だから人一倍、隼に突っかかるのですが、根柢の性格はすごく優しくって。そういう面も含めて、どういう気持ちで言葉を紡いでいるのか気にかけていただけたら嬉しいです。

――最後に、放送を楽しみにしているみなさまへメッセージをお願いします。

青木：かわいい女神たちが一緒に楽しく暮らしている姿を、気軽に見ていただければと思います。みんなでどうやってカフェを運営していくのかというところも見どころのひとつなので、物語がどう進んでいくのか、予想しながら楽しんでみてください！